退出ゲーム

  • 921人登録
  • 3.61評価
    • (86)
    • (191)
    • (201)
    • (34)
    • (6)
  • 253レビュー
著者 : 初野晴
  • 角川グループパブリッシング (2008年10月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048738989

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

退出ゲームの感想・レビュー・書評

  • ハルチカシリーズ第一弾 初めて読んだ作家さんです。
    正直言うと、推理ものは苦手だけど…分かりにくいところはあったけど
    2日で読み終えることが出来ました。
    甘酸っぱくて、切なくて…おかしくて。ちょっと薄暗い感じもあるけど
    それがあるから、笑えるところが引き立っているような気がしました。

    すごく笑えて吹き出したり、じわー…と涙が出たり、フレッシュで
    青春していて、おもしろかった(o^∀^)星は3.5って感じです。

    個人的には「結晶泥棒」話が意外な方に進んでいって意表をつかれた。
    「クロスキューブ」もう…、成島と一緒に泣きました。
    「退出ゲーム」…おぉ~素晴らしい。。。思わず拍手
    「エレファンツ・ブレス」…ふ、深い…すごい設定です。

    部員がだんだん増えていって、このまま演奏できるまで部員を
    増やすのかな。わくわくする♪
    草壁先生の過去が気になる……、気になり過ぎる…。

    笑ったのが
    「藤間弥生子。マヤと呼んでやってやってくれ。家はラーメン屋だ。」
    (北島マヤを連想させられたのは私だけ…?)
    かなりツボに入りました(笑)

    『クロスキューブ』が一番好きだった。笑って泣いた。
    スピードキュービストのハルタ
    スクランブラーのチカ…でゲラゲラ(´w`*) 
    ハルとチカを脳内で想像して…もう笑い転げました。

    あぁー、高校生に戻りた~い!!制服着て青春したいー♪
    と、懐かしくいろいろとあの頃を、思い出すのでありました。

  • 高校の吹奏楽部で再会し、妙な三角関係に突入した
    幼なじみのハルとチカが遭遇する、さまざまな事件。

    事件が解決をみる度に、オーボエ、サックス、トロンボーンと
    弱小吹奏楽部に部員が増えていくのが楽しい。

    化学部から消えた硫酸銅の結晶の行方、
    学校で突如ブームを巻き起こしたルービックキューブに始まる
    6面すべて真っ白なルービックキューブの謎、と
    いかにも高校生らしい謎解きを繰り広げる前半と、
    戸籍のない子ども「ヘイハイズ」問題や
    ベトナム戦争での枯れ葉剤やPTSD問題へと
    テーマが急速に深刻化する後半とのギャップを
    すんなりと受け入れられるかどうかで、評価が分かれる作品かも。
    私としては、いかにも高校生らしい結末の「結晶泥棒」が好きですが。。。

    博識で頭脳明晰なのにどこか抜けているハル、
    ハルの背中に炸裂するキックも頼もしい熱血少女チカ、
    指揮者としての名声を捨てて赴任してきた謎多き草壁先生、
    尊大で目立ちたがり屋だけど意外と友達思いの名越、
    発明部を私物化する奇想天外なメカオタク萩本兄弟、などなど
    一筋縄ではいかない登場人物たちが
    第二作でも生き生きと活躍し、

    未だ情けない音しか出てこないチカのフルートが
    特訓の甲斐あって、少しでも上達することを願って!

  • 映画化されると知ってまずはオンエアを撮り溜めしといたアニメから見てみた、オンエア時はあまり関心がなかった作品だったが青春推理物語だと言うことがわかった、それに吹奏楽がおまけについていると言う感じ、言うなれば「氷菓」と「響けユーフォニアム」を合わせたような作品だった。ところが映画はひどい出来で推理部分をほとんど省いてしまい恋愛吹奏楽ものにしてしまっていた。そして原作を読んでみてもアニメがすこぶる良く出来ていることがわかった、今日本の優秀な脚本家はみんなアニメ業界に行っているということなのかも。

