終末のパラドックス

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著者 : 桂木希
  • 角川グループパブリッシング (2008年9月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048738835

終末のパラドックスの感想・レビュー・書評

  • 【ギックリ腰から復活しながら感想】
    図書館をプラプラしながらテキトーに手に取った本。
    タイトルだけで借りた。
    いやあなかなかに面白かったです。
    ちょっと読みにくい感じはあったけどね。
    非常に面白かったが、ギックリ腰になってしまったのでなかなか読み進められなかった。
    テキトーに手に取ったにしてはよいものを読めてよかった。

  • 少し期待していたけれど、完全に消化不良。色々なところでごちゃごちゃして話に入りきれず。

  • これは面白いです。全人類を人質にするバイオ爆弾テロ。犯人は科学者でその要求はとてつもないものだった。事件解決の鍵は14歳の孫娘。その孫娘をめぐり日本、アメリカ、サウジアラビア、ロシアによる壮絶な戦いが巻き起こる。テロ犯人の真の狙いとは。誰が敵で何処が味方なのか。二転三転するストーリーとスケールの大きい場面展開が秀逸。今年面白かった本のベスト3に入るであろう小説です。

  • 世界中に生物兵器が仕掛けられたグローバルなバイオテロを中心に、犯人、犯人の孫、各国の諜報機関、各国の政府首脳が入り乱れたドラマを繰り広げる、という話です。ややこし面白くなく、こんなにグローバルで派手な設定なのに、何故か退屈してしまった小説です。
    まず、設定の細部にリアリティがなくて、余り感情移入できませんでした。
    一例を挙げると、「世界中にウィルスが蔓延していても、爆弾が爆発しなかった国(アメリカ)はウィルスに感染せず無事」という謎設定が、物語の1/4の進行を担っているのですが、普通に考えたらおかしいと思うのです。アメリカなんかメキシコと地続きなんですよ?しかも食料など物品を輸入したら締め出せるはずがないじゃないか。
    それに、外務省の職員が、地球温暖化対策の基礎的な事項について国際経済学者に講釈を受けるのは公務員を舐めすぎだし、民間のシンクタンクと文化人類学者が「飢餓や貧困や戦争がない人類社会は生物学的に不可能」ということを多くのデータを使用した(一体何のデータなのか)シミュレーションで表した論文が査読を通ってるのか何だか知らないが書かれてるのも違和感がある。国際問題とか大学教授とか出すのであれば、せめてそれっぽく見えるように書いてほしいなあってちょっと思いました。
    登場人物が多く、1ページごとに出てくる人が変わります。3ページしか出てこない人もいるので、その人達の心境描写は上っ面になり、一体何のためにわざわざ出てきたのか、疑問に思ってしまいます。主観的な小説と、第三者的な映画とのいいとこ取り、といった雰囲気です。マンガでやった方が良かったのではないかと思います。
    あとは、細かいことですが、色んな人の目や眼鏡が冷たく光りすぎではないでしょうか。一場面に一回は必ず出てくるといっても過言ではない。冷たく光らせすぎるのもアレではないでしょうか。
    何だかよくわからない小説でした。

  • 架空のサイエンスフィクションとしては読み流せた。

    ハードボイルド的な展開をちらつかせつつ、現実味も持たせようと努力している跡が伺える。

    奥深さを堪能するなら、他をあたろう。

  • テンポよく読めた。結構完成度高し。

  • 一人の日本人が世界中に仕掛けたウィルステロ。
    それを解く鍵を握るのは13歳の孫娘。
    世界規模の追っかけっこに様々な思惑が絡む。
    あまりにバラけすぎてまとまりに欠け
    スケールはデカイがスピード感が乏しかった。

    【図書館・初読・5/24読了】

  • 再生可能エネルギーを軸に世界的な追いかけっこ。主人公の十五才の女の子がタフ。サポート役もカッコいい。誰が敵か味方がサッパリだ。

  • 面白〜い☆
    サスペンス・アクションあり、ユーモアあり、ドキドキハラハラで、国際謀略小説といっても、あまり難しくなく、楽しんで読むことができる。
    主要人物が3人で、おじさん2人と13歳の少女。
    鳥インフルエンザの変異であるウィルス爆弾テロ、温暖化と新エネルギー、暗殺者やスパイ、アラブやCIA、公安と検察・・てんこ盛り状態なのに、367ページという少ない枚数にうまく収めている。

    イギリス・アフリカ・ドイツ・アメリカ・日本と世界をまたにかけ、めまぐるしく変わる場面は、スピーディな展開でテンポもいい。
    キャラも魅力的なうえに、アクションと二転三転するストーリーに引き込まれる

    中国が関わってこないのが残念なことと、世界の終末にしては緊迫がないのは、ページ数的にまあしょうがないかな
    かなりスケールでかいし・・

  • すげーアタマがいい人が書いている。すげーアタマがいい人が読んだらいいと思う。国際関係も地球科学も文学も何でも来い、みたいなヤツが。

  • デビュー作では、世界規模のネットコンゲームを描き、第2作目となる今作では、世界を股に掛けたウイルステロを描く。
    相変わらず、登場人物が多く、1回読んだだけでは、なかなか理解に苦しむが、最後まで誰が本当の敵か分からず、二転三転していく様は面白い。
    ウイルステロがメインだと思って、期待したのだけれど、実際にウイルステロは隠れ蓑で、本当は3年前に殺された研究者が隠したレポートの争奪戦。
    もう少し、ウイルステロをうまく絡めていたら、星も1個増えたかも。

  • 渋谷で爆発予告があり、爆発物の中身はというとH5N1型という高病原性鳥インフルエンザウィルスだという。
    インフルエンザは感染力が強くて、飛沫感染するので、そんなウィルスをばらまかれたら大変なことになるのですが、とりあえず阻止。
    でもこれは序章にすぎず、逮捕された容疑者北村は世界各国にこのウィルスが仕組まれた爆弾を仕掛けたという。
    世界各国を相手に世界平和を求める声明をだすが、本当の目的は殺されてしまった北村の息子の意志を通すことと、孫娘の保護。
    死んだ息子の意志とは新たなエネルギー資源についてのレポートで、これをめぐって産油国、アメリカなどが動き出す。

    異国の地で不法滞在者となっている孫娘、その娘をなぜか守りに来た元傭兵、日本の役人の三人が様々な攻撃からすんでのところで難を逃れたり、各国の利害関係など興味深いものもたくさん。
    これだけ世界がエネルギー問題に窮しているときに、本当に産油国の利益を守ることを目的に新たなエネルギーについての提言が抹殺されているのではないかと思わずにはいられないリアルな話だった。
    北村老人の細菌テロは、それだけをクローズアップするとエピソードとして弱い感があるけど、これって、本当に起こりうる新たなテロなんだな〜と思うとちょっとひいた

  • 老科学者が、世界中にウィルス爆弾を仕掛けて、世界平和を訴える。平和の為のテロというパラドックス。強引なところもありますが、テーマとして面白いから良いの。地球温暖化について書かれているとこも興味深いです。先進国でエコだなんだと言っても、この後、爆発的に発展するであろう発展途上国のことを考えたら、今言われているような対応策では土台無理。でも例えば石油に代わるエネルギーが開発されちゃったら、今の石油中心の力関係が根底からひっくり返ってしまうでしょ、それを今力持ってるとこが良しとするのかどうか。未来の為に、自分が今、貧乏になるってことが出来るでしょうか。

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