ラブコメ今昔

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著者 : 有川浩
制作 : 徒花 スクモ 
  • 角川グループパブリッシング (2008年7月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048738507

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ラブコメ今昔の感想・レビュー・書評

  • 自衛隊員の恋愛を描いた短編小説 全6編のスイーツです。

    「ラブコメ今昔」
     ・奥様かわいい。好きになった最初の気持ちを持ち続けるってステキです。

    「軍事とオタクと彼」
    ・弟さんが独りごちる未来の義兄に対する言葉。
     自分が好きな相手を家族から褒められるとうれしいです、とても。

    「広報官、走る!」
    ・青春ドラマすぎて、感情移入できなかったです、はい。

    「青い衝撃」
    ・格好良い旦那さん、人気の旦那さんに忍び寄るオンナの影...
     妻は不安でたまらないだろうな...と思いつつもメモ設定に無理あるんじゃないか?と冷静に突っ込んだり。

    「秘め事」
    ・6編の中で一番好きな話。
     水田有希がステキです。立派な父の娘はやはり勝負のときは強いなw
     手島の苦悩を越えた決断、行動にがんばれ!がんばれ!ってなる私は単純なお人です。
     
    「ダンディ・ライオン」
    ・秘めた想いに気づいてくれた人は特別な存在になる。
     吉敷が切り撮った千尋の写真。想像するだけで幸せな気持ちを運んでくれた。


    有川浩さんの自衛隊員に感謝する心、自衛隊員を知ってほしい心が伝わってきます。
    主人公たちから発せられるセリフは、有川浩さんの創りものではなく、取材した人たちから発せられた真実の言葉なんだろうな。
    国民を守る覚悟という心。

    「頑張ってね、頑張ってね、頑張ってね」
    自衛隊員の帰り、信じて待っててくれる家族にも心を寄せた。

    アマアマなスイーツの中にあるちょっとしたビターな味わいも堪能。
    自衛隊という単語ではなく、自衛隊員に感謝したい。
    これからは。

  • 自衛官達の恋物語、はまりました♡(笑)
    誰にでも分かりやすい人物像や共感しやすいセリフ・心情の連続は少女マンガ的なビジュアルを容易く具象化できるものばかり。そしてきっちり今昔から変わらぬ真摯で実直な男女の愛を描いています。中でも私のお気に入り「軍事とオタクと彼」では年下自衛官が可愛くてにんまり、これぞラブコメという感じで楽しめますし、「秘め事」は思わぬ展開が切なく、感動的でラストは涙、涙となりました。
    有川浩さんの本はこれが初めてでしたが、他の著書も俄然興味が湧いてきました。

  • 「ベタ甘ラブで何が悪い!!」って、本の帯にありましたが…いーえ!!何も悪くないです!!むしろ、清々しく『ベタ甘』最高です!!
    タイトルはラブコメだけど…確かに面白いし微笑ましいけど、すっごく真っ直ぐな恋の短編集です。
    読みながら、ニヤニヤが止まりませんよ(^ー^)

    そして、有川浩さんの作品を読むと、
    (自衛隊の存在については様々な意見がありますが)
    自衛官の皆さんは、日本という国の為、日本人という私達の為に仕事をしているということに、改めて気付かされます。

  • シンプルに自衛官のベタ甘恋。
    文庫本、単行本もどちらも読みました!!

    ≪軍事とオタクと彼≫ が可愛い。最後のベットの写真。離れていてもお互いを思う気持ちが素敵でした。

    個人的には、≪広報官走る!≫が好きです。
    「広報官には女たらしが向いている」と言われつつも彼女のいない政屋一尉が、仕事先で出会ったいい感じの女子。だが現場はトラブル続きで…

    やはり、国防を守るといっても、人間なので普通の恋をするのだと
    改めて思いました。

  • ** 所帯じみてて何が悪いんだよ。俺と所帯もってんのに。

     クラッときた。(笑) とりようによっては、所帯じみてることを肯定されて
    ちょっぴり哀しいのかもしれないけれど。とこれを書きながら思った。
    でも「そのままでいい」と肯定してくれているこのセリフは、とても心に響いたのだ。

     パイロットは練習中の事故などで同期の半分が亡くなると知り、血の気がひいた。・・・つらいとか哀しいとか一言では言い表せない。
    そういう事実を知り、重く響いた部分もあった一冊。

