咲くや、この花 左近の桜

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著者 : 長野まゆみ
  • 角川グループパブリッシング (2009年3月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048739238

咲くや、この花 左近の桜の感想・レビュー・書評

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  • 男同士が忍び会う宿「左近」の長男・桜蔵は何故か妖かしのものを惹き付けてしまう体質にある。その妖かしのものはいつも男で、桜蔵との関係を求める。
    12話ある話は全てパターンが決まっており、桜蔵が妖かしのものに会い、不思議な世界に迷い混み、直接表現はないが体を求められ…そうこうしてるうちに目が覚めて現実に戻り~という感じ。読みながら少々飽きてしまった。文章は綺麗で好きなんですけどね…。
    この本の前に「左近の桜」という本が出版されているらしいので、前作も機会があれば読んでみたい。
    しかし、名前が覚え辛いです。桜蔵(さくら)、柾(まさき)、千菊(ちあき)、弥(はるや)などなど。

  • 左近の桜シリーズ第2作。と知らずに2巻目から参戦。主人公・桜蔵が様々な人外の妖しに好かれ、誘惑され、現世と異世界を期せずして行き着することになる。
    BL要素満載。出てくる妖しは魅惑的で積極的、現世の男性も女性も不敵な笑みを蓄えるような影ある人物ばっかり、当の桜蔵本人も「いやだ」と嫌がる(喜ぶ?)素振りを見せるツンデレ系の色男だし。なんかもう。

    時代背景・情景とも、昭和初期のクラシカルな雰囲気には引き込まれた。個人的にはストーリーより雰囲気が楽しめる作品でした。

  • 桜蔵の学習しないっぷりが可愛いです。

  • 「左近の桜」の続編。
    桜蔵が高校3年になり、大学受験を突破し、高校を卒業するまでの12編。相変わらずいろんな妖しいものに好かれてます。

    もう慣れてしまったし、
    それでも褪せない世界観がすきすぎるけれど、
    やっぱりこの言葉遣いの変わり様は残念すぎる…

    正直、長野さんに、そんな読みやすさ・わかりやすさなんて求めてないんだ…!

    まあ、
    それでも、
    やっぱりこの独特の世界には酔いしれてしまうんですけれども!

    もうこの巻は、柾の思惑にニヤリとするしかありません。

    無自覚で鈍感な桜蔵の翻弄されっぷりには食傷気味ですが、
    柾がただの脇役なわけがないと思っていたら案の定。
    光源氏計画かよコノヤロー!笑

    しかし、こうなると真也ちゃんの存在意義とかどうなんでしょうかね…
    遠子さんや葉子さん的な感じになるのかなやっぱり…

    長野作品では、出てくる男性陣の艶と偏りは言わずもがな、
    女性陣の無頓着さと寛大さ(と言っていいのものか)も浮世離れしてるよなあとしみじみ思います。

    続きが出るとしても、
    そろそろ桜蔵の不憫なパターンには飽きてきたのだが、
    桜蔵と柾の人物設定がすきなので、
    今後のあれこれは気になるなあと思いつつ、
    それやってしまうと一般文芸書で出していいのか、
    いやでも長野さんだから許されるかもしれんという、
    いろんな意味での不安感と期待感でいっぱいな読後感でした。

  • 左近の桜シリーズいいですね・・・
    桜蔵が、なんかもう、思わず、頑張れ!といってしまいたくなる感じでしたが・・・
    本気で嫌ならもうちょっと抵抗すればいいのに、とは思うものの、あれがこの物語の重要な要素なんだろうな、とも思うので、まあ、それはそれで・・・
    ただ、前作と続けて読んでいて思うのは、
    桜蔵は柾さんのことが好きなのでしょうか・・・?
    ちょっとところどころ引っかかります。

    物語的には前のほうがすきなのですが、今回も柾さんがかっこよかったので、よかったかな、と。
    あと、千菊が可愛かった。

  • 柾さん素敵すぎる・・・!!

  • こんかいもよかった~

    けど全体的には1のほうが断然好き

    「ヒマワリ」が印象的

  • 左近の桜の2作目。作中の時間はゆったりと流れているものの、学習しない桜蔵くんは相変わらず、人外の男に好かれていて、何をされちゃってもそれを受け流しているふうで、だから魔性というんだよ、君は、と読んでいて生ぬるい視線を主人公に浮かべる私がいる。

    この物語に登場する人たちは、人と人外が生きる世界の境に生きているようで、けれど欲望の在処は生々しい、んだけれども、生々しさを感じさせないのは、長野さんの筆致のせいだろう。

    最後、義理のお父さんとの今後の関係を(作中の人物で、主人公が執着を見せている男は彼一人である)におわせているが、桜蔵くんは彼と関係をもっても、ふつうに女の子とつきあっていくんだろうなあ、とぼんやり思った。

    こんなの絶対おかしいよ、という眠りと眠りの間に見るはかない夢のような話ではあるが、長野まゆみテイストが好きな方は抵抗なく受け入れられるお話なのではないか。

  • 桜蔵(さくら)、という名付けが長野さんらしい。ルビ無しだと読めそうで読めない? いや、読めなさそうで読める??
    何しろお父さんが素敵。でもお近づきにはなりたくない(まず相手にされないだろうけど(笑))。
    そして千菊ちゃんが可愛い。凛一シリーズの正午ちゃんを彷彿とさせますね。

  • p102
    「実を云えば、あんたが来るのを待ってたんだ。死人と情事ができる女ってのを。」




    読んでいて次第に桜蔵が男である事を忘れてしまいそうになりました。
    なんか行動とかが特徴だって男っぽく思えないんだよなぁ…。
    一人称「おれ」の「男」と思ってる女みたいな…それが狙いなのかどうなのか。
    そういえば桜蔵は「女」と言われて「女じゃない」ちゃんとした否定をしてたっけ?
    …昔読んだ何かの本に、『官能小説には情事に辿り着くまでの"過程"が大切』と書かれていたんですがらしいです。女性向け作品は特にその2人の関係性が重要視されるようで。この本はまさに"過程"を楽しむ話ではないかと思いました。

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