クリムゾンの迷宮

著者 :
  • KADOKAWA
3.67
  • (45)
  • (101)
  • (106)
  • (11)
  • (1)
本棚登録 : 510
感想 : 78
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048734516

作品紹介・あらすじ

火星の迷宮へようこそ。ゲームは開始された。死を賭した戦慄のゼロサムゲーム。一方的に送られてくるメッセージ。生き抜くためにどのアイテムを選ぶのか。自らの選択が明日の運命を決める-!コレクターズ・アイテム版。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 前半から凄く面白くて、一気読みしてしまいました。でも、後半がそこまでじゃあ無かったですかね。

  • よくある!命懸けゲームもの!みんななんで来たかわからん状況からのスタートで、もっと色々感情移入できたりとか、ハラハラする展開があるのかと思ったら思ったより、、、なかった、、、
    面白かった。もう少し!細かく描写とか欲しかったかも!

  • 懐かしのゲームブックに子供の頃を思い出して興奮する。気味の悪いサバイバル空間で、とにかく嫌なものに追われる感覚、読んでいて面白いが気持ち悪い展開が満載。でもドキドキしながら読み進められてしまう。

  • 突如見知らぬ土地の中で目覚め、何者かによって仕組まれた命を懸けたサバイバルゲームに参加するストーリー。数々の伏線、登場人物の変わりゆく心理、また何より貴志さんの作品の中でいつも読み耽ってしまう逃走シーンなど、とても読み応えがあった。面白かっただけに、オチの部分の切り替えが気持ち早く、もうちょっと余韻に浸っていたいなという気持ちも残った。

  • 過去の既読本

  • 主人公の40歳の失業男が、ある組織に拉致され、ジャングルの中を9人の同じ境遇の男女とともに、生き残りを懸けたゼロサムゲームを展開する。
    ゲームには携帯ゲーム機からの支持を受けながら進むという現代風な設定である。

    ジャングルで動物が襲ってきたりするが、一番怖いのは同じゲームに参加する人間であるということに段々と気付いてゆく。

    最後に生き残った者がこのゲームの本当の目的を知ることとなる。

    初めてホラー作品を読みました。
    ちょっとグロい部分もありましたが、一気に読ませる作風でありました。
    でも、人物描写を丁寧に描き、感情移入していけるような作品が私は好きだなあと再確認しました。

  • 終盤までは面白いが、結末は・・・

  • ある日目が覚めたら…
    読んでから十数年たった今でも、恐怖を感じながら楽しい時間だったのを今でも覚えてます。
    書店では見かけませんね。

  • 途中まで面白かったのに、この終わり方は無いよなあ。

  • ゼロサムゲーム
    夜目遠目笠のうち
    3=sos
    東:サバイバル
    西:護身
    南:食料
    北:情報
    バングル・バングル
    過去の選択を踏まえ、この先、なるたけ間違えないようにするしかない。
    思考が最も糖分を消費する。
    ハイブラウ=知識人
    ゲームの主催者側を懲罰する所まで行かなかったのが残念。

全78件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1959年大阪生まれ。京都大学卒。96年『十三番目の人格-ISOLA-』でデビュー。翌年『黒い家』で日本ホラー小説大賞を受賞、ベストセラーとなる。05年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、08年『新世界より』で日本SF大賞、10年『悪の教典』で山田風太郎賞を受賞。

「2023年 『梅雨物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

貴志祐介の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×