楽園に間借り

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著者 : 黒澤珠々
  • 角川書店 (2007年9月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048737975

楽園に間借りの感想・レビュー・書評

  • 2016.06.16 読了。

    図書館にて。

    タイトルが良い。

  • ヒモの話なんだけど、なんか意外に良かった。
    ヒモにもイロイロいるよね、って思う。

    お姉さんのキャラがいい感じだった。

  • 久々に買った小説。
    ヒモ男子物語。ですね。
    ヒモはヒモなりに気を使って生きている彼。
    彼と一緒に暮らし養う看護師の彼女。
    ヒモを謳歌しているバカな若者。

    なんだかんだでいろいろありつつ、最後の展開はいいんじゃないかな、と。
    さらさら~っと読めます。

    貢ぎ体質の女子は共感できるのでは。

    楽園に間借り。というタイトルも好きだなぁ。

  • 10年01月。
    恋人に養ってもらっている、いわゆるヒモとして日々を暮らす主人公のお話。

  • 吉井百輔、二十七。
    無能無資格無宗教、完全無欠の無職であり、看護士の彼女の部屋に住まわせてもらっている、いわゆる「ヒモ」という人種である。
    彼女のことは愛しているので、「ヒモ」なりに彼女に尽くしたりもしてみます。朝は起こしてあげるし、猫の世話もする、彼女が疲れて帰ってきたら慰めたりなんかして・・・。最強の「ヒモ」、ルイとの会話。お金の出所である彼女との関係。ろくでもない元同級生と、地元の姉の変化。幸せなような不幸のような、自由なような不自由なような、百輔のヒモライフとその終焉を綴った「ヒモ文学」、ここに登場!

    ヒモなりの苦労やら、心情やらの妙な面白さもありますが、何より地の文が秀逸。言葉の選び方や軽快なテンポにセンスを感じます。一人で悩んだり、問題にぶち当たったりする百輔も見所ですが、彼女との関係もまた気になるところ。依存心とか共依存とかそういうものが絡み合うと、「ヒモ」になる気がなくても「ヒモ」っぽくなってしまう可能性って多くありそうですね。「ヒモ文学」。意外と共感する人間が多くいたりして。

    余談ですが、昔やった占いで出た適職が「ヒモ」でした。「ヒモ」・・・「ヒモ」か。

  • 帯を見てかなり面白そう!と思って期待しすぎちゃったから、なんとなく物足りなかったです。ムーミンの刺青を持つエピソードあたりまではかなり良かったんだけど。百輔みたいなヒモだったらなんとなく憎めないよなぁ。

  • 吉井百輔、二十七。
    無能無資格無宗教、完全無欠の無職であり、看護士の彼女の部屋に住まわせてもらっている、いわゆる「ヒモ」という人種である。
    彼女のことは愛しているので、「ヒモ」なりに彼女に尽くしたりもしてみます。朝は起こしてあげるし、猫の世話もする、彼女が疲れて帰ってきたら慰めたりなんかして・・・。最強の「ヒモ」、ルイとの会話。お金の出所である彼女との関係。ろくでもない元同級生と、地元の姉の変化。幸せなような不幸のような、自由なような不自由なような、百輔のヒモライフとその終焉を綴った「ヒモ文学」、ここに登場!

    ヒモなりの苦労やら、心情やらの妙な面白さもありますが、何より地の文が秀逸。言葉の選び方や軽快なテンポにセンスを感じます。一人で悩んだり、問題にぶち当たったりする百輔も見所ですが、彼女との関係もまた気になるところ。依存心とか共依存とかそういうものが絡み合うと、「ヒモ」になる気がなくても「ヒモ」っぽくなってしまう可能性って多くありそうですね。「ヒモ文学」。意外と共感する人間が多くいたりして。

    余談ですが、昔やった占いで出た適職が「ヒモ」でした。「ヒモ」・・・「ヒモ」か。

  • ★…3.5くらい。ヒモ群像劇。主人公とルイの関係、ちょっと怪しいフィルターがかかって見えてしまう(苦笑)ルイ→主人公への感情の寄せ方がねぇ…´v`

  • 直感買いの1冊デス(o´艸`)
    でも、このオーラは楽しみです❤

    ムーミンに会いたい★笑

    コレゎ深いなぁ・・
    ちょっと、気持ちが分かる気がして・・
    ヤバイッヽ(゜Д゜;)ノ!!


