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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
これもあっという間に読み終わってしまった
このシリーズ本当に私にとっては最高の作品で・・・
読み終えたとき、これでもう又市達の物語はおしまいなのかと思って
涙が出るほどだった
舞台は江戸時代末期。
晴らせぬ恨み、あちら立てればこちらの立たぬ困難な問題を、金で請け負い、妖怪になぞらえて解決する小悪党たちの活躍を描く。
(wiki参照)
お馴染み京極堂の「この世には不思議なことなど何もないのだよ、関口君」とは180° 趣を異にしたシリーズ。
人間の愚かさで起こる事件をすべて「妖怪のせい」に仕立て上げる。
そして口八丁と精密な「仕掛け」によって、人々の無念に落とし前をつける。
『巷説百物語』『続巷説百物語』の続編。このシリーズ大好きです。
百鬼夜行シリーズ新刊につられての再読。
五位鷺の話がシリーズ越えてつながってるので、そのあたりを再確認するため(←全くもってマニアの読み方だよな…)
もしかしたらそのうちに、百鬼夜行の本編の方にも又市さんたちの話が出てきたりするんだろうか? とか考えると。('-'。)(。'-')。ワクワクするね!(←全くもってマニア的発想だよな…)
用いられている題材も面白いし,綿密な取材が行われているだろし,
何よりも解題が二段構えでなされている点に作者の揺ぎ無い力量を感じた。
しかし,『覗き小平次』の時はさほど気にならなかったのだが,
頁の文字数の少なさ,頁間の文章の連続性のなさが逆に文章のリズムを殺している印象を持った。
シリーズ中一番怪奇を楽しめた。
中でも風の神は、怪奇に至るまでの下準備もいつの間にかばっちりになってたし、実際に舞台が動き出してから収束するまでの流れは、極上のドミノ倒しを観ているようだった。
御行奉為。と思わず呟きたくなるような終わり方だった。
それが与次郎の見た幻だろうと、確かに彼は又市の存在を物語を通してではなく感じたのだろう。「手負蛇」では剣之進がそれを間接的に感じ、誰よりも百介に近い彼は「風の神」間接的にそれを感じた。
だから、与次郎の中で又市は百介同等に生き続けるんだろうと思うと胸がほっこりした。
どの話も百介の郷愁が滲んでいて悲しかった。同様に、思い出や語りの中でしか又市が登場しないことも悲しかった。でもそうやって語られて、行いが引き継がれていくのは素敵だ。
百物語で仕掛けに組み込まれた百介が百物語で憑き物を落とし、与次郎が仕掛けをしたという繋がりがいい。
憑き物が落ちるような爽やかな終わり方で良かった。
読むのは、2回目(´`)
最後、ほっこりするよね。
巷説シリーズ3巻。
主人公百介は一白翁という老人になっていて、時代は明治に吹っ飛びます。
そして私の頭はるろうに剣心に吹っ飛びます。←
ここでは妖怪が通用しない時代になるのが
少し、悲しい。
四年前、本書が直木賞を受賞したのを知って正・続を読んだ。そして今年、後日譚(本書)に続き、前日譚が発刊、さらに新シリーズ西巷説が始まるのを聞き読むことにした。
正・続では同時代の出来事として語られていた仕掛け話が、過去の仕掛けと現在の仕掛け、過去の登場人物と現在の登場人物、それをつなぐ百介自身も過去、回想、現在と、すべて重層的になっている。さらに過去との邂逅(江戸と明治)はそのまま、現代(平成)との対比構造を持っているようにも思える。
しかし、京極堂のように大哲学(禅、説法)的でない。
老境の域に差し掛かればこそ、すべてにおいて真実を見極められる境地、
世代交代の物語、又一→剣の新、モモ輔→よじろう
「赤えいの魚」がほんとに怖かった。
これと、「風の神」が好きだけど「赤えいの魚」に比べるとこれも他の話も迫力に欠けるかも
【初出一覧】
「赤えいの魚」 『怪』vol.0011(平成13年9月刊)
「天火」 『怪』vol.0012(平成13年12月刊)
「手負蛇」 『怪』vol.0013(平成14年8月刊)
「山男」 『怪』vol.0014(平成15年3月刊)
「五位の光」 『怪』vol.0015(平成15年8月刊)
「風の神」 書き下ろし
読み終わりましたーーー
百介さんが80歳くらいになってます
名前も変わって一白翁とよばれておりまうす。そして九十九庵
めっちゃ百にかかってるなぁ
実は4,5年前に一度図書館で借りて読んだのですが
今までとは違い若者4人のあーだこーだがだるくて読み終わらず返却
今回やっと読了しましたよーーーー
最後のお話が面白かったけど
やっぱり又市さんが出てくれないと面白くないです
年末からぽつりぽつり、ゆるゆると愉しんできた一冊をようやく読み終えました。(これは2006年01月04日に書いたものです。) 京極夏彦さんの中でも最もデキのいいシリーズかもしれません。 残念ながら最終巻のようです。 あの山岡百介さんが一白翁という老爺となり若者たちに怪異を語る。 テイストとしてはアシモフの「黒後家蜘蛛の会」と岡本綺堂の「半七捕物帖」を足したような感じ。 頭の悪... 続きを読む »
百物語に始まって百物語に終わる
ホント素晴らしかったです
最後はつい泣いてしまった・・・
百介さん・・・幸せだったんだろうか・・・
これ読み終わると『巷説百物語』をまた最初から再読したくなってしまう
あの日々が彼にとっては一番輝かしい日々だったんだろうな
凄惨なことや辛いことがあったとしても、やっぱり忘れられなかったんだろうな
京極氏の本は、ただ怪談をおどろおどろしく書いているだけだと思ってました。
先入観を持ってはいけませんね。何事も。
「あやかし」「もののけ」よりも怖いのは人間の奥に潜む闇である――
と、こう簡単に書いてしまうと陳腐に聞こえますが、巧妙に構成された物語の中にすっと通った一本の糸のように、そんなテーマが織り交ぜられています。
作者のこだわりというか執拗なほどの丁寧さはとても好感が持てます。
他の「巷説百物語」シリーズも読みます、きっと。

又市シリーズ第3弾。
今回は百介が過去を振り返って語る形で、又市やおぎんの登場が少なく、ちと物足りない。。。気がしたが、百介の又市を懐かしく想う語り口が良く、第1弾からもう一度読み返したくなった...






