- Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048738262
感想・レビュー・書評
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図書館で特集されていた。
加納朋子氏の写真がチラッと見えたので借りてみた。
鼎談集で、雑誌のように作家やゲストの皆さんの写真が載っている。
本書発行2007年、綾辻行人氏とか若い!
北方謙三氏、宮部みゆき氏はあまり変わらない印象。
マジックの章はミステリに詳しくない自分も面白かった。
ミステリーとマジックは確かに親和性高い。
プロのマジシャンが買うタネ本みたいなのの話とかマジックのおおまかな歴史とか「へー」って。
立川志の輔氏の話は印象に残った。
寿限無の話は子どもを愛するあまり縁起のいい言葉をたくさんつなげた結果、愛情が深すぎて滑稽なことになってしまったという話。
一方、現代でも銀行の名前で「三菱東京UFJ」(2007年!)とあり、これは自分たちの銀行を生き残らせたいという愛情が深いゆえの、、、。
また、外国語は一人称の種類が少ないと。
日本語だと長屋の住人や、城の中の会話みたいなのは主語や語尾だけで伝わるけど、
英語だと大統領もホームレスもYOUだと。
なるほどなあって。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本推理作家協会の昔の会報を基に毎回テーマを変えてゲストを招いた対談集。やっぱり一番北村先生が楽しそうでした。
付録CDの文士劇はノイズが多くてかなり音量を上げないと聞き取りにくいですし内容も?ですが、個人的に乱歩先生と山田風太郎先生のお声が聞けたのが嬉しかったです。
インタビューも40分の中に自作の「屋根裏の散歩者」や「人間椅子」のアイディアの話や、松本清張、ヴァン・ダイン、クリスティーについても話されていて、すごく豪華です。お話を聞いていて、乱歩先生はとても面倒見のいい方だったんだろうな、と思いました。 -
100.初、並、カバスレ、CD無し、帯付。
2011.2/28.鈴鹿ベルシティBF. -
080127