山流し、さればこそ

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著者 : 諸田玲子
  • 角川書店 (2004年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048735780

山流し、さればこその感想・レビュー・書評

  • 理由もなしに江戸小普請世話役から無役の勝手小普請組に左遷になり甲府に山流しになった数馬と妻の多紀と小太郎 ぼろ長屋に住んでいるのは怪しい変人ばかりだが  数馬と多紀がだんだんと土地になじんでいく物語 住めば都だね 
    僕は奥さんの多紀が好きだが 三度目のお産で亡くなるのが切ない 今はお産で亡くなる人は聞いたことがないが 昔の女性は大変だったんだね
    後妻には彼を慕っていた大家の娘蕗が入る 
    とかく全体にはなんか暗い物語だ

  • 地元甲府が舞台となっている話。50歳前後より上の人には懐かしい地名が随所に出てくる。
    さらに自分にとっては今は無き実家のあった場所が重要なポイントとなって出てくるのが訳もなく面はゆい。
    また伏線となる甲府城御金蔵破りの話は、子供の頃読んだ地元新聞社発行の御金蔵破りについての書籍を思い出させてくれた。
    ストーリーは展開を読めてしまうが、決して平板な訳ではない。
    個人的には主人公一家の行く末に多少違和感を感じたが、甲府に住む時代小説好きは読むべき一冊だと思う。

  • 江戸小普請から甲府勝手小普請の左遷(山流し)を、さればこそと発奮するか、自堕落になるか。おして知るべし

  • ひとりの人間として、真摯に生きろ。

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山流し、さればこその作品紹介

寛永年間のこと、小普請世話役として出世の道を歩み始めていたはずの矢木沢数馬は、突然、甲府への転出を命じられた。無為に過ごさねばならない甲府勤めは、通称「山流し」と呼ばれ、幕臣に忌避されている。同僚の讒言による左遷だった。家族と共に甲府に下った数馬は、商いで繁栄する城下とは裏腹に、荒んだ武士たちの姿を目にする。事なかれ主義の上役や、乱暴狼籍を働く勤番衆たち。早速「新参いじめ」に遭った数馬を救ったのは、謎の女、都万だった。一方で、商家を狙った不思議な盗賊騒ぎが頻発しており、数馬も事件に巻き込まれてゆく…。出世の道を閉ざされた数馬が選んだ、本当の人生とは。

山流し、さればこそはこんな本です

山流し、さればこその文庫

山流し、さればこそのKindle版

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