145gの孤独

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著者 : 伊岡瞬
  • 角川書店 (2006年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048736923

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145gの孤独の感想・レビュー・書評

  • 死球でバッターに重症を負わせたピッチャーが、野球を辞めてそのバッターと妹と3人で便利屋をやる話。
    途中でいろんな伏線が明らかになっていったけど、どれも意外で驚いた。
    面白かった。

  •  連作で、ぼやけた人間関係が少しずつ明かされていきます。相変わらず主人公はふざけ過ぎですが、彼が抱えている残酷な問題とのバランスなのか?いい人が多すぎるのも現実感がないような。
     一話一話がさくっと読めるので通勤や隙間時間にお勧めです。読後感はものすごくいいです。

  • 2014/04/21
    移動中

  • 一つの話が長く引き伸ばしている気がした。読んでる途中で気持ちがだれたような。。。もう少し短い方が、テンポが良くて飽きずに読めると思う。

  • 連ドラだね。
    1話完結で、とっつきやすいなぁ…と思って観てたら、
    実はゆるやかに繋がってたり、伏線だったんだぁ!なんて驚きがあったり。
    で、最後は拡大バージョン。

    うん。結構イケる。
    面白くって、苦しい。


    その苦しみの質が、とってもイイ。

  • 最近は伊岡瞬がお気に入りで購入したものの積読してました。ようやく読了するものの、ちょっと軽いかなぁと。まあ伊岡瞬はソフト・ハードボイルド(なんて単語だw)って感じだしねぇ。(笑)

    途中に語られる真実は中々重いものがあり、真佐夫と外で語るシーンや旧友でもあろう村越が依頼に訪問してくる時に出ていく真佐夫…。思い返せば伏線は張られてあるんですね。いや、伏線というか設定が。

    最後の話は、それまでの流れからするとちょっとインパクトが足りなかったかもしれない。まあ全体的に面白かったけど。

    それにしても伊岡瞬の作品に登場する女性は、どこか男の欲求というか偶像、露骨ではない何か淡い女性像を描くのが上手いなぁ。晴香ちゃんのツンデレが素晴らしい(笑)

  • なんとなく手に取り、帯にひかれて読んでみました。この方の作品は初めてです。最初は池袋ウエストゲートパークのような依頼に顔を突っ込むタイプの軽い内容かと。ただ主人公の軽さとはうらはらに文章が重くて気軽に読めなかった。正直、読むの疲れました。あと主人公の性格についていけなかった。嫌いなタイプだからかな。まず仕事をキャンセルとかありえない。はぁ?って(笑)主人公の甘さに読んでてイライラ。本当は★2にしようかとも思ったんだけど最後まで読んだし2に近い★3にします。

  • 晴香さんの気持ちが痛いほど伝わりました。

  • 仕事が忙しかったことと、それほど惹きつけられなかったせいで、ものすごく読むのに時間がかかりました。雰囲気は硬めで好きだったのですが、どうも主人公の世界には馴染めませんでした。

  • プロでピッチャーをしていたが、危険球による事故が原因で退団した元プロ野球選手が、拾われた便利屋で、自分と向き合う連作短編、というのか。

    便利屋の新事業・付き添い屋を嫌々ながら引き受けて、
    依頼者の裏事情を知って苦悩したりする、
    くたびれたおっさん自身にも裏があって、
    それが発覚したときは、ふつうにびっくりした。

    ちょっとずるいなと思わなくもないけど、
    くたびれたダメなおっさんが、なんだかすごく愛いやつに思えるのが、ハードボイルドっぽいものだと思っているので、
    個人的には楽しめましたが。

    おっさんの裏と、その明かし方が受け入れられるかどうかが分かれ道かなぁ。

  • ある事件がきっかけでプロ野球界から去った倉沢。
    便利屋で暮らしている。
    どうしても多田便利軒と比較してしまうけど、こちらの方が断然濃い。
    どっしりしてます。面白かったです!

  • 『ヴェスタ・サービス』の便利屋兼付添い屋を生業にしている
     元プロ野球選手【倉沢修介】。

    【西野真佐夫】の存在の真実場面で、倉沢の心の傷が露になり
    その重さに唖然としてしまった。

    仕事の依頼ごとに疑問が彷彿し、最後まで引き込まれっぱなしでした。

    伊岡氏の文体、大好きになりました。

  • 男はかつてプロ野球の世界で有名な投手……だった。たった1球の紺トールミスが人生を変えた。
    気がつくと、傷つけてしまった相手の妹たちと便利屋商売。
    そんな、彼の元に「ただ、そばにいるだけ」とい胡散臭さの固まりの仕事がやってくる。
    「付き添い屋」、サッカー観戦の子どもの付き添い、フィリピンパブのホステスの帰国前のドライブの付き添い、資料整理の老女の付き添い……どうしても胡散臭く、彼は独自に調べることにする。

