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村田エフェンディ滞土録 についての感想・レビュー・書評


村田エフェンディ滞土録
726人が登録 ★3.87

著者: 梨木香歩 
本 / 角川書店 / 220ページ / 2004年04月27日発売
ISBN/EAN: 9784048735131
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評価平均: 3.87
登録数: 726
レビュー数: 178
価格: ¥ 1,470

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みんなの感想・レビュー・書評

あをだまさんのレビュー 3 読み終わった

古い読書記録より。

「家守綺譚」のサイドストーリー的小説。
日本人考古学者がドイツやギリシャの学者たちと共同生活を営むトルコの家の描写には、
行ったことはないけれど、かの国の土ぼこりや乾いた日の匂いまでも感じます。
ラスト付近が本当にはかなくて、折角異国の人と結べた絆が戦争によってあっけなくひきちぎられていくさまは見ていることらの胸にも迫るものがありました。当時だと、おいそれと違う国に分かれ戦うもの同士が仲良くしたりできなかっただろうから、余計に・・・。

piyobooksさんのレビュー 4 読み終わった

ネタバレ 『家森綺譚』がよかったのでこちらも読んでみた。 こちらもあっという間に読んでしまった。 下宿に暮らす人たちがお互いを敬う姿や、 壁に浮き出る牡牛や山犬、狐に火竜といった 不思議な存在が『家守綺... 続きを読む »

jo0723さんのレビュー 4 読み終わった

ネタバレ 2012年17冊目。 220頁。 京橋図書館で借りる。 ≪本文引用≫ p.26  人は過去なくして存在することは出来ない。 p.30  いや、神も生ま... 続きを読む »

カスミンさんのレビュー 読み終わった

章の最後の一文がどれも素敵だった。余韻を掴もうとすると逃げてしまうけど、感じるものはたくさんあった。
神様の喧嘩と村田の文句にクスリと。
綿貫も出てきたし、素敵な作品です。高堂が少し謎だった。

mipa-raさんのレビュー 読み終わった

国境をこえた友情と、国家の築く壁。
考えさせられるお話でした。

ちくしょーさんのレビュー 5 読み終わった

トルコのアジアとヨーロッパの空気が混ざった雰囲気がとてもよくでていて、さながら自分が本当に旅行しているのではないかと思うくらいその場の空気を感じられた。
古代を想い、未来を紡ぐ、そんな考古学のエネルギーが軸にあり、個性的で神秘的な出来事が起こるのだが、まとまっており読みやすい作品だった。
ある時間を共に過ごした友の顛末は静かに胸を打ち、涙なくしては読めなかった。

ai-socoさんのレビュー 5

トルコを舞台に日常を繰り広げる青年のトルコ滞在記。彼の周囲の様々な国の人々、出会った街の風景や事象、それらを通して青年が思考する様はあたたかく、時に物悲しく、そしてどうしようもなく愛おしい。文化、歴史、人々のかぎりない連鎖と出会いが、ささやかだが確かなものとして、ここには描かれている。

フジノチヒロさんのレビュー 5 読み終わった

途中まで、実在した人の、本当の滞在記録だと思って読んでいました…。
それほど、街並みや人々の心理などが、とても描写豊かに書かれています。
最後はじんわりと涙が出ます。

m-4e694ca8493f0さんのレビュー 読み終わった

211 すでにセピア色を帯びてきた写真の私は、なんと晴れやかで嬉しそうなのだろう。このときの高揚した気持ち、得意満面の、意気高く真っ直ぐな気分を思い出すと、今も胸が熱くなる。

219 思いの集積が物に宿るとすれば、私達の友情もまた、何かに籠り、国境を知らない大地のどこかに、密やかに眠っているのだろうか。そしていつか、目覚めた後の世で、その思い出を語り始めるのであろうか。歴史に残ることもなく、誰も知る者のない、忘れ去られた悲喜こもごもを。

220 私の スタンブール
    私の 青春の日々
    これは私の 芯なる物語

ちゃとこさんのレビュー 読み終わった

正直、最初はあまり面白いとは感じませんでした。
けれど、後半、みんなのそれぞれの最後がとてもせつなく感じました。
この本は一度読んでから、もう一度最初を読み直すと面白さがわかる本だと思いました。

hasyさんのレビュー 4 読み終わった

ハードカバーのクリーム色と栞のターコイズブルーを見て、いいなあ、とそこで既に思いました。
これは、電子書籍にはないところですよね。
本自体への愛着を久しぶりに思い出した一冊。

