硝子のハンマー

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著者 : 貴志祐介
  • 角川書店 (2004年4月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (493ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048735292

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硝子のハンマーの感想・レビュー・書評

  • ドラマから。
    淡々としたドラマも面白かったけどきちんと説明してくれる小説も良い。
    榎本がちょっと人間ぽさが増してる気がする。

  • 狐火より先にこっち読んじゃって失敗したと思ったけど
    ドラマ版が逆転してたのね。
    榎本はもうリーダーでしか思い浮かばないよ。
    でも青砥さんはもっとやり手なイメージ?

  • 弁護士青砥純子と 防犯のプロで本職はたぶん泥棒の榎本径のコンビシリーズ第一作。長編。

    長い。トリック先にありきで、詰め込みすぎ感があり。
    人物像が荒くて、動機が弱いのでちょっとシンドかった。
    ただ、榎本のキャラクターがシッカリしていて、シリーズ化されたのは納得です。

    シリーズは 2012春 フジでドラマ化 大野智/戸田えりか 

  • 前半と後半で大きく構成が変わることが特徴の本格ミステリです。
    密室の謎を、探偵役が消去法で絞り込んでいく前半と、犯人の目線からトリックについて描かれた後半に分かれます。
    構成については賛否両論ですが、単純に「どうやったのか」を楽しむには高いクオリティだと思います。

  • 後半、てっきり榎本さんの身の上話かと思いきや。
    でもこれはちょっと同情しちゃう感も。もちろん殺人はいかんけど。

  •  作品解説(帯より):日曜の昼下がり、株式上場を目前に、出社を余儀なくされた介護会社の役員たち。エレベーターには暗証番号、廊下には監視カメラ、有人のフロア。厳重なセキュリティ網を破り、自室で社長は撲殺された。凶器は。殺害方法は。すべてが不明のまま、逮捕されたのは、続き扉の向こうで仮眠をとっていた専務・久永だった。青砥純子は、弁護を担当することになった久永の無実を信じ、密室の謎を解くべく、防犯コンサルタント榎本径の許を訪れるが――。

     作品は二部構成になっており、前半は榎本が様々な推理を展開してゆく。完全な密室殺人の前に、完璧と思った推理は次から次へとことごとく崩されてゆく。組み立てては壊され、また組み立てては壊されの連続。ここまでされると逆に色々考えさせられて、トリックが見えなくなってしまいます。
     そして後半は、犯人側からの視点で描かれている回答編。この犯人の視点から描くというのは「青の炎」と同じ倒叙形式。犯人側から同じ筋道を辿ることによって、それまで見えていなかった事実が次々に明らかにされてきます。
     まだ読んでいない人は是非読むべし。

  • ある意味衆人監視というか、何て堂々としたミステリなんでしょう。1つの密室殺人を500ページかけてじっくり料理します。ぐつぐつ。

  • 十二階建てのビルの最上階で人が倒れているのを、窓の清掃員がゴンドラから見つけた。倒れていたのは、介護サービス会社の社長で、撲殺されていた。このフロア自体が強固なセキュリティで守られており、唯一出入りの出来た専務が犯人として拘束される。彼の依頼を受けた女弁護士は、他の侵入者の可能性を探るべく、防犯コンサルタントのもとを訪れた。


    ドラマ化された有名な原作です。読んでいて、どうしても役者の顔が浮かんでしまい、今一つ入り込めなかったです。やはり私は、読んでから観る派です。
    殺人のトリックに関しては、専門的すぎて良く分からず終い。その仕掛けは、警察の検証で見つからなかったのだろうか?とかも疑問です。
    緻密な計画・準備に、大胆な手口です。
    後半の犯人のターンは、辛かったですね。悪い方悪い方へと転がっていってしまうようで。
    で、探偵役の鍵師はといえば、実は泥棒。盗みはやるが、他人は傷つけないという鼠小僧のよう。それが彼なりのポリシーというか、一線なんだろうけど、だから良いってもんじゃないだろ。むしろ悪と分かっていながら自分の為に殺人を犯す犯人の方に、ほだされてしまう。

