- Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048737517
感想・レビュー・書評
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この人、もう「いま、会いに行きます」と「そのときは彼によろしく」
以上の作品書けないんじゃないのかな…
お決まりの
「精神的な障害で世間から外れた暮らししかできない男の人」
が出てきたり、必ず誰かが死んでしまったり
かなりワンパターン化してます
上に挙げた作品が大好きな分がっかりです
特にタイトル作は、このタイトルがつけたかっただけで作ったような話だし
うーん、はっきり言ってお涙頂戴としか言いようがない。。 -
リアルな日常の恋愛。ドロドロな恋愛番組やマンガが多い中、ほっこり温まる話。刺激は少ないけど、好き。市川さんらしい
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市川さんらしい《深愛》をテーマにした作品が3編載った短編小説。 市川さんの描く物語は、どうしてこうも心が洗われるのだろう…? ただ、良くも悪くも市川さんらしさが出すぎてしまっていて、"ありきたり"という印象も受けてしまった?他の作品も含めて、どれも同じような話だなというガッカリさも感じた1冊でした。
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https://opc.kinjo-u.ac.jp/ -
特に最後の話が好きでした。二度と戻らない幸せな時間、大切な人と出会えること。素敵な話でした。
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短編集。
不完全でいて、はかなくて、消えてしまいそうな人たち。それぞれが、お互いに、あたたかさ、ぬくもりを求め合っている。ここに登場している人たちは、愛とか友情とか、そのような言葉では、表せない深い絆で結ばれている。 -
静かに寄り添い合う人達の3つの短編集。
[ぼくの手はきみのために]
表題作品。
彼女の原因不明な発作を、ぼくの手が触れると回復する感じ。
話が一気に飛んだ感じがする。
[透明な軌道]
父子それぞれと静かな恋愛をする話。
ラストが若干不穏。
[黄昏の谷]
血のつながらない3人が親子として静かに暮らし、
そしていなくなった彼女を求める話。
ラストの世界観がよくわからなかった。 -
3作どの話も、小さな世界で身を寄せ合う、不器用でやさしい人たちの話だった。市川拓司さんの本には大抵、とてもやさしいお父さんが出てくる。
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何度も何度も読み返す宝物
なかでも『ぼくの手は君のために』は心が苦しくなったとき読むとスッと優しい気持ちになります。