幻香

著者 :
  • 角川書店
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048737739

感想・レビュー・書評

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  • 浅見光彦倶楽部からリレーミステリーとして始まった作品だそうで調香師、香水というロマンな登場人物から殺人事件解決までのストーリーの展開に一気に読めた 内田康夫作品を読むのは2作目

  • 安定した面白さ。例えていうなら水戸黄門的?
    ただ自分としては続けて何作も読むと
    なんとなくパターンにハマって飽きがきてしまう。
    「香り」をキーワードにしているのは良かった。

  • 簡単に言うと、グラース(南仏)~栃木を舞台に「究極の香水」をめぐるサスペンスでした。
    究極の香水とはどのような香りなのか??
    その香水にまつわる、昔の事件などが絡みあい…最後の数ページまで犯人が分からず面白かったです。

  • 浅見光彦シリーズとして安心して(?)読めた。もう一捻り欲しかったけど…

  • 〈図書館で借りた〉
    久々に面白い推理小説を読んだ。
    豪華客船「飛鳥ii」でこの話の原稿を校正したというエピソードがかっこいい。「フローラの凾」より絶対今のタイトルのほうが合っている。元凶はたしかに「幻」。
    しかし浅見さんって33歳だったんだなあ。
    テレビのキャスティングからもうちょっと大人かなと思っていたけど。。

  • 香水に関わる連続殺人事件。浅見光彦にまた捜査依頼の手紙が…

  • 極めて時間つぶし系の本だった。

  • 「例幣使街道殺人事件」・「フローラの函」を改稿・改題

  • 昨年夏、「著作1億冊突破記念特別作品」という帯コピーに魅かれて購入した一冊。

    言わずと知れた「浅見光彦」シリーズで、「香水」をモチーフにしている。
    随所に香水や調香師の世界の知識が織り交ぜられていて興味深く読めたけれど、何となく盛り上がりに欠けるような印象を受けた。

    あとがきを読んで少し納得。
    元々は、作者と応募原稿とのリレー小説という形で始まり、完成までに11年かかったそう。
    そう考えると、年月もさることながら、ここまでまとめあげた作者の力量を思い知った。

  • 見光彦のもとに届いた1通の手紙から、芳香が立ち上った。差出人は、心当たりのない女性…。「4月10日午前9時、栃木市の幸来橋へきてください。でないと、私は死ぬことになります」だが、浅見を待ち受けていたのは2人の刑事だった。新進気鋭の調香師・戸村浩二殺人事件に巻き込まれた浅見は、被害者と手紙の差出人の接点を追って、10年前に殺害された天才調香師・国井和男の事件へとたどり着く。

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著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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