14f症候群

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 405
感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048739337

作品紹介・あらすじ

こんなにもリアルで、こんなにも危うい。14歳の日常はまるでカミソリの刃の上のダンス。ちょっと目を離せば、一瞬で変態してしまう少女たちの羽化前夜のきらめきを閉じこめた疾走ストーリー。

感想・レビュー・書評

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  • 最後のお話で号泣しました。

  • あどけない少女たちが見せる「裏」の貌、アンダー・ザ・ワールド。
    闇でもない鬱でもない、女の子であれば誰もがわかるだろう、裏側の内情。

  • 「14歳」の危うさときらめきがギュッと凝縮された本でした。
    今思い返すと、実際はここまで強烈ではなくても、
    確かに14歳って本当にこんな感じ。
    当時読んでいたら結構色んな意味できつかったんじゃないかなあ……。

    初の壁井ユカコさんでした。「性」と「死命」が好きです。
    竹田くんのかっこよさにやられた……!
    ああいう台詞は14歳の男の子にしか言えないんじゃないかな。
    不器用だけど真っ直ぐ。

    何といってもこの本は話の並べ方が巧いと思います。
    連作短編としてのつながりも面白かった。
    「死命」を最後に持ってきたのが素晴らしい。
    ラストには本当にぐっときました。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      壁井ユカコ の「カスタム・チャイルド」を装丁に惹かれて買ったのですが、ショッキングな内容だろうなぁと思い読まずに眠っている。
      「「14歳」の...
      壁井ユカコ の「カスタム・チャイルド」を装丁に惹かれて買ったのですが、ショッキングな内容だろうなぁと思い読まずに眠っている。
      「「14歳」の危うさときらめきがギュッと凝縮された」と聞いて、こちらからチェレンジしてみようかな?と思ってます。。。
      2012/04/16
  • 「こんなにもリアルで、こんなにも危うい。14歳の日常はまるでカミソリの刃の上のダンス。ちょっと目を離せば、一瞬で変態してしまう少女たちの羽化前夜のきらめきを閉じこめた疾走ストーリー。」

  • これ図書館で見つけてなんとなく読んだけどめちゃくちゃ好