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みんなの感想・レビュー・書評
うーん。。。宇宙、親子、人の生と死という題材は好きだと思う。ミライの世界が広がって行く様も良かった。でも、文学的な表現に馴染めなかくて、文があまり頭に入ってこなかったです。
著者一連の「父親物」と「宇宙物」の融合バージョンみたいな感じです。
個人的には後者の方が好きなのですが、これは前者が中心ですね。子供たちの発言が、いかにも「大人が書きました」って感じに思うのですが、もしかしたら、感性の鋭い子はこれくらいのこと考えているのかもなあ。
透明感のある文で、個人的にはすきです。
ただ、結末がなんだか期待してたのとは大幅に違って残念でした。
子どものころ、わたしはミライみたいに色々聞いてたのかなと思います。
雰囲気は、「夏休みの大人の課題図書」という感じ。
幼い自分の子供と向き合うことで、幼い頃の自分に再会する、というようなノスタルジックなお話。
天体好きな人には共感できる部分がある。
ガンと戦う妻を通して、命とは何なのか?という命題から独特の死生観と宇宙観が展開される。
私も昔、考えたな・・・
この世界は、もしかしたら「誰かのお腹の中」なのかもしれないって♪
すごく透明感があって、久々にいい本にめぐりあえた感じ。
2008.9.27
すごくいい〜〜
お話としては、奥さん(今日子さん)が癌の治療で入院中で、
子供達(ミライとアスカ)も我慢しててかわいそうなんだけど、
父(崇さん)と子の関係がすごくいい。
私もこの奥さんと同じで、崇さんの考え方とかすごく好き。
そんな理系の人が子どもの為の物語を書いているというのがまた
すてき。
プラネタリウムに行きたくなりました。
透明な川の水のような 父と子の物語癌と戦うため入院中の母親 父親は5歳と2歳の子供と正面から向き合っている。5歳の息子は素粒子からビッグバンへと好奇心を膨らましていく。物理学を5歳児に説明するのは至難の業だと思うけれど、自作のカメの物語に宇宙の神秘と神話を盛り込み、自身忘れかけた何かにも近づいていく。宇宙は無限でそこには未知の世界が広がっているのだけれど、広大な宇宙は実は自分のてのひらの中にこそ存在するものなのだ と これまた精神世界的考えも盛り込まれていたりして。母親のその後は書かれていないけれど、今 や 少し先 よりも もっと大きなところにこの家族は行き着くんだな きっと。
妻は癌。僕は生や死を子供に伝え、宇宙のことを子供と一緒に考える。街を乗せた巨大亀。宇宙の果て。
高校生読書感想の課題図書だったらしい。どういうわけか小難しく、色々な考え方が出来てしまう。きっと倫理のようなものだ。
平成19年度 課題図書〜私はパソコンのマニュアルを自宅で書いている。朝5歳の息子と2歳の娘を保育園に送っていき,二日に一度は子宮ガンが転移して抗ガン剤投与されている妻の見舞いに病院に行く。公園でボールを蹴って息子の相手をした帰り,川端でガサガサを思いつくが,どこかで見たような少年が幻のように現れ消えた。生命の連続・宇宙の無限さを息子は理解していくが,実母に云わせると息子は昔の僕にそっくりだそうだ〜課題図書として選んで読んだ子は,どんな感想を持つのだろうか。簡単に読めるが,感想を聞かれると困るなぁ。そう・・・こんな子供がいたら遭ってみたい・・・かな,余裕のあるトトロ物語・・・・か。お父さんの書く超巨大亀の話はどんな結末に辿り着くのか心配だ・・・というか,この本の結末が心配だ。ああ・・・読者に著者を心配させる・そういう二重の感情移入をさせる本だという事ね
070818貸出。
高校生課題図書のため、押し付けがましく、がっかり。
先生としては役に立つか・・・?
全国読書感想文コンクール、高校の部の課題図書。
共に生きるということについて考えさせたい話なのかなぁ。亀と宇宙の絵本の話は、楽しげな夢の世界でありながら空虚が感じられる、切ないものだと思いました。
すごく胸にずんとくる話でした。なんだか読んでて、色々と思ってしまうような。少し読みにくいかな、と思ったので、星4つ。
奥さんがガンで入院中に、夫タカシがミライとアスカの二人の子供と暮らす。そのなかで、上の男の子が、かつての自分のように、魚や宇宙などに興味をしめしていく。
子供とのふれあいを通して、ちょっと不器用に、でも真剣に、 少しずつ世界を考え直してゆくお話。 再発癌を抱え入院している妻と、二人の子供を持つ「ぼく」。5才になるミライとの会話を通して、生き物を、宇宙を、この世界を再構築していく。ふたりの世界がひろがっていくたびにわき起こる、自我の不安や宇宙への疑問。それに「ぼく」自身も戸惑いながら、ゆっくりと噛み砕いていく過程のストーリーだ。 日常の... 続きを読む »
今年の高校生の読書感想文課題図書ということで読んでみたけど、うーん。私これで感想文書く自信ない。といいつつレビューを書く。
人が初めて「死」を知ったとき、そこで起こる感情は喜びよりも恐怖の方が多いんじゃないだろうか。死とはどういう状態なのか。どこへ行っちゃうのか。魂と心って?大人になった今でも考えると、少し怖い。
それでもこの話は、とても優しい。「しぬけどしなない」ということまで子どもは見つけ出している。科学に詳しい父と、好奇心探究心旺盛な子ども。その子どもが始めて触れる死は、母親の死かもしれない。いつ訪れるか分からない恐怖を抱えながら、子どもはぐぐうっと考えを深めていく。それを優しく見守る父親。
保坂和志の小説のような、でもそれよりも軽くさっぱりと読めました。
どうしようもないほど優しい物語だ。差し伸べられる手はどこまでもやわらかくあたたかい。誰がなんと言おうと、絶対的にこの家族は幸福なのだと思う。「ぼくたちは、しなないんだ。ぜったい、しなない。でも、しぬんだ。」そうだね。君が知ってしまった事実、あたしに教えられる真実。死はすべての人に平等にやってくる。でも、死なない。生き返る、なんてゲームの世界の話ではなく、一度たりとも死ぬこと自体がないの。だって、ほら、「ここ」には、生きているでしょう。
5歳の息子と3歳の娘をもつ一家で起こった妻のがんという悲劇。知識が広がっていく最中である息子と娘は、父との池の中での生き物探しや化石探し、宇宙のはじまりと終わりの話などを通して、人として成長していきます。深みのある小説。(2007.6.23)
ぼくの子どもがはじめて触れる死。それは、母親の死かもしれない。アスカとミライのふたりの子と暮らすぼく。子どもたちの母親である妻は、癌が再発し入院している。この世界に生と死があることを、子どもたちに伝えなければならない。ぼくたちを取り巻く、生きものを通して。







