- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048735599
感想・レビュー・書評
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一瞬、若旦那を思い起こさせる。
中々の一冊これも、好きだなあ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
若だんなシリーズより血なまぐさい作品。
でも、人の思い込みの恐ろしさやエゴって怖いなと思わされたが、深い愛情も感じられ、若干ウルっとしてしまった。
兄弟っていいな。と思った。
面白い作品。 -
若だんなシリーズより好きかもしれません。
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この作家さんが平安もの書くなんて!とうきうきしながら読んだ一冊。
読んでから時間が経っているので人物の名前など細かい事は思い出せませんが、読了後胸が苦しくなったのを覚えています。
とてもさらりとしているし、悲壮感もあまり感じさせない文章なのになぜか絶望じみた感情を抱いたせいかもしれません。
あの後彼がいつまで、どうやって生きたのかが気になってしまいます。 -
江戸は上野の端にある小さな神社の神官兄弟、弓月と信行。のんびり屋の兄としっかり者の弟という、世間ではよくある組み合わせの兄弟だが、兄・弓月には「夢告」の能力があった。ただ、弓月の「夢告」は、いなくなった猫を探してほしいと頼まれれば、とっくに死んで骨になった猫を見つけるという具合で、まったく役に立たないしろもの。
そんなある日、地震で迷子になった大店の一人息子の行方を占ってほしいとの依頼が舞い込んだ。屋根の修繕費にでもなればと、目先の礼金に目がくらみ、弟をお供にしぶしぶ出かけてしまったのが運のつき、事態は思いもよらぬ方向に転がりに転がって…。
ちゃんと迷子の行方は知れるのか!?そして、果たして無事に帰れるのか!?大江戸・不思議・騒動記。 -
出版社/著者からの内容紹介
『しゃばけ』シリーズで大ブレイク中の著者が贈る、軽妙な和風ミステリ!
江戸は上野の端にある神社で神官を務める粗忽な兄としっかり者の弟。兄には夢告の能力があった。その噂を聞きつけて舞い込んで来たのが、大店の行方不明の一人息子の行方を占ってほしいという依頼だったのだが……。
内容(「BOOK」データベースより)
江戸は上野の端にある小さな神社の神官兄弟、弓月と信行。のんびり屋の兄としっかり者の弟という、世間ではよくある組み合わせの兄弟だが、兄・弓月には「夢告」の能力があった。ただ、弓月の「夢告」は、いなくなった猫を探してほしいと頼まれれば、とっくに死んで骨になった猫を見つけるという具合で、まったく役に立たないしろもの。そんなある日、地震で迷子になった大店の一人息子の行方を占ってほしいとの依頼が舞い込んだ。屋根の修繕費にでもなればと、目先の礼金に目がくらみ、弟をお供にしぶしぶ出かけてしまったのが運のつき、事態は思いもよらぬ方向に転がりに転がって…。ちゃんと迷子の行方は知れるのか!?そして、果たして無事に帰れるのか!?大江戸・不思議・騒動記。 -
読みたいなーと思ってる本。
2009年:済。 -
初めて若旦那シリーズ以外のものを読みました。畠中さんは病弱な人が好きなんでしょうか?今回は死にはしないが、血吐き過ぎです。一日のうちにそう何回も吐血して生きていていんですか!?と、まぁ血吐きすぎにはびっくりしましたが、おもしろかった!!止められずに一気読みしてしまいました。
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個性あるキャラクターに、なんともいえない不思議な雰囲気とテンポ。この兄弟が大好きです。ミステリーなファンタジー。