- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048738989
感想・レビュー・書評
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楽しかった~読むほど登場人物たちが好きになる。
個性的なキャラが多くて笑えるし、チカちゃんの心の声も楽しい。
高校生に戻りたくなる。
ハルタも魅力的なんだけど、コナンみたいと言えば伝わるだろうか・・・こんな高校生いなくない?みたいな。
いや、かっこいいんですけどね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
青春ミステリー。ではあるがそれほど気恥ずかしくなく読めた(40代男性)。軽妙なやり取りがいい。ストーリーも捻ってある。
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高校生・ハルタとチカによる青春ミステリー。
幼馴染で同じ弱小吹奏楽部の部員で恋のライバル(!?)の二人が、変わり者の先輩や同級生によって校内の事件を解決していきます。
さらりと読めちゃいます。
表題の退出ゲームが一番好きです。
ミステリーだけじゃなく、変わり者の登場人物たちのと会話も面白い。 -
吹奏楽経験者必読!?退出ゲームって・・そんなゲーム!?
文化系クラブ個性派せいぞろい。 -
テンポよく読めました。
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高校生の主人公たちが、事件?を解決していく。
スカッとするような感じではないが、ちょっとおもしろい。
元気がないときに読んだら、「よしっ!やってみよう」ってなりそうな本。 -
一言で言うと連作短編青春ミステリー。どのお話もテンポよく読めるし、だからと言って内容が軽いわけではありません!シリアスな面もありますが、所々で出てくる笑いは本当に私のツボを押さえてます。話が進むごとに弱小吹奏楽部のメンバーが増えていくのも面白いです。今後の彼らのお話も是非読みたいと思いました。
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■穂村チカ、高校一年生、廃部寸前の弱小吹奏楽部のフルート奏者。上条ハルタ、チカの幼なじみで同じく吹奏楽部のホルン奏者、完璧な外見と明晰な頭脳の持ち主。音楽教師・草壁信二郎先生の指導のもと、廃部の危機を回避すべく日々練習に励むチカとハルタだったが、変わり者の先輩や同級生のせいで、校内の難事件に次々と遭遇するはめに-。化学部から盗まれた劇薬の行方を追う「結晶泥棒」、六面全部が白いルービックキューブの謎に迫る「クロスキューブ」、演劇部と吹奏学部の即興劇対決「退出ゲーム」など、高校生ならではの謎と解決が冴える、爽やかな青春ミステリの決定版。
■■ミステリーというよりは青春小説。吹奏楽部に所属する主人公のチカと幼馴染のハルタを中心とした高校生活物語。適度にコメディあり、シリアスありで面白かったです。ただ常に最後は「良かったね」で終わってしまうような都合の良すぎるハッピーエンド感が、時々引っかかってしったのは個人的な感想。主人公初め、登場人物はみな一癖二癖はありそうな個性派ぞろいなのが、面白い。こんな学校、こんな部活なら是非わたしも参加してみたいものだ。 -
吹奏楽部員のハルタの活躍を同じく吹奏楽部で幼馴染のチカの目線で描く4篇。
(退出ゲーム)
サックスを吹けるマレンを演劇部から引き抜くため,ハルタ達は
演劇部と即興劇でステージから退出できれば勝ち,という勝負をする。
ハルタのキャラクターがどうも好きになれない。
もっとダメな面がほしい。