     

  • 自衛隊にまつわる恋愛小説短編集
    ラブコメ今昔
    軍事とオタクと彼
    広報官,走る
    青い衝撃
    秘め事
    ダンディライオン
    6作品

    青い衝撃は、ブルーインパルスという曲芸乗りをする部隊の名前と、女性からの伝言の衝撃への反応が青いという二重束縛。
    相談できる友達がいてよかったと思う。相談できずに、裏目に出て行くか,相談したことが裏目になることもある。
    基本的に前向きなところがよい。

    ラブコメ今昔は、結末は、それはないだろうという甘さ。
    まさかそんな甘い結末を用意してようとは。まだまだ有川浩初心者であることを実感。

    軍事とオタクと彼は、自衛隊にもオタクがいるという実情がわかってよかった。
    オタクでもいいという女性の判断にも、そうくるかというところがある。

    広報官,走る!は、テレビ界のいやなところを見た感じ。
    無事で済むとは思わない。関係したくない話。

    ps.
    クジラの彼と同じ傾向の自衛隊恋愛小説で、今後も出る可能性があるらしい。

  • よかった~有川さん、ベタ甘ありがとう!
    自衛隊員の恋愛短編集。どのお話にもきゅんきゅんさせられ、どのお話の自衛官にも惚れた。

     常に危険と隣り合わせの仕事をしている自衛官の仕事に対する思いだとか、その彼らを支える妻だったり、彼女の想いが胸をうつ。

    「いつ何がおこるかわからない、けんかをしても翌朝は笑顔で送りだしてください・・」本当にそうだな~。現実、旦那は危険とは全く無縁の仕事だけど・・それでも何が起こるかわからないときがある。毎朝 笑顔で送り出すよう心掛けよう。子どもが学校に行くときにも。

    どのお話も好きだけど、中でも「軍事とオタクと彼」「秘め事」がよかった。

  • 短編集なので、ちょっとした時間でも読める作品。
    自衛隊職種が関わりながら、きちんと乙女心を表現してある。
    有川さんの本を読んで、自衛隊という職業の見方が変わった。

  • 自衛官の恋愛を描いた短編集です。読み終わった後あとがきを読んでわかったのですが、『クジラの彼』という小説に次ぐ、著者の自衛隊恋愛ものの第二弾だそうです。自衛隊のことを全然知らない私には、例えば戦闘食料のたくわんが美味しいだとか、そんなプチ情報も面白かったです。

    自衛隊のマニアックな知識と、きゅんきゅんする恋愛がいい感じにマッチしています。お話は、読み終わった後ハッピーになれるものや、結末がかわいらしいものが多くて、下品だったり、ダークだったり、エロチックだったりする要素がないです。いうなれば、「安心してお母さんにオススメできる恋愛小説」って感じ。(お母さんにおすすめできる恋愛小説って案外ないですよね??笑)

    私事ですが、いとこが今度自衛官になるので、なんだか作中の自衛官たちが身近に感じられて愛しかったです。

  • 自衛隊の恋愛事情を題材にしたお話。
    自衛官同士の恋愛や対自衛官との恋愛を、死と隣合わせの職業と覚悟しながら家庭を持つことの意味は大変深く重いんだなと知りました。
    有川浩の恋愛小説なので胸キュンなのは当たり前ですが、いつもどこかで『死』がまとわりついてる切なさがまたこの小説をグッと魅力的にしています。

  • 自衛隊 X 恋愛
    セリフがちょっと恥ずかしい。。。

  • (多分)塩害以前の自衛隊の日常で起きた恋愛を綴った短篇集です。

    超ガッツのある前のめりな女性自衛官がいたり、子育ての為に整備士から退官したブルーインパルス乗りの奥さんがいたり、オタクな自衛官に一目惚れしちゃったOLさんがいたり。

    全て自衛隊という限られた世界にいる人と愛しあってしまった人たちのお話ですが、でもこれもやはり普通の恋愛小説です。
    ヒロインの視点に立って、ドキドキしてハラハラしてイライラして、哀しくて、不安で、嬉しくて、何度も泣きました。

