黒い季節

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著者 : 冲方丁
  • 角川書店 (2006年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048737470

黒い季節の感想・レビュー・書評

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  • 冲方丁は、光圀伝や天地明察を読んでいて、両方とも歴史小説。本作は、まったく違うジャンル。こういうジャンルには、本当は特にあまり興味がなく、他の作家だったらたぶん読まなかった。

    内容は、まあ、こんなもんでしょ、ということで、つまり興味がそれほどないから、すごく面白かった、という感想にはならないけど、つまんなかったとがっかりするほどでもなかった。つまんなかったら途中でやめている。少なくとも三分の二ぐらいまでは、次はどうなるんだ、とストーリーに入って楽しむことができた。最後の結末に向かっていくところで、だいたい決着には予想が着いたのと、話についていけないというか、まあ、なんだかわからないけど、すごいな、という感想しか残らなかった。もともと興味がそれほどないジャンルなので、しょうがない。

    内容はそうだが、作者の表現力、描写力はやはり優れていて、ストーリーが絵としてかなりはっきりと浮かんできて、アニメの映画を観ているような感覚の中で、読み進めることができた。

    よく知らないけど、作者はそういうアニメーションが好きなんじゃないかな、という気がした。自分もアニメは好きな方なので、もしこれが映像化されるのであれば、ちょっと興味があるかも。

  • なにこれ厨二病?

  • [2013.11.20]

  • 黒い季節=悪夢
    現実に起こった忘れたいことを、悪い夢を見たようだという。
    最後、悪い夢から覚めて、それぞれ前進しているので、読後感が悪くはないけれど、画像を詳しい説明無しに淡々と読んでいるような気がして、わけわからんかった。
    夢と、精神の内面世界と、現実が入り乱れ、区別つかないまま終了。
    いまいち。

  • これが高校の時の作品ってすごいと思う。
    ルビをふった、漢字の造語はなんかこそばゆいかんじですが。
    全体的に勢いがあるし、キャラもはっきりしてるし、うん、すごい。
    いろいろ出てきて分散した感もあるけど、
    ぐんぐんひきこむエンタメ性はあったんじゃないかと思う。
    よくわからないままに。笑

  • デビュー作。ヤのつく職業の方のお話です。
    和風ダークファンタジーっていうんでしょうか、練り上げられた世界観が楽しかったです。その所為で時々着いていけない所もありましたが…。もう少し細かい説明が欲しかったです。
    文体(ルビや言葉遊び)が良かったです。

  • 十代のころに書かれたとは思えないほどの筆致の作品。それでいて若さ特有の勢いもある。けれど設定を多くしすぎて処理し切れてないところがあったり、自分の中だけで納得して読者への説明不足が否めないところもあるのもまた若年のころの作品だからだろうか。
    あと、勢いはあっても、なんというか爆発がない(そういう作家だけど)ので、自分も含めてラノベなのだからという点を期待して読んでいる人には辛いかも。

    そういうわけで星3。
    面白いけどね。

  • デビュー作。極道な社会とさらにその裏側の世界。ちょっと物足りないと思うのは、期待しすぎたせいか。設定こってそうではあるのだが、ちょっと空回りしてないか、ていう気もする。

  • 今回再発刊に際し、若干の手直しをしたらしいが、18歳の時に書いたとは思えない。文章が力強く、ぐいぐいと読み進んでしまう。映像化しても面白い作品かも。

  • いやはや、年明けから驚いた!名前は聞いていたけどこれほどとは。早書き(19歳!?)の青臭さが気になる部分もあるけれど、やはりこの世界に強烈な魔を生み出す力は、生きていく中での格闘に裏打ちされたものだと思った。

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黒い季節の作品紹介

暴力団員の黒羽組の藤堂惣一郎は少年を車で轢いてしまう。明らかに死に至る事故。しかし少年は無傷で、記憶を失っていた。そのまま男の家で暮らすようになったその妖しいほどに美しい少年に、男は「穂」という名を与える。やがて少年の背に彫られた両目がない美しい無明龍の入れ墨に導かれるように、藤堂は彼の出自を辿り始めるが。不思議な力を持ち、世界に贖われた存在-少年と男の再生の物語。『マルドゥック・スクランブル』の冲方丁、珠玉のデビュー作。

黒い季節はこんな本です

黒い季節の文庫

黒い季節のKindle版

黒い季節の単行本

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