魔神館事件: 夏と少女とサツリク風景

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 77
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048737609

作品紹介・あらすじ

身に覚えのない女性からの一本の電話により、「魔神館」と呼ばれる館の落成パーティーに参加することになった高校生・白鷹黒彦。道すがら出会った不思議な少女・果菜とともに、妖しげな彫像がひしめく館に一歩を踏み入れるが、それは想像を絶する殺戮の始まりだった。ありえない連続殺人の犯人は、深淵から召喚された魔神の仕業なのか。

感想・レビュー・書評

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  • しっかり覚えてるわけじゃないけどいまいちだった記憶。表紙が可愛いからおもしろかったら覚えてるはずです。
    ぼこぼこ人が死ぬのも館ものもいいけど冗長かつくだらないのはどうにかしたい。

  • タイトルのわりにミステリといいがたい真相。犬神さんやハテナのキャラは良かった。キャラモノとしてなら次作も読みたい。

  • 殺戮の館にようこそ・・・。

    最後のオチが・・・そうですか・・・。
    がっくり感が。

  • なんともはやな犯人だった。もう少し何かがあってもよかったなあと思い、またこの終わり方でいいのかとも思った。

  • 古き良き本格ミステリを思わせる設定ですね。

    台風で陸の孤島となった不気味な屋敷で起こる殺人。
    発見された謎の言葉。
    その言葉の通り星座像は破壊され
    その星座にあえてはまる客人もまた同じ姿で
    無残な死体となって発見される。

    本格を期待して読むよりも
    本格へのオマージュみたいな感じで読むと
    期待を裏切られないかと…
    久しぶりに島田荘司とか読み返したくなりました。

    キャラクタが魅力的なので読みやすかったです。
    ただ、間違えて2作目から読んでしまったので
    微妙にネタばれしてしまいました…未読の方はご注意を。

    これもあるゾンビ少女の災難と同じく
    発売前に映像化ブックトレーラーが公開されました。
    興味のある方は探してみるといいかもです。
    ただ、個人的には表紙の絵が好みなので
    アニメにして欲しかった…

  • 先にシリーズ2作目を読んでしまっていたので
    やや面白さは割引されたかも…。
    ごまんとあるであろう、陸の孤島で起きる連続殺人もの。
    展開とトリック自体にはさほど新しさや斬新さはなく、
    そういった古典王道モノをライトに読む感じ…かしら。

    でも、この方向は「QUIZ」よりも全然面白いし、
    もっと書き進めて欲しいスね。

    犬神博士(笑)とハテナの関係はブラック・ジャックと
    ピノコ…だよね。微笑ましいです。

  • 椙本さんの作品はグロテスクかなぁと思う人がいると思いますが、私は大好きです。いつもは、だらだらと3〜5日かけて読むのに椙本さんの本は、一気に読んでしまいます。ハラハラドキドキがもうたまりません。殺され方も椙本さんの特徴だと思います。グロテスクなんです。この本は、12人が12星座の生贄として次々に殺されていきます。「頭がつぶれた」とか「体に矢が刺さっている」とか…。次はだれが!緊張感がもうたまりませんでした。けど、最後はすっきりしてしまう気がするのも椙本さんの特徴なのかもしれません。

  • ジャケに惹かれて読みました!
    面白かったど!!!
    クロちゃん、ハテナ、お兄さん好きや〜。

  • ある洋館の落成パーティに招待された11人の男女を襲う連続殺人。高校生黒彦と美少女果菜の運命と推理は!? 今宵、恐ろしき魔神が召還される!
    ホラーミステリーの奇才・椙本孝思が描く、夏のと少女の殺人の宴。

  • 途中までは良かったけど、最後が事件としてはちょっと。。
    でも、黒彦とハテナがかわいいです///

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著者プロフィール

1977年、奈良県生まれ。大阪国際大学経営情報学部卒。2002年「やがて世界は詩に至る」で出版デビュー。「THE CHAT」「THE QUIZ」などで異色ホラーミステリー作家として注目を浴びる。著書は他に「時間島」「タイムカプセル」「庵谷高校の死神 閉ざされた校舎と見知らぬクラスメイト」(ここまですべてアルファポリス)、「天空高事件」「幻双城事件」(角川文庫)、「へたれ探偵 観察日記」シリーズ(幻冬舎文庫)などがある。

「2017年 『君が何度死んでも』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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