- Amazon.co.jp ・本 (433ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048738545
作品紹介・あらすじ
青い眼を持つ美貌の雲水・唯慧。彼が、永平寺に来てから二年になろうとしていた。唯慧は己の経歴を語ることはなかったが、躰に刻まれた痛ましい傷は隠すことができない。彼は三年前、ヨーロッパ各地で起きた連続射殺事件の容疑者だった。一流のスナイパーと畏れられた彼がなぜ、日本に来たのか。そして、禅の総本山の門を叩いたのか。背後にはヴァチカンを蝕む"罪深き悪疫"と奇跡の子を巡る"苛酷な運命"が見え隠れし…。横溝正史ミステリ大賞で大絶賛を浴びた気鋭の女性作家による魂の叙事詩。
感想・レビュー・書評
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思ったより面白かった。
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期待外れだった。
デビュー作に惹かれて、
ずっと探してた。
設定に伏線張りすぎたかな。 -
サンピエトロ広場で起こった殺人、刺客はどこに・・・。
ローマの枢機卿に絡む宗教による制覇の鍵をにぎるのは誰。
永平寺の青い眼の修行僧が法衣の衿に縫いこんた十字架は何。
ピエトロ広場に捨てられていた孤児とスナイパーの関係は・・・、外務官僚の父、書道家の祖父、検察官の息子・・それが全青い眼の日本人らしからぬ風貌。
あまりに話しが壮大で、場所も時間も飛ぶのでスジを追うだけで疲れました。そして荒唐無稽な設定にも無理を感じる。 -
書店で見て、卒倒するほど驚きました。なんという、究極の筆名でしょうか!ご本人が、当然その権利が誰よりもあるんだということで、ご自身の美貌に忠実に行動され、即決されたのでしょうか?それとも、作者は頑なに拒否されたのに、編集者が強引に、作家の美しさも小説内容に劣らず重要ということで、決めてしまったのか?どちらにしろ、半端な平常心ではこのネーミングは出来ません。脇でおちゃらけた分よけいに、その主体である小説自体に、よほど自信がなければ出来ないことだと思いましたので、迷わず購入。まだ読んでいませんが、このぺンネームとそこから生じる期待度から、すでに星4つの資格は充分です、当然です。・・・・・
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やっと・・読み終わったよ。
時系列が錯綜しているのは嫌いじゃない。むしろ好きだけど、
英名が全く記憶できない自分に泣きたくなった。
ヴァチカンに乾杯。
えーと、あと美形だと明記されてなくても、
脳内で美形メーカーが起動するので大丈夫です。
薄青の瞳の人が不細工なわけないじゃない!