文章を読んで、感じるのが言葉にはならないものだというのは不思議だなあと思う。個人的には『家守~』の後に読んで正解

道草さんのレビュー 5 読み終わった

『家守綺譚』が良かったので、そこにチラリと記述がと出てくる「村田」くんの物語かぁ~程度の軽い気持ちで読み始めましたが、久しぶりに本を読んで涙しました。
主人公の村田くんとその下宿先の仲間との交流が活き活きと描かれているだけに、後半にかけての彼を取り巻く状況が・・・。ズーンときました。
個人的には大学生にオススメしたい1冊です。
日本語の美しさを感じることもできます。

Noriさんのレビュー 4 読み終わった

家守奇譚で、綿貫の友人が土耳古(トルコ)に行ったのですが、その友人の話です。こちらも少しばかりの不思議が混じったお話でした。でも、古の神様たちがなんとも人間臭くて愛らしく、登場人物も、みんな本当に個性的で・・・。最後は感慨深い悲しみでした。涙が止まら無いとかでは無く静かに考えさせられる・・・読んで良かったです。

toaaさんのレビュー 3 読み終わった

友達がおもしろいと言っていたので読み始めてみた。
初めは何の話か分からなくて戸惑ったけど、トルコの賑わいや、当時の文化や時勢が織り込まれて、けっこう楽しく読めた。

リーさんのレビュー 3 読み終わった

百年前の日本人留学生村田君の土耳古(トルコ)滞在記。

世界大戦、友人達の死へと繋がっていくラストは悲しいけれど、異文化の中での穏やかな日常を描いた、ユーモアに包まれた作品。

barubabaさんのレビュー 3 読み終わった

古風な文体が読みづらくもあり、面白くもあり。
『f植物園の巣穴』のように摩訶不思議な世界に偏っていくのかと思いきや、むしろ逆の結末—現実に戻っていく感覚を辿る印象。

Zucchaさんのレビュー 5 読み終わった

帰国した主人公が,大学の権力闘争に巻き込まれて「死ね程疲れ」ていくのが,切ない。あの遺跡の地に戻りたい,と思い詰めたトルコでは,戦争が勃発。輝くような日々は取り戻すことができません。
途中,あまりに淡々としていて,退屈しそうになりましたが,平凡に見える日がいかに得難いものか,最後に泣きました。

ぽにょと小林聡美の中間さんのレビュー 4 読み終わった

ネタバレ 第1次世界大戦から第2次世界大戦までの戦間期に土耳古にわたった日本人学者と、彼の下宿先の人々との話。何気ない日常から、歴史でよく知られた出来事へつながる。戦争・革命で次々と友人が死んでいって残ったのは... 続きを読む »

s1gさんのレビュー いま読んでる

父親とラテン語の話をしていたときに鸚鵡を思い出し、再読。

nizacoさんのレビュー 読み終わった

トルコ人はコーヒーでなくてチャイばかり飲んでいたぞ

angeさんのレビュー 3 読み終わった

設定の年代が古いために最初は読みにくいなあという印象。途中で辞めようかと悩んだほど。それに慣れてくると楽に読めるようになった。
基本的に単調なのだけど、ラストの数十頁でドラマティックになり、読後感はとても良かった。

くろみみさんのレビュー 4 読み終わった

「エフェンディ」って名前かと思っていたら、学問を修めた人への敬称で「先生」のようなものらしい。

この本、しみじみと、とてもよいと思った。
オウムがとてもいい。絶妙なタイミングで、「失敗だ」「It's enough!(もういいだろう)」などと叫んでユーモアを添える。
なんだかんだ言いつつ、みんなに愛されたオウム。
ラストの村田とオウムとのやりとりは感動。

この本からもらった大事な言葉
「私は人間だ。およそ人間の関わることで私に無縁な事は一つもない・・」

houroukamomeさんのレビュー 読み終わった

ネタバレ オウムの使われ方が素敵。登場人物のなかではちょっと硬派で思慮深くて、でも繊細なディミトリスが魅力的。彼の発した言葉「私は人間だ。およそ人間に関わることで、私に無縁なことは一つもない」は格好いい。肝心の... 続きを読む »

gobu25910さんのレビュー 5 読み終わった

面白いおもしろい!声出して笑いたい。


全178レビュー中 1 - 25件を表示
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