    やっぱり恋愛はいいね!
    今でも私は夫に恋をしている自信があるけれど、でも出会った頃のジェットコースターのような恋ではなく、穏やかでなだらかでじっと目を凝らしていないと「ときめき」の小さな欠片を見逃してしまいます。
    でもかえってその小さな小さな欠片を見つけて胸がすこーしときめいた時、「この人と結婚して良かった」とすこーし嬉しくなります。

    ソウルメイト、人生のパートナー、赤い糸の相手。
    全ての人がそういう人とめぐる会えるといいのに、と思いました。

  • 図書館の本

    内容(「BOOK」データベースより)
    突っ走り系広報自衛官の女子が鬼の上官に情報開示を迫るのは、「奥様のナレソメ」。双方一歩もひかない攻防戦の行方は?(『ラブコメ今昔』)。出張中新幹線の中で釣り上げた、超かわいい年下の彼は自衛官。遠距離も恋する二人にはトキメキの促進剤。けれど…(『軍事とオタクと彼』)。「広報官には女たらしが向いている」と言われつつも彼女のいない政屋一尉が、仕事先で出会ったいい感じの女子。だが現場はトラブル続きで…(『広報官、走る!』)。旦那がかっこいいのはいいことだ。旦那がモテるのもまあまあ赦せる。しかし今度ばかりは洒落にならない事態が(『青い衝撃』)。よりによって上官の愛娘と恋に落ちてしまった俺。彼女への思いは真剣なのに、最後の一歩が踏み出せない(『秘め事』)。「ラブコメ今昔」では攻めに回った元気自衛官、千尋ちゃんも自分の恋はいっこうにままならず…(『ダンディ・ライオン―またはラブコメ今昔イマドキ編』)。

    共通項は自衛官の恋愛話。
    でもいろんな世代、いろんなケースで描かれていてとてもおもしろかった。
    これも買いかなぁ?と思ってしまう。
    有川浩が描く恋愛の仕方は好きだと思う。
    最初のエピソードが特に好き。こういうお見合いならいいな、って思うのでありました。

  • 国防ラブコメ短編集第二弾・・・今回もべたべたな甘さを堪能しました!大満足。しかし川原泉の「空の食欲魔神」「アップルジャック」「不思議なマリナー」も、よく考えたら国防ラブコメなんだよな。ちょい古いですが同分野の先輩ってことだな。

  • クジラの彼の続編ということで今回も自衛隊関係...
    えー!自衛隊員って超かっこいいじゃん!
    と、完全に2作品に毒されて?しまいます。
    書かれている男性がみんなツボです。
    優しいし、仕事にはまじめだし、けど悩んでたりかけてる部分があって人間らしい。
    娘が結婚するならこんな人がいいなぁと思わず思ってしまいます。

    けれどそれだけではなくて、自衛隊ならではの気持ちであったり、葛藤であったりそういった部分も描かれています。
    そういう「自衛隊への理解を深めてほしい」というか…単なるラブストーリーに収まっていない、自衛隊思いな部分が有川さんの作品の素敵なところです。

  • 大好きですっ有川先生の甘々、胸キュン!

  • ”「自衛官はいつ有事が発生するかまったく分からない職業です。
    そんなときに自分の家が気にかかるようでは、国防の任は果たせません。
    -朝我が身に何かあったとしても、妻が家庭を守ってくれるという信頼があってこそ、我々はどんな任務にも赴ける。
    妻は自衛官のお父上の教育もあったかもしれませんが、そうした意味で非常に信頼のおける女性だと思いました。」”

    二十数年つれそった妻に関するインタビューで自衛官が答えた言葉。
    短編集の一冊ですが、この夫婦の話が好きです。

  • 自衛隊を舞台にしたラブコメ。
    一番のお気に入りが、秘め事。主人公がひょんなことから
    上官の娘と出会い、2年の間、上官に内緒で恋愛をするのですが、主人公の友人が事故死して、上官が娘を自衛官に嫁にやらんと怒ったため、二人の間に暗雲が立ち込めます。しかし、主人公は上官に結婚を前提に2年間付き合っていることを告白し、上官と決闘した後、二人は
    結婚にこぎつけます。結婚式の時に、花嫁の父として号泣する上官の姿に感動してしまいました。

