空から降る一億の星

著者 :
  • 角川書店
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048733946

作品紹介・あらすじ

三田の女子大生殺害事件を発端とする一連の殺人事件で、刑事・堂島完三(明石家さんま)は、コック見習いの片瀬涼(木村拓哉)に目をつける。彼には、見たものを一瞬にして記憶する特殊な才能があったのだ。完三の妹・堂島優子(深津絵里)は、西原グループの令嬢で彼女の親友の美羽とつきあっていた涼に、しだいに惹かれていく。不思議なことに、涼と優子には、同じような火傷の跡があった。第二、第三の事件が発生し、失われていた涼の記憶のパズルが、ひとつひとつ合わさっていく。そして、そこに浮かび上がってきたのは、思いもよらない真実だった…。衝撃のラスト!完全ノベライズ。

感想・レビュー・書評

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  • 読みやすいミステリー。リョウの心の闇を生んだ経緯に胸が苦しくなる。完三の背負った闇、それを受け止めて必死で生きている姿、あったかくて、広くて、深い心は人として見習いたい。最後の本当の兄妹の死は衝撃的だった。残された人が幸せになれるといいなと思う。

  • 2015-94
    いまいちストーリー覚えてなかったけど、こんな救いのない話やったんや。

  • あ、これドラマのやつだったのね。
    それを知ってから、完ちゃんが最初から最後までさんまさんだったな。

    でも、適役だな、うん。

    話の展開は、しっかり読めちゃったな。

    こういうお話で、いかに読者をうまく騙すのが難しいかと。
    だから、すっかり騙された時には、読み終わった時に拍手したくなる。

  • さんちゃぁぁぁん。って感じ。木村くんに惚れます。

  • とあるマンションで、女子大生の墜落死体が見つかった。一見自殺と思われたのだが、その後の調査で室内に争った形跡が発見される。。崩れ落ちたはずの大量のビデオが、まったく同じ順番で直されていることに気付いた刑事の『堂島完三』は違和感を感じた。

    同夜、船上では大財閥の一人娘『西原美羽』の誕生パーティーが行われていた。そこには完三とその妹『優子』も招待されていた。美羽は壊れたブレスレットを直してくれた『片瀬涼』という青年に好意を抱く。ブレスレットは前と同じ順番で直されていた。


    テレビで放送されていたドラマの書き起こし本です。こういった脚本じみたものは読み物としての面白さに欠けるのであまり好きではないのですが、4日間で再放送をしていたのですが、最終日を見逃しまして、ラストがどうなったのか気になってたので読んでみました。
    改めて狭い世間だな~、と。出演者が出会わなければ話が進まないので当たり前ですが、私の妄想話のように関係者が出会っていく。普段はあまり意識しないのになぜか気になっちゃいました。
    話自体より、もう読んでる間中『さんまさん』と『キムタク』の顔がちらついて・・正直ストーリーはどうでもよくなっちゃいました。

  • 何年も前のドラマ。
    多分、見たのは1度きり。
    なのに、読みながら役柄が浮かんでくるってことは
    印象が強かったんだろうな。

    なんかこういう謎めた作品は
    なんだかんだ言って好きかも。
    ‘眠れる森’とか。

    また、こういう面白い作品と出逢いたい

  • 図書館で見付けて、このドラマ好きだったなぁと懐かしく思い借りてみた。
    やっぱり良かったなぁ。
    キムタクのドラマは好きじゃないけど、このドラマは他のキャストを含めて良かった。

  • <内容>三田の女子大生殺害事件を発端とする一連の殺人事件で、刑事・堂島完三(明石家さんま)は、コック見習いの片瀬涼(木村拓哉)に目をつける。
    彼には、見たものを一瞬にして記憶する特殊な才能があったのだ。
    完三の妹・堂島優子(深津絵里)は、西原グループの令嬢で彼女の親友の美羽とつきあっていた涼に、しだいに惹かれていく。
    不思議なことに、涼と優子には、同じような火傷の跡があった。
    第二、第三の事件が発生し、失われていた涼の記憶のパズルが、ひとつひとつ合わさっていく。
    そして、そこに浮かび上がってきたのは、思いもよらない真実だった…。衝撃のラスト!完全ノベライズ。

  • 初めて買った一冊。ラストが好き。北川悦吏子の小説で1番好き。

  •  サスペンス物なんだけど切ない恋模様も描かれています。読後スッキリするような感じは無いですが、何か残るものはあります。とても切なかった。

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著者プロフィール

シナリオライター。早大卒。作品に「愛していると言ってくれ」「ロングバケーション」「ビューティフルライフ」「最後の恋」「たったひとつの恋」「半分、青い。」など。

「2023年 『夕暮れに、手をつなぐ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

北川悦吏子の作品

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