ゆめつげ

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著者 : 畠中恵
  • 角川書店 (2004年10月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048735599

ゆめつげの感想・レビュー・書評

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  • ただ、夢占いが出来る神官の話だと思ったのだが、殺人事件や隠し子騒動、あげくには政治がらみの紛争へと巻き込まれていく。なんとも以外な話でした。しかし、歴史小説に慣れてないので、名前がいきなり変わる(弓月のことを禰宜と書いたり、彰彦は権宮司とか)のにあたふた。前述した川上さんのように読み慣れないとだめだな。。

    それでも十分楽しく読めた。歴史推理小説のようでとてもよかった。

  • シリーズものでは無い新しい作品。夢告げができる若い宮司が主人公。落としどころが良かった。
    時代の過渡期、それぞれ自分たちはどうしたいのか、信念に基づき行動する人びとが暴走する中「夢告げ」が告げる現実、未来を見せられどうするのか。

  • 神官兄弟の話。夢を告げる事の出来る兄と、それを支えるしっかりした弟。いつも大した夢告げは出来ていなかったのに、その才能を見いられて、本当の跡取りを探すことになる。人間の欲望みたいなものがはたらき、うまく結論を導き出せるのか・・・・、と思いながら読みました。

  • 長編にしては、短い、数日の間の出来事を、濃密に描いたお話。

    幕末の江戸に暮らす、小さな神社ののんきな跡取り息子、弓月は、あまり当たらないが夢告げといって、夢で占いをすることができる。ある日、突然大きな神社の神官が訪ねてきて、夢告げを依頼したことから、得体の知れない出来事に巻き込まれて行く。

    のんきな主人公が、逼迫した事態に真剣にならざるを得ない、という構図は、「しゃばけ」シリーズを思い出させる。
    真面目な弟との対比もよくあるが、ほほえましい。

    幕末の不穏な空気、狂気と、主人公の体を蝕む夢告げの力、両方の不安と緊張にドキドキしながら、あっという間に読み切ってしまった。

  • 江戸の末期、神官兄弟が巻き込まれた事件。
    妖怪は出てこない終始ハラハラする時代劇です。

  • 貧乏神社の弓月と信行兄弟が、弓月の夢告の力を買われ白加巳神社の権宮司、彰彦に招かれ、震災で行方不明となった青戸屋の息子、新太郎が候補3人のうち誰なのか視ることになる。
    しかし神社を出ようとする者が次々殺される事態となり‥‥
    おっとりした兄の弓月と、気苦労の多い弟の信行というのがほのぼのとして良い。

    神仏分離令などが発される前の混沌とした時代の波は読んでいて切なくなる。宗教を政府で管理するなどあってはならない。
    それでも。人は生きていく。きっと希望を見出して。

  • もっとほんわかとしたストーリーかと思ってました(¯―¯٥)
    世の中が大きく変わるとき人々は何を思ってどう動くのか。
    世の中の流れを読み取って動くものあり、流れに逆らって自らの手で変えようとするものもあり、流に任せるものもあり。
    弓月のゆめつげどうり未来は確定されたものではなく、動きかた次第なのだろう。

  • なぜか最後の方を読んでて怖かった覚えがあります…

  • 2014.12.6

    文庫版のかわい〜表紙に騙されました

    夢告の出来る "かわい〜幼い神使いの妖?兄弟"が繰り広げるほのぼの楽しい話だと思ってたら、主人公の能天気さで緩和されてるけど、めっさサスペンスだったよ!

    夢告 苦しいよ〜

    お兄ちゃん 頑張ります!!

  • 安政の大地震で行方不明になった青戸屋の息子・新太郎を探すためにゆめつげを行う弓月と弟の信行。候補者の3人の子供たちとそれぞれの養い親。寺を抜け出そうとする人間を襲う浪人たち。夢の中に現れない新太郎の謎。青戸屋の息子に隠された秘密。

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