  • 愛すべき自堕落オトコが主人公。
    分かりやすい&読みやすい。

  • 彼女からお金を貰いながら生活してる男性のお話。
    自分で少しだけ罪悪感を感じているけど
    深くは反省していないみたい。

    サラサラと読んだ。
    会話のテンポが好きだった。
    登場人物の気持ち、
    繊細なのか単純なのか、
    優しくて甘くて、、
    こんなに生きれたらいいなと
    思ってしまった。モラトリアム。
    夢とか向上心は面倒だとか、、
    単純な考えも時には大事なのかもしれない、、、
    でも時には迷ったりしながらも成長するときもあるのかな。



  • 就活中に野生時代青春文学大賞なるものを読んでみようと思って買ったんだけど、途中で止まってて、やっと最後まで読んだ。だっておもしろくなかったんだもーん。

  • 書評で読んで読了。

    図書館では児童書扱いだった。
    ヒモとして生活している百輔の生活。最後のどんでん返しがおもしろかった。


    作成日時 2007年10月13日 14:47

  • グリーンにピンクのラブリーな装丁です。それに、「〜間借り」のタイトルがちょっと遠慮がちな表現でくすっと笑います。

    働く女子の部屋に転がりこみ、「ヒモ」となってしまった男子の面白いような切ないようなお話です。 主人公の男子は「彼女とラブラブ同棲中(本文より)」と言えないことはないものの、対外的にどう見ても「ヒモ」。まぁそうは言っても限りなく堅気に近く、まじめでそんなに馬鹿でもなく、そこそこ男前(だと思う)で、おまけに「専業主夫?」のテイストも漂っています。メンタル的には彼女との関係や自分の将来に思いをめぐらして微妙に悩むことも多々ある(解決できないけど)、良識あるラインの男子。「カネなし、職なし」を勘案するかしないかで分かれはしますが、おそらく収入のあるほとんどの女子は「まーしょーがねーか」と言っちゃうんでは?と思うキャラクターです。

    主人公と彼女のやりとりには殺伐としたものがなく、なかなか素敵(ワンルームに2人で住んでて修羅場にならないのはすごいと思う:笑)ですが、実質的に主人公の保護者であるお姉さんや、ヒモのDNAががっちり組み込まれている連れのルイ君の2人のキャラクターがなかなか濃い味付けで、その間でぐらぐら揺れる主人公の描写が際立っているように思います。

    結末は「へー、こういう風に締めるんだ」と思ってしまう終わりかたですが、全体のほわっとした感じを締めるにはこれでいいのかな、と思います。内容もラブリーで結構好きなんですが、読み手をつかむ力はちょっと弱いのかもしれません。ですのでこの☆の数です。ごめんなさい。

    [2007.9.24にAmazon.co.jpにアップしたレビューをこちらにもアップし、一部書きなおしました]

  • ツボでした。
    ヒモで無職な主人公,なんて新鮮!
    人間味のある主人公がなんだか無性に愛らしくみえてきます。
    ハッピーエンドじゃなかったけれど,決して後味は悪くないラストでした。
    きっと彼ならこの先もなんとか生きていって今度こそ誰かを幸せにすることができるでしょう。

  • 物語がうまい。結末がすっきり。

  • 主人公「ヒモ」の百輔くんと似た様な状況なので、親近感を感じ、最後まで楽しく読み進めることが出来ました。主人公がどこかで生きているんじゃないか、と思える、日常の生活が詰まっています。

  • 最初のほうは面白かったけど、尻すぼみかな?って感じがしました。
    最初のノリのままならよかったんですけどね…

  • 百輔は働いていない。
    フリーターでもニートでもない。
    介護師の彼女に養われる真正の『ヒモ』である。
    ただし、彼女に愛情はあるし、暴力もふるわない。自分がへたれであることを認識しているし、それについて悩んだりもする憎めないやつだ。
    そんな百輔のヒモライフをつづった一冊。
    テンポがいいせいか、さくさく読める。さくさく読めるし描写は軽いのはいいのだけれど、内容は冷静に考えるとシュールで殺伐としている。
    貢ぎ貢がれることに互いに依存しあう、明るく病んだ世界は、意外に身近にあるのかもしれない。

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楽園に間借りの作品紹介

愛嬌いっぱつ、人生を乗り切れ!恋人に養われる百輔くん(27歳無職)の、毎日がガケっぷちだけど不思議にハッピーなパラサイト・ラヴ&ライフ!第3回野性時代青春文学大賞受賞作。

楽園に間借りはこんな本です

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