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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
3作品の短編が詰まった1冊です。
それぞれがしっとりとした透明感のある雰囲気で、切なさと温かさが入り交じる愛の溢れるお話だと思いました。
「透明な軌道」は涙が浮かんできただけあって、しっかりと心に残っています。
深いけれどとても切ない愛の話でした。
不思議な人たちが紡ぐように生きていく。思いやって苦しくなってしまうほど。
なんだかあまりハッピーエンドには感じることができなかったけれど、それも一つの形かな。
いつも通りの優しい文章なんだけど、2話目以外はあまりぱっとしなかったなあ。表題作は、タイトル負けしてる感あり。
悪くは無いが、特別いいと言うわけでもなく。例えるなら寒い部屋で、そっと膝掛けだけ貰った程度の温かさ。印象が薄い。
読んだよー
短編集だったんだね。
市川さんらしい、純粋で可愛らしい恋物語でした。
子どものままなんじゃなくて、大人になってるけど、変わってるけど
それでも純粋な人間なんだよね。
異常、と言ってしまえばそれまでかもしれないけど。
自閉症の子やアスペルガーの子が純粋なのと同じ理由だ。
暖かくて少し哀しい気持ちになる小説。
内容(「BOOK」データベースより)
「ぼくの手はきみのために」―幼馴染のひろと聡美。小さい頃は聡美が弱虫のひろを守ってくれた。が、11歳の夏、聡美は突如、倒れてしまう。さまざまな治療を試みるが、結局発作を止められたのは、背中をさすってくれるひろの手だけだった…。「透明な軌道」―集団の中で暮らすことが難しい心の不自由さを持つ康生と運命的な恋に落ちた真帆。年齢差や、康生に息子がいることなどは障害にならず、2人はおだやかなペースで絆を深めていく。が、初めて結ばれた翌日、2人に思いがけない出来事が…。「黄昏の谷」―妹の子供である貴幸を育ててきた寛一は、ある日、「あなたの子供だ」と連れて来られた初恵をも引き取って育てはじめた。血の繋がらない3人は、貧乏ながらも、太い揺るぎない絆で結ばれていく。彼らが最後に行きつく、幸せの場所は…。
三作品短編集。
ありふれた日常と、特別な環境が融合した不思議な純愛作品。
この人の作品には、儚さやるせなさの中にも、希望と信念にも似た愛情がある。後味は決して悪くない。
ファンタジー好きにはオススメ。
「ぼくの手はきみのために」
「透明な軌跡」
「黄金の谷」
3つからなる短編集。
市川拓司さんの本は初めて読んだ。
表題になってる「ぼくの手はきみのために」が一番好きかもしれない
思ってた終わりとは違う終わりが待ってたので
どれも切なく胸にくるラストがやってくるお話でした。
表題作他二作からなる短編集
個人的に「透明な軌道」が一番好きでしたが、雰囲気だけで言うなら「黄昏の谷」の序盤も良かったです
著者の書いた他のお話よりも、淡々と読める印象を受けました
この人のお話は短編よりも長編の方が私には合っているのかもしれません
初めて読んだ市川拓司さんの本。
中でも「透明な軌道」が好き。
「携帯小説のような荒々しいストーリーじゃなくても、淡々としたささやかな日々の中にも“愛”は表現できるだろう?」と、世の中の純愛“モドキ”ブームに嫌悪感を持っていたら、ちゃんと「ささやかな美しいもの」を表現してくれる作家さんがいた。
どんなにストーリーがワンパターンだと言われようが、市川拓司さんはこれでいいと思ってる。
市川先生の短編集。
特にこう何か訴えかけられるものがあったわけではないのですが、相変わらず透明感のある文章を描かれるなぁという感じ。
黄昏の谷は結構良かったと思います。
それにしても相変わらずこの先生は、冴えない中年男性を描くのが天才的に上手いですね。
読み終わっての感想は「まぁ面白いけど、無難かな」って感じでした。市川さんのストーリーは面白いし、言葉の表現方法が好きですけど、ちょっと最近マンネリ化してしまったのかもしれません(汗)
個人的には、こういったあっさりした短編集を書くよりも、丸々一冊をひとつのストーリーとする方が市川さんの良いところが活かされると思う。
3つ話の中では「黄昏の谷」が一番良かったです!!市川さんの話は最後の結末あたりが切なくなるところが好き♪
全体的に好評のようなので逆意見を。文章に悩まされることはなかったけれど、結末が微妙というか、過程でキャラに愛着を持つ分、そんな終わらせ方をするのかと残念な気持ちになってしまう。終わりよければ。ああ、でも、パターン性は感じた。
久し振りに読んだら、じんときた。
以前読んだとき、どこになにを思ったかも覚えていないけれど、その時と同じ文、同じ場所でまた、じんとなったのだろうかと思った。
3つの切ないストーリー。
穏やかな雰囲気が市川さん独特で好き。
どの話も心は弱くて、
だけど誰かと愛し合って、という感じで。
それがとても自然で、美化されてないし、
だけど負い目に感じているわけでもなくて。
それぞれみんな生きるのは辛いんだけど、
でもそれは「苦しみ」ではないと思った。

短編3つからなる作品。
登場人物がどの作品でも暖かい心を持っているのが一環していましたが、今回も登場人物が病気になっている……。
『ぼくの手はきみのために』
表題作でもあるこの話は子供の頃か...






