あいくるしい

  • 角川書店
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (387ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048736305

作品紹介・あらすじ

「家族」とは?人と人との「絆」とは?どこにでもいる普通の家族を通して描く、すべての世代に贈る愛のものがたり。にぎやかな、ごく普通の家族・真柴家に起こった母の入院。母の「命」と向かい合いつつ、父・徹生の深い愛情、長女・みちるの初恋、長男の豪の男としての成長、生まれてから一度も泣いた事のない次男・幌がめぐり合う、様々な環境のもとたくましく生きる友達を通し、家族がそれぞれ、そして一緒に成長していく様子を描いた感動の物語。感動ドラマ完全ノベライズ。

感想・レビュー・書評

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  • 一つの村で起こる小さな事件でも、当人にとっては大きな事件。幌の優しさ、純粋さが素晴らしいなぁって。
    人を愛することの大切さが入っていたな。

  • 自分が子どものころにドラマでやっていて、
    それが好きで小説も読んだんですが、
    本当に感動できるお話。

  • 伊豆市などを舞台とした作品です。

  • 「あいくるしい」
    ほんとうに、あいくるしい。
    愛に溢れたお話だった。
    ドラマのノベライズって知らなかったけど
    そんなことどうでもいい、ただただ、愛。
    家族の愛が一番深くて強い。優しい。
    以下引用。人生に刻みたい言葉だらけ。


    優しい人になって。
    傷つけられても、それでも優しい人に。

    好きって言葉を言ってあげなさい。
    好きって言葉は、魔法の言葉なの。
    言われた人をしあわせにする魔法。
    悲しい人は好きって言われたことのない人だから。

    誰も愛さない。
    幌、それは、人間じゃなくなるということだ。
    おそろしい怪物になるということだ。
    だから人はね、人間でありたいと思う以上、
    愛することをやめてはいけないんだ。
    たとえ愛されなくてもね。

  • 真柴家は豪、みちる、幌、唄、お父さん、お母さん、おじいちゃんの7人暮らしでした。お母さんはガンで3年前から入院をしているため、長男の豪は母親の入院費を稼ぐためにガソリンスタンドでアルバイトをしていました。母親は、自分の死期を悟り、最期を家族と一緒に過ごすことを決めるのです。豪は、日本一優秀な医者を探し求めるが、探した結果今母親の担当である医師が、日本で一番の医師であることがわかるのです。この本は、家族を中心に描かれていて、すごくの切なく悲しいストーリーだけど、家族の温かさ、大切さ見ることができました。

  • ドラマも見ていたのでわかりやすかった。
    家族の大切さがわかった。

  •  ドラマは見てないんだけどすごく絵が浮かぶ物語!純粋な好きと言う気持ちがいっぱい詰まった物語!
     うるうるきて泣かされそうになる所もあるし、感動させられるし、も〜っうめさめさオススメです!!!

  • ドラマ見れんかったから。
    ドラマ見ればよかったって思う。
    多分もいっかい読む。
    で。泣く。

  • 友達への「好き」、親への「好き」、兄弟姉妹への「好き」、恋人への「好き」、夫への「好き」、妻への「好き」、家族への「好き」。

    素直で、まっすぐに心に響く「好き」がつまっている。プラスだとかマイナスだとか計算することもなく、感情のままに溢れてくる「好き」だからこそあいくるしい。

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著者プロフィール

1963年、新潟県生まれ。88年脚本家デビュー。数々の話題作を手がける。

「2015年 『お兄ちゃん、ガチャ(2)<完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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