    連作短編集の形態をとっており、それぞれの物語は独立しているように見せかけて、実は主人公・倉沢の心をえぐる展開。個々の短編が決してハッピーエンドでないのは、倉沢のストーリーを紡ぐための仕掛けなのは分かったのですが……巧いストーリー構成だと思います。
    この著者の作品をもう少し読んでみたいと思ってしまいました。

  • なかなか面白く読ませていただきました。

    推理がちょっぴり突拍子ない感じもするけど…

  • 実家にあったから読んだが帯と内容があまり一致せず、そりゃねーだろと思ってしまった。読後残ったのは「ただそばにいるだけ」という切なさでもなく「胡散臭さの〜」というコピーがすっきりした的な謎解き感でもなく、主人公である元野球選手とある女性の謎すぎる関係に対するクエスチョンマークだった。あまりに口が悪すぎてそんな好意を抱いているとはまさか思わなかった。中途半端な・・・

  • 誰かに共感する力って、時に大きな力になるんだと思う。

    何かをいっぱい持ってて、それらを失った人だから得られるのかな?

    短編か、と思いきや全体に統一感のあるシンプルなつくり。

    きれいな家具を作れそうな人だな、とふと思った。

  • 新人離れしたデビュー作から、とうとう出た2作品目。
    元プロ野球選手とし、心の傷を負っている主人公。今は「付き添い屋」
    作品に出てくるキャラクター設定がなかなか面白く、中盤にかけてだいぶ引き込まれた。ラストに向かって緩い感じが出てきたように思えたが、それでもラストはしっかりと決まり、狙い通りの落ちが仕上がってた。

  • 2作目。デビュー作より読み応えある作品になっていて嬉しい。最後まで人物同士の繋がりが捉えにくいのが残念。 

  • 何でも屋をやってる主人公の元に舞い込んだ
    不思議な依頼から発展して行く、って話のミステリー。 トリック部分はけっこうしっかり騙された。
    けど、ストーリーはイマイチ。文章もはっきり言って下手。 あんまり面白くはなかったです。 全体では★2つやけど、トリックでしっかり騙してくれたから★3つ。

  • 準エース級のプロ野球選手だったのに、ただ一度の投球ミスで、バッターに致命的な傷を負わせてしまい、野球界を引退した倉沢は、不平不満をもらしつつも、便利屋稼業を営んでいる。
    仕事は粗大ゴミを捨てたりタンスを運んで模様替えしたりという力仕事ばかりだ。
    そんな中、持ち込まれる奇妙な依頼を、素人探偵になって解決する、わりとよくあるパターンの話・・・に、最初は思えた。倉沢をはじめとするキャラクターが微笑ましくて読み進めていたら、途中から少しだけ話のトーンが変わって驚いた。
    決して100%の不幸ではないのに、なんとなく、寂しい気持ちになる物語だ。

  • 野球選手の話なんだ、145gが切ない

  • プロ野球投手として活躍していた倉沢修介は、試合中の死球事故が原因で現役を引退した。その後、雑用専門の便利屋を始めた倉沢だが、その業務の一環として「付き添い屋」の仕事を立ち上げることになる。そんな倉沢のもとに、ひとりの人妻が訪れる。それは「今週の水曜、私の息子がサッカーの観戦をするので、それに付き添ってほしい」という依頼だった。不可思議な内容に首を傾げながらも、少年に付き添うことになる倉沢。その仕事が終わるや、またも彼女から「来週の水曜もお願いします」という電話が入る。不審に思った倉沢は…。情感豊かな筆致で綴りあげた、ハートウォーミング・ミステリ。

  • プロ野球の投手として活躍していた倉沢は、試合中の死球事故が原因で現役を引退した。その後彼が始めた仕事「付き添い屋」には、奇妙な依頼をする客が次々と訪れてきて…。

  • んーぼちぼちだけど…って感じ。
    繊細な文体が好きな人はいいかも。

  • 元野球選手という主人公の濃い設定にも関わらず話は人間を描いたもので共感と好感が得られる話です。
    この著者のほかの作品も読みたい、
    そんな気にさせてくれる一冊です。

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145gの孤独の作品紹介

プロ野球投手として活躍していた倉沢修介は、試合中の死球事故が原因で現役を引退した。その後、雑用専門の便利屋を始めた倉沢だが、その業務の一環として「付き添い屋」の仕事を立ち上げることになる。そんな倉沢のもとに、ひとりの人妻が訪れる。それは「今週の水曜、私の息子がサッカーの観戦をするので、それに付き添ってほしい」という依頼だった。不可思議な内容に首を傾げながらも、少年に付き添うことになる倉沢。その仕事が終わるや、またも彼女から「来週の水曜もお願いします」という電話が入る。不審に思った倉沢は…。情感豊かな筆致で綴りあげた、ハートウォーミング・ミステリ。第25回横溝正史ミステリ大賞受賞第一作。

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