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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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「わたくしは、叔父、三島屋主人伊兵衛の命を受けまして、変わり百物語の聞き役を相務め居る者にございます。本日もその趣向にて、此方様がご秘蔵の不可思議譚をお聞かせ願いたく、まかりこしてございます」
さて。おちかは凛々しく微笑んだ。
「わたくしにお話をお聞かせくださるのは、どなた様でございましょうか」
― 399ページ -
引用:お福には、顔を合わせたそのときから妙に親しみを感じ、まるで年長の幼なじみと久しぶりに再会したかのような心やすさを覚えていたおちかだが、ここに来て己を取り戻した。お福は語り手であり、おちかは聞き手だ。おちかが水を向けて聞き出そうと努める一方、お福は語ることに努める。そして、その挙げ句に引き出された話がどれほど醜悪なものであろうとも、おちかはそれを受け止めねばならぬ。それが、この座敷の決まりだ。
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物を恵むよりは、働き口をやるのがいちばんの親切だ
― 30ページ
みんなの感想・レビュー・書評
安藤坂の屋敷にはぞっとした。
ほんとにぞっとした。
ラストがちょーっとファンタジックにすぎるけれど、テーマが重いから、ちょうどいいといえばそうなのかも。
最初は暗く重い感じがしていたけれど、主人公おちかが叔父さん叔母さんたちに助けられながら、最後には立ち向かっていく姿に希望がもてた。
続く「あんじゅう」も楽しみ(^O^)
二冊目が先で後にこの作品を読んだけれど
随分良く描かれていた主人公が実は…という話を読んで
好感↑
人が変わっていける、成長の見える話は気分の良いものです。
「おそろし」⇒「あんじゅう」とつながる作品。
「おそろし」は、暗く、ねばっこい仕上がりで、
「あんじゅう」は、あたたかく、風通しのいい感じ。
登場人物たちが動き出して、ウイットに富んでいるのは
二作目「あんじゅう」のほうですが、
どうしても流れ的に必要かと思い、「おそろし」を読みましたが…
そこまで必要ではなかったかも。
は~おもしろかったっ。
あんじゅうから読んじゃったから順番あべこべだったけども。
お嬢さんにはそんな過去がおありだったのね。
しばらく本棚に眠っていました。
が、読み出したらあっという間。
やっぱり宮部みゆきさんはすごい。
怪談とか超常現象的な話はさほど好きではないのですが、それでも話しに引き込まれてしまいます。
怪談、とは言え、最後に向けて絶望とそして希望が出てくる、こんな話にめぐり合えることは幸せですね。
読んでいる中で心に訴えかけてくる、というのはこういうことなんでしょう。
続編で話の筋を知ってしまっているのに、泣ける。
それだけ情のある物語ということ。
語りがメインで、それぞれの感情が、ありありと伝わってくる。
時代物なのに読みやすい。
人の情が併せ持つ、怖さとあたたかさが共にある。
http://koroppy.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-49c8.html
おもしろかった。
読んでいて、悲しすぎる話にひやりと怖くなる所もあつたけど、読んで良かったです。
最後みんなが揃った場面に感動しました。
続きのあんじゅうも読んでみたいと思います。
江戸中から集めた不思議な話。だけど、このお話の特徴は「何が語られたか」ではなくて、「なぜ、語られたのか」というところにあると思います。
話の聞き手として登場する主人公も、実は心に傷を負っていています。だからこそ、話の語り部に心を寄せることが出来た。それがその話に隠された語り部の想いを救い、そして自分も救われたのではないでしょうか。
「あんじゅう」を読んで、しっくりこなかった部分が、これを読んで理解できた。おちかが三島屋に来ることになった経緯がこんなにも重いものだとは…!いつの時代も、怖いのは人間の欲や見栄だということか…。おちかには幸せになってほしい。
江戸の袋物問屋三島屋で、主人の姪、おちかが客の身に起こる不思議な話を聞く、というお話。
おちかに物語を話す客たちは、皆悲しい因縁を抱えているのだけど、
それをおちかが聞いてあげることで、解放されていく。
「百物語」なので、怪談話かと思いきや、1つ1つが大変悲しい話です。
三島屋のおちかさんの百物語はここから始まったのね。
先に「あんじゅう」を読んで、おちかさんにも深い事情があるのだろうな。と思っていたけれどそんな悲しい出来事があったなんて・・・
つらい経験をしてきたおちかにだからこそ、人々は心を開いて話をするんですね。
ひとつひとつ短編ながら、それがずっと繋がっていて最後にすべて決着がつくという構成になっています。
ひとつひとつが怖いです。そして悲しいです。
宮部みゆきの時代物は読みやすく、世界に引き込まれる。袋物や、というものが何かも具体的にはわかっていないのに、江戸時代の江戸に生きている気持ちになれるというか。貧乏長屋にでさえ、住んでみたくなる。
江戸時代調、とある少女の視点で書かれている物語。
因縁に縛られた人達の話を聞いて、因縁からの解放へ導いてゆくおちか。…その彼女にもまた、因縁があるのだが。
読了。
人情モノには滅法弱い為、最後の方目頭が熱かった。
国語の先生曰わく、続きそうなラストで終了するから少し消化不良があるかもという前評判だったので不安だったけれども割とさらりと終わったように感じた。
続編もある、というレビューを見たので探して読もうかと。
再読。
怖いこわいと思いながらやめられない罠。
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百物語、というサブタイの通り。こわいー!こわいよー!
初のシリーズが元気いっぱいなのに、今回の主人公おちかは最初っから超暗いし!(笑)
3話まで、おちかの過去が明かされないのできりきりしました。うまいなあ。
百物語なので、もっとこう連作的なお話かと思っていましたが、長編っぽい。面白かったです。これは続いて欲しいですが、また出るかな。

めずらしく、読んでちょっとスッキリしません。それでいいのかなという気もしますね。確かにつらい出来事でしたが、堪えてあげてって・・・。その立場の人には、救いになるかもしれません。その反対の立場の人には、...