  • なんとなーく、シリーズっぽいなーっと思い前から気になっていた。これが第一作らしい、と手に取る。

    いやー好きだわー。
    なに、これ、おもしろいっ!
    青春ユーモアミステリーってやつでしょうか。

    最初、幼なじみが、と言ってたので、なるほどなるほど、幼なじみものかあ、いつの間にか好きになってるってやつね、っとひとり納得していたら、
    どーも、違うらしい。
    恋のライバル??え?顧問の先生??
    ええっ、そーゆー三角関係~~!!っとびっくり。
    ここにきて、よーやく、ケータイに入っていた隠し撮りの画像が誰だったのかに思いあたる。
    なるほど、そりゃあ、登校拒否になるわなー。
    まあ、この三角関係がどうなっていくのか、草壁先生の過去になにがあったのか、は後々のお楽しみ、とゆーことで。

    とりあえず、短編が四つ。
    退出ゲームは、なーるほど、そーゆー趣向か、と。
    こんな演劇部あったら楽しそうだ。
    最初のは違うけれど、あとの三つのおはなしは、
    事件解決、とともに吹奏楽のメンバー獲得のおはなしでもある。
    ひとりひとりの抱えている問題は軽いタッチの文とは
    裏腹に結構重かったりもするんだが、うまいことまとめてくれている。
    あと、「私の友情は生ハムより薄いんです」とか、
    ちょいちょいくすっとしてしまうセリフが楽しい。
    爆笑ものだったのは萩本兄弟。田んぼを疾走する恐怖の蛇ロボット。いやあおもしろすぎるわあ。
    敏腕生徒会長やら、変人演劇部長やら、おもしろキャラクターには事欠かない。どちらかとゆーと実写化より、
    コミカライズとかの方が楽しそう。

    どこか繊細そうでいて、自由人っぽいハルタに
    しっかりものっぽくて、でも等身大なチカのいい組み合わせ。
    どっちかってゆーと謎とき役はハルタで、チカは舞台回し的な役割。ホームズとワトソン、みたいな?
    にしても、いやあーいいなあ青春!って感じですなあ。
    これは楽しいわあ。
    続き読むぞ。

  • 高校一年の春太と千夏は幼なじみ 共に存続危機の吹奏楽部員。
    そして二人して顧問の草壁先生に片思い・・・
    会話が楽しい青春ミステリー、さらっと読めるけど内容は結構重い。事が解決していくごとに部員が増えていくのが面白い。

  • 四編からなる連作短編集。
    まったくタイトルからは内容の想像がつきませんでした。
    米澤穂信の「古典部シリーズ」のような、高校を舞台に生徒や先生が日常に潜む小さな謎を解いていくお話です。

    千夏とハルタは高校一年生。

    元気いっぱいのハリキリガール、千夏。
    小柄な美少年、上条春太(ハルタ)。

    この二人をメインに話は進みます。

    二人はいずれ恋に落ちちゃうの?
    いえいえ、だって二人は恋のライバルなんです。しかも相手は・・・ね(笑)!

    そんな千夏とハルタの恋のライバル争いにぶふふっと笑いながらも、謎が解ける度に胸が熱くなりした。
    特に「エレファンツ・ブレス」は格別でした。「象の寝息」という色の名前だけが残り色見本が存在しない謎の色。その色に込められた長きに渡る悲しく辛い記憶・・・。大切な人を救うためには人は強くなれるんだな、と思いました。

    一方、「退出ゲーム」では最高に笑いました。ガチャピン最高です。

    読み進めば進むほど彼らと一緒にいたくなる一冊でした。
    続編楽しみです。

    お気に入り度:★★★★☆   (2009年3月30日読了)

  • これは...面白いぃー! まさしく青春ミステリの決定版と言っても
    過言ではないんじゃないでしょうか?
    登場する生徒にまともな生徒がいなく、ほとんどコントのような
    アホの子ばっかですが、それが上滑りしていなくて、ちょっとした
    寂しさと温かさと優しさに溢れていて、読書中もよても気分が
    晴れやかになりますねー。
    なんか愛しいです。
    坂木司の「夜の光」に近い匂いのするの青春小説かしら。

