ニート

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著者 : 絲山秋子
  • 角川書店 (2005年10月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (169ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048736435

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ニートの感想・レビュー・書評

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  • 58点。現代人の孤独と寂寥、人間関係の揺らぎを完璧な文体で描いた傑作短篇集。とはいうもののいつもの文体です。いろんなニートとかダメんずが出てきます。ちょっと狙ってる感がイヤ。

  • 衝撃。
    最後の話は、私はダメでした。
    ぎゃー。

    怖いもの見たさで、最後まで読んじゃったけど(汗)

  • 表題を含む短編5つ。ラストに収められた「愛なんていらねー」と他の作品との飛躍がすごいなと思った。自分は「愛なんていらねー」の狂気と金属を触ってるようなヒヤッとした読み心地が一番好き。現代的な、映像を喚起させる作品だと思う。乞う映像化。

  •  作品解説(帯より):キミは来る日も部屋に閉じこもって、借金の取り立てと光熱費の取り立てに脅えながら暮らしていた。食事は一週間に三食。一食は具の入っていないインスタントラーメンで、あとの二食は調味料だけで作るチャーハンだった。……キミが死んでしまうと思ったのは少し大袈裟かもしれないが、なんでこんなになるまで私に黙っていたのか、と勝手な思い込みをしていたら泣けてきた。それでここ数日というもの、恋するようにキミのことを思った。キミの今の生活、今よりもう少しマシな生活のことを思った。

     表題「ニート」とその続編「2+1」を含む五篇の作品集。
     (5作品の最後「愛なんかいらねー」で一気に評価を下げました。詳細を記す気にもなれませんので無かったものとします。)
     さすが数多くの文学賞を受賞しているだけあり、飾らない内容の中に詩的な美しさを兼ね備えています。読む前には想像もつかない切り口で、ニートを非難もせず、擁護もせず、中庸の存在として扱っている点がおもしろい。
     作者がどのように取材等をしたのかは不明ですが、かなりニートの生活状況、心情を理解されているように見受けられます。

  • ニートと2+1のみ続いててあとは短編集
    最後のだけは読めなかった
    ホントに無理。オエー

  • 何が好きとか嫌いとかなく、すいすいと気持ちよく読んだ。短編5編。もっと読みたい。この人の文体が好きなのかな。

  • H28/2/29

  • 2015年12月12日、読了。はじめて絲山さんを読む。短編集。「2+1」が好き。これは表題の「ニート」続編。なんとかしようと思いながらも日々無気力さを選ぶ男の世話をする女。平易な言葉が並ぶ二人称であるにも関わらず読後もずっと引っかかる「ニート」のあとに「2+1」を読めて、主人公の切実な想いに電車内でうっかり涙が滲んだが、ラストの「愛なんかいらねー」が愛いらなさすぎる内容で村上龍を彷彿とさせて、「2+1」で出た涙の意味を忘れてしまった。それこそテーマなんだろうけど。
    まぁでも「2+1」はキミと私以外に、冷戦中の同居人がいるのが良い。キミへの気持ちを語る間に同居人の存在が浮上して、恋愛とは以て非なる感情が客観的に伝わってるのかなぁと。冷戦しながら同居を続ける性格だからこそニートをひきとる気になったんだろうとも思うし。

    初読みでしたが私の好きな作家の一人となりました。すっきり読みやすい文章なのに一語一句が深い。

  • 2015/07/24 読了 ラストの話のインパクトが強くて最初の話を忘れてしまう!(笑)
    鼻くそ男にしがみついてプチ貢ぎしていた自分の黒歴史を思い出した。はぁ。

  • 「ニート」が良い。心を指でこづかれるような表現が多々。文章のテンポが好き。

    しかし読了直後は「愛なんかいらねー」の衝撃でぼーっとする。下腹部がむずむずする。
    テレビで中東に行ってきたという人が「日本は綺麗すぎる、見て見ぬフリをする」って言っていたのを何故か思いだしました。

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