  • 『クジラの彼』に続く、自衛隊ラブコメ短編小説第二弾。ラブコメという言葉を書くのも恥ずかしい年齢になってしまいました。

    有川さんの作品は、登場人物同士の言葉の掛け合いや、思考、行動が、自分と一致するところが多いのか、頭の中にスッと入ってきて読みやすいです。登場人物たちが期待を裏切らないので、読んでいてストレスを感じない。

    また、これも毎回思うことなのですが、主人公たちのようにアクティブに行動できる、人に気持ちにもっと気を配れる、そんな人になりたいなと思います。
    例えば、短編4本目の『青い衝撃』では、女性の心の動きを垣間見て、「ああ、あの時も・・・」と経験と照らし合わせたりしたのですが、これを読む前に主人公たちのように行動できていたらなあ、と後悔したりするのです。「あの時の行動は、今、思うとありえねえな。。」と赤面して悶絶したりとか(^-^;

    自分の脳内にある、様々なパラレルワールドにおける理想の自分、それがどこかに見つかるのが有川さんの作品。だから読んでいて気持ちがいいんでしょうね。

  • 見事に有川作品でした。甘い夢のような恋愛てんこ盛り。自衛官の恋愛話。ただ最初の「ラブコメ今昔」に出てくる矢部千尋は少々押しが強くて、有川作品でありながらこの子のせいで私は受け付けないのかとイライラしましたが、それを除けばお話はどれも好みでした。色んなラブロマンス満載。夢と現実が描かれてました。「秘め事」でまさか死んでしまう人が出るとは思いませんでしたが、これもまた現実なのかと悲しい思いに。でもどれも素敵な恋話ばかりでした。

  • 自衛隊を舞台にした短編集。
    どの主人公も、自分の気持ちに正直で、こと恋愛に関しては一直線!
    読んでて気持ちがいいほど、清々しい。

    特に好きなのは「青い衝撃」。
    ブルーインパルスのパイロットを夫に持つ妻が主人公。
    夫は公開飛行の度に、若い女性ファンに日々囲まれているが、子どもを産んで母となった自分は、肌の手入れも行き届かず、果たして女性として見てくれてるんだろうか…
    そんな不安のなか、あるストーカー気質のファンから嫌がらせのメモが届き始める。

    夫に言わないで(むしろ疑ってしまい)、すべて一人で抱え込んで悩んでいる主人公が痛ましくも応援したくなる。
    必要なときに「助けて」と言えるようにならないとな。
    と自分に照らし合わせて読んだ。

  • 有川さん定番の恋愛もの×自衛隊。有川さんの作品を読む度に、私もこういう恋愛をしてみたいと思ってしまう…(笑)実際には有り得ないんだろうけど、してみたい(笑)
    今度この本買おうかな?

  • 甘いだけじゃないけど、ほぼ全てが甘い、
    ラブコメの短編集です。

  • ラブコメ今昔とダンディ・ライオンに登場する、吉敷と千尋のふたりが好きだったなー。可愛い。
    主役が変わっても、自衛官の恋愛を書く上で軸になってるものは変わらない印象。
    いついなくなってもおかしくない緊張感とか、結婚がゴールじゃないって、この人たちを見てて痛いほど感じる。

  • 自衛隊の人との恋愛物語
    胸がキュンキュンしたい人にお勧めな本です。
    有川さんのベタ甘な本です

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ラブコメ今昔の作品紹介

突っ走り系広報自衛官の女子が鬼の上官に情報開示を迫るのは、「奥様のナレソメ」。双方一歩もひかない攻防戦の行方は?(『ラブコメ今昔』)。出張中新幹線の中で釣り上げた、超かわいい年下の彼は自衛官。遠距離も恋する二人にはトキメキの促進剤。けれど…(『軍事とオタクと彼』)。「広報官には女たらしが向いている」と言われつつも彼女のいない政屋一尉が、仕事先で出会ったいい感じの女子。だが現場はトラブル続きで…(『広報官、走る!』)。旦那がかっこいいのはいいことだ。旦那がモテるのもまあまあ赦せる。しかし今度ばかりは洒落にならない事態が(『青い衝撃』)。よりによって上官の愛娘と恋に落ちてしまった俺。彼女への思いは真剣なのに、最後の一歩が踏み出せない(『秘め事』)。「ラブコメ今昔」では攻めに回った元気自衛官、千尋ちゃんも自分の恋はいっこうにままならず…(『ダンディ・ライオン-またはラブコメ今昔イマドキ編』)。

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