退出ゲーム

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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本棚登録 : 1017
感想 : 256
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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048738989

感想・レビュー・書評

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  • ハルチカシリーズ第一弾。
    先生に恋する2人の幼なじみ。
    クスッと笑えたり切なかったり、ミステリーもあり。

  • 学園内で起きる事件を解決していく青春ミステリ。
    第4話「エレファント・ブレス」はある歴史上の出来事を青春ミステリとして上手い具合に書いてある。
    本のタイトルでもある第3話「退出ゲーム」は正直微妙である。
    探偵役であるハルタがあっち系であることに我慢できれば、面白く読めるであろう。

  • 短編になっててすごく面白かった。
    ハルとチカちゃんのかけあいが面白かった。

  •  吹奏楽部を舞台にした青春ミステリ短編集。1つ事件が解決するごとに、弱小吹奏楽部に部員が増えていく流れがアホらしいけど好いですね。
     ヘヴィな問題を扱いながらもあくまでもライトなタッチで描ききってるのも好し。

  • 高校生には面白いだろうと思う。

    高校1年生のありえないシュチュエーション。
    どんな吹奏楽部ができていくのか、と思ったのに。
    4つの話が続くんですが、
    クロスキューブが一番好きです。

    息子にかえさなくちゃ、

  • 穂村チカ、高校一年生、廃部寸前の弱小吹奏楽部のフルート奏者。上条ハルタ、チカの幼なじみで同じく吹奏楽部のホルン奏者、完璧な外見と明晰な頭脳の持ち主。音楽教師・草壁信二郎先生の指導のもと、廃部の危機を回避すべく日々練習に励むチカとハルタだったが、変わり者の先輩や同級生のせいで、校内の難事件に次々と遭遇するはめに―。化学部から盗まれた劇薬の行方を追う「結晶泥棒」、六面全部が白いルービックキューブの謎に迫る「クロスキューブ」、演劇部と吹奏学部の即興劇対決「退出ゲーム」など、高校生ならではの謎と解決が冴える、爽やかな青春ミステリの決定版。

  • ハルチカシリーズ。第1巻。結晶泥棒・クロスキューブ・退出ゲーム・エレファンツ・ブレス。
    成島美代子登場の「クロスキューブ」、マレン・セイ登場の「退出ゲーム」後藤朱里登場の「エレファンツ・ブレス」など。
    高校生のチカとハルタが吹奏楽部と謎解きで大活躍する短編集。地理的に国境を越えたお話もあってスケールが大きい。吹奏楽に縁のない人にも小出しで楽器の説明があって分かり易いし、登場人物たちが個性的。チカとハルタが恋のライバルという意表をつく発想も笑える。ラブ少なめ、ミステリー多め。ストーリー展開に引き込まれる。

  • ハルチカシリーズ一作目。頭のいい男の子、春太。アグレッシブな女の子チカ。幼なじみの二人は吹奏楽部を復活させるめに東奔西走する。


    青春?ミステリー?学園モノ?どれも正解で不正解かもしれない。

  • 面白かった〜

    あたりばっかりでうれしいな!

    これもタイトルが気になって、有名がどうかも知らないけど

    高校生青春ミステリ

    謎自体はわりとたいしたことない気がするけど
    吹奏楽部の部員勧誘仕立てなのがおもしろい

    あと主役ふたりがイイ!

    語り手女の子おもしろい
    幼なじみの美少年ハルタくんもかわいい〜おもしろい頭いい
    恋してるのがいい(笑)

    おもしろかった!

    色彩図鑑みたくなった

    ルービックキューブやりたくなった

    退出ゲームっておもしろい!

  • 青春ミステリー。それぞれの登場人物がやたら不運で深刻な問題を抱え過ぎ。奇跡のような不運児たちが一つの学校に集まり過ぎていて現実感がない。なのでストーリーにもなかなか気持ちが入り込めなかった。リアリティーを強く求めるわけではないけど、ちょっとそこら辺が読んでいて気になった点。「退出ゲーム」の即興演劇の件が面白かった。「エレファンツ・ブレス」の萩本兄弟に興味を持った(笑)
    気分としては、中高生の頃に読めていれば良かったな。

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著者プロフィール

1973年静岡県生まれ。法政大学卒業。2002年『水の時計』で第22回横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビュー。著書に『1/2の騎士』『退出ゲーム』がある。

「2017年 『ハルチカ 初恋ソムリエ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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