サウス・バウンド

著者 :
  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (535ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048736114

感想・レビュー・書評

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  • 子どもの頃の大人に対する気持ちを思い出した。大人としては、あれこれ意味があるはずの言動だってわかるから尚更。

    極端な人たちばかり出てくるけど、先が知りたくてどんどん読めた。

    終盤の校長先生の言葉が全てかな。

  • 本質すぎると破天荒、みたいな。
    「ガール」然りこの人の人物描写は凄い。
    おとんそん、おもそろかったです。

  • 同じく、秋の連休に借りた本。
    こちらは面白かった!
    映画になった、と聞いたが、おそらく原作ファンは不満だったのでは?
    だってこの物語を2時間弱にはまとめられないでしょうよ。
    南の島へ移住してからだけの話、ではこの物語のほんとうの流れを無視してるわけだし。
    いったいどういう映画だったのか、ちょっと興味が沸いた。

  • 親としてはかなりぶっ飛んでいると思うけれど
    子供を含め本人たちが幸せなのが1番だなと思う。

    東京ではどうしようもない父を、二郎や桃子が見直していく様子がよかった。

  • 読んだけど、設定以上の記憶なし

  • 小学生である主人公が、家族、両親の過去を通してともに成長していく物語。

  • 面白い!

  • どっしりした父やのう。
    こうやって踏ん張って自分の言いたいことを主張できて、そうして実現できればどれだけいいか。

  • 2016.10.31

  • ハチャメチャな父親と家族の話。
    ハチャメチャな父親だが、息子・二郎は父親の言動を理解していき、誇りに思うように変わっていくのが面白い。
    終始、二郎の視点で描かれているが、
    二郎の心境や考え方のクールな感じが、非常に共感できる。
    ★3.5

著者プロフィール

おくだ・ひでお
1959年岐阜県生まれ。プランナー、コピーライターなどを経て1997年『ウランバーナの森』でデビュー。2002年『邪魔』で大藪春彦賞受賞。2004年『空中ブランコ』で直木賞、2007年『家日和』で柴田錬三郎賞、2009年『オリンピックの身代金』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『最悪』、『イン・ザ・プール』、『マドンナ』、『ガール』、『サウスバウンド』、『無理』、『噂の女』、『我が家のヒミツ』、『ナオミとカナコ』、『向田理髪店』など。映像化作品も多数あり、コミカルな短篇から社会派長編までさまざまな作風で人気を博している。近著に『罪の轍』。

「2021年 『邪魔(下) 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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