  • 二転三転するストーリー面白かったです。
    この弁護士と防犯コンサルタントのコンビはシリーズ化できそうですね。

  • 日曜の昼下がり、株式上場を目前に、出社を余儀なくされた介護会社の役員たち。エレベーターには暗証番号、廊下には監視カメラ、有人のフロア。厳重なセキュリティ網を破り、自室で社長は撲殺された。凶器は。殺害方法は。すべてが不明のまま、逮捕されたのは、続き扉の向こうで仮眠をとっていた専務・久永だった。青砥純子は、弁護を担当することになった久永の無実を信じ、密室の謎を解くべく、防犯コンサルタント榎本径の許を訪れるが―。

  • 一つの事件で一冊かけて書いてますが、「鍵のかかった 部屋」の様に短編集の方がよかったと思います。

  • こういうトリックは好きじゃない

  • 犯人が出てくるまでは、ストーリーがゆっくりしか進まず
    仮説が出ては消え・・・で「あんまりおもしろくないなー」
    とダラダラ読んでいたが、ラストは一気読み。。
    さすがです。でもなあ・・・犯人が運命に翻弄されて、犯罪をしてしまうのは正直どうにかならんかったかい・・・と。。

  • 弁護士と防犯コンサルタント(実は泥棒)という変わったコンビが密室性の謎を解いていく。

    ドラマ版と違い、榎木が笑ったり茶目っ気が多かったり青砥先生のことをかなり気に入っている。青砥先生も美人で頭の良い気の強い女性だった。

    謎を紆余曲折しながら解明していく過程が少し長い。しかし犯人側からの視点はより犯人像に深みが増して事を犯した理由に納得がいった。計画も実行も事細かに書かれていて同様のことが行えるほどと感じた。

    ただ犯人も頭の良い人物であり、秀才VS秀才の対決は少しリアリティに欠けたように思う。

  • このシリーズ好きです!TVでは弁護士さんのほうが榎本さんを気にしてる風だったけど、本では逆?

  • 探偵が神明、ワトソンが青鹿晶子みたいだなと思って読んでいて、あと犬神明が出たら完璧と思ってたら…。後半が面白く徹夜で読んだ。

  • 久しぶりの貴志祐介さん。どこかで見た事あるストーリーだと思っていたら嵐の大野君のやってたドラマの原作ですね。とはいえドラマはチラ見しただけだったので大いに楽しめました。2転3転するトリック、最後に回収される伏線。最初は正直とっつきにくい感じを受けましたが、中盤以降殆ど一気読みでした。所で秘書の方が隠し持っていたカツラ(?)、あれ何だったんでしょうね?

  • 新世界よりのSF的な虚構や、悪の経典のような学校全体を巻き込んだ狂気みたいな大がかりなものを先に読んだせいか、ミステリとしてはよくできていて、おもしろいんだけど、貴志さんの筆力の期待レベルが高すぎるがゆえ、少し物足りなさを感じた。

  • 日本推理作家協会賞(2005/58回)

  • 密室で社長が殺された。犯人は?殺害方法は?
    主人公の弁護士は怪しげ、だけれど優秀な鍵屋に助けを求める。

    という話。
    ドラマで見たことがあったから、新鮮味がなかった。
    面白いのだろうけれど、夢中にはなれなかった。

  • 今月の3冊目。今年の128冊目。

    密室殺人もの。これは面白かったね。前半と後半部分に分けられます。後半部分は犯人の昔話になっています。貴志さんは『悪の教典』のイメージが強かったですが、これを読んで、すげーなーと思いました、経済の話がかなり出てくるのも、経歴を見て納得。これは結構おすすめの本。

  • ドラマ見てた。わりと好きだった。
    来年スペシャルドラマで復活すると聞いて。
    あと最近疲れ気味なのもあって、ミステリーはなんにも考えずに読めるから読んでみた。

    先にドラマ見たせいか雰囲気はドラマのほうがネクラ感が緩和されてて好きだなー。

    原作さき読んでたら大野くんと戸田恵梨香だとイメージちがったかもね。少なくとも硝子のハンマーは佐藤浩市的なキャラクターもいないし。

    後半の犯人サイドの描かれ方が暗すぎて
    なんにも考えずに読めるからとおもってミステリーに手を伸ばしたアテが外れた感。

    愚痴たれてますが、
    前情報皆無で読んだらもっと楽しめた気がする。

  • セキュリティ関係の情報を駆使して「不可能性」の状況を提示し、可能性を一つ一つ検証していく描写はなかなか読み応えがありました。
    しかし、肝心のトリックは専門知識を必要とするものであり、 真相が明らかになっても「ふ~ん」という感情しか出てきませんでした。動機もちょっと弱いかなと思いました。

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