    最終話で展開される夢と色の関係も普通に面白く、興味深いし
    特に文句や茶々を入れるところがないような気がします。
    さすがに評判の高い作品だけありますね。

  • 思ったよりサクサク読めて面白かった。エレファンツ・ブレスが1番印象に残りました。最後の章だったからということもあるかもしれませんが、他のより重みがあった気がします。登場人物はハルタとチカちゃんも好きだったけれど、個人的にはマレンが気に入りました。

  • 事柄はそれぞれ胸が痛くなるようなことだったり、切実で重いのですが、その謎解きの過程はコミカルな場面も多くて、私はこの重さと軽さのバランスが好きでした。結構笑って読んでました。この学校、変人が多いですが、いやハルタとチカの周りに変人が集まるのか…楽しそうな学校生活(笑)青春だな★

  • 穂村チカ、高校一年生、廃部寸前の弱小吹奏楽部のフルート奏者。上条ハルタ、チカの幼なじみで同じく吹奏楽部のホルン奏者、完璧な外見と明晰な頭脳の持ち主。音楽教師・草壁信二郎先生の指導のもと、廃部の危機を回避すべく日々練習に励むチカとハルタだったが、変わり者の先輩や同級生のせいで、校内の難事件に次々と遭遇するはめに―。化学部から盗まれた劇薬の行方を追う「結晶泥棒」、六面全部が白いルービックキューブの謎に迫る「クロスキューブ」、演劇部と吹奏学部の即興劇対決「退出ゲーム」など、高校生ならではの謎と解決が冴える、爽やかな青春ミステリの決定版。

  • 2016年11月30日読了。
    てんこ盛りの設定をバランスよくまとめていて、おもしろい小説に仕上がっている。
    アニメを先に観たのだけれど、あのテンポは原作が作り出していたのか、と知れた。

  • ちなみに、私はずっと吹奏楽とお付き合いしてます。

  • オススメで紹介されていた。ライトミステリーっぽい。悪者は誰も出てこなくて、最大のライバル同士の幼なじみのハルタとチカが、部活を舞台に解決に導いていく。

  • 我ながら、珍しい本を読んだなーと思った。
    違う本の巻末広告で見たんよね、たぶん。それにしても、内容も文章も、知っていたら選んだかどうかわからんテイストやった(笑)。

    多人数が登場したときなんかの誰がどれをしゃべっているかなんかは
    「そこ、そんなに細かく書く?」
    と、思うのに、話の大筋というか、オチというかはわりとアッサリまとめられていて、
    「書き込むところと余白を残すところが面白いな」
    と、思った。

    最初は、内容云々よりもこういう文章は好みでないかな? と、思ったのに、前述の通り大筋の余白部分がわりと広めやったファジーさに、ついついページをめくっていってしまったよ。
    要所要所のコボケも面白くて、ブラックぎりぎりちゃうんかと思いつつも笑っちゃったかな。

    表題作が一番面白かった。
    藤間さんがもう完全にあの人のビジュアルで読んだけども(笑。舞台の上でなら泥団子も食べちゃえるあの天才の人ね)、即興劇が面白かった。

    ほんまに演劇界ではこういうのもあるんかなあ?
    「カブキブ!」でもそうやけど、作中劇をわかりやすく、かつ興味を持たせるように書けるのってすごいよねえ。

    すんごい重い内容のはずなのに、そんなにアッサリでいいのかと。
    でもこれ以上コッテリやられてもたぶん面白くないので、このさじ加減がいいのだろうと。

    今回書き下ろしやったらしい「エレファンツ・ブレス」の重さが最重量級。
    後藤さんのリアクションがアンバランスで不思議すぎるんやけど、ここで優等生ばっかり登場したら読んでいて飽きるのかしら?

    とにかく、内容も文章も私が好みでないはずやのに、続編もリクエストしました。
    好みではないかもしれへんけど、(読んでいて)不快ではないからね。
    それはそれで、面白いです。

    (2016.02.14)

  • ハルチカというアニメを見ました。
    その原作本だというので読んでみました。
    高校生が洞察力のみで謎を解く。超能力や特殊な道具などはないですが、キャラクターがはっきりしていて読みやすいと思います。
    アニメのときにも感じましたが、謎を解いたからといってハッピーエンドというわけではないです。
    そのあたり読んだ後に心地よくないものもありました。

  • 図書館で。
    ハルチカってアニメで放映されたみたい?なのかな?アニメは見ておりませんがちょっと面白そうと思って借りてみました。ライトミステリーというのでしょうか。面白かったです。

    ルービックキューブとか小ネタが色々懐かしい。そしてああ、熱帯魚用の薬でメチレンブルーだかそんな商品あったなあ…なんて思いだしました。でもあれ、それほどお高い商品でもないんですが…効かないからと言って直接薬を投与しても逆効果にならないのかな、と思ったり。
    着実に部員を増やしている吹奏楽部だか管弦楽部ですが…この調子だと部員を増やすのが先か、彼らが卒業するのが先かってことになりそう(笑)
    とりあえず続きも読んでみようと思います。

  • 再読
    ハルチカシリーズ、スタート
    幼なじみで三角関係になるってだけでもキュンキュンするのに
    同じ部活で、恋の相手が顧問の先生…
    青春だわ~

    学校生活での謎解きもおもしろく
    はまりました

    (希:ペン画部、生物部、小泉:マジック同好会、名越:演劇部部長、日野原:生徒会長、萩本兄弟:発明部)
    (成島美代子:オーボエ、セイ・マレン:サックス、後藤朱里:バストロンボーン(桜ヶ丘中学生) )

  • 読むきっかけはあまり考えなくても読んで楽しめるミステリを探してた。ということで見かけたのが青春ミステリのこの本。
    ハルチカシリーズといって、今度アニメになるらしい。

    最初の2つの話を読み終わった段階では、米澤穂信の小市民シリーズに近いかなーと思ったけど、後半の2つは想像以上に面白かった。
    期待していたとおりのあまり考えこまなくても楽しめるミステリで、満足。
    機会があれば続きの「初恋ソムリエ」も読みたい。

    悪い意味で気になったのは高校生っぽくないセリフがいくつかあったこと。「場末のスナックのバツイチのママ」とか。

  • このシリーズのライヴァルは米澤穂信の古典部シリーズかな。悪意のある人物は出てこないし、キャラはそこそこ立ってるし、爽やかミステリが読みたい人にはお勧めかも。

  • 本館2階学習室(日本の小説)913.6||Ha 210000037

    かっぱ

  • なるほど吹奏楽青春推理小説なのかー
    ハルは報われるといいなあ
    チカはそのまんまでいいと思う
    ベトナム戦争はショックだなあ
    全体的にはラノベ的

  • 収録作品:結晶泥棒 クロスキューブ 退出ゲーム エレファンツ・ブレス

  • 読みやすいミステリー。ハルタとチカちゃんのやり取りが楽しい。

全253件中 1 - 25件を表示

退出ゲームを本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

退出ゲームを本棚に「読み終わった」で登録しているひと

退出ゲームを本棚に「積読」で登録しているひと

退出ゲームの作品紹介

穂村チカ、高校一年生、廃部寸前の弱小吹奏楽部のフルート奏者。上条ハルタ、チカの幼なじみで同じく吹奏楽部のホルン奏者、完璧な外見と明晰な頭脳の持ち主。音楽教師・草壁信二郎先生の指導のもと、廃部の危機を回避すべく日々練習に励むチカとハルタだったが、変わり者の先輩や同級生のせいで、校内の難事件に次々と遭遇するはめに-。化学部から盗まれた劇薬の行方を追う「結晶泥棒」、六面全部が白いルービックキューブの謎に迫る「クロスキューブ」、演劇部と吹奏学部の即興劇対決「退出ゲーム」など、高校生ならではの謎と解決が冴える、爽やかな青春ミステリの決定版。

退出ゲームの文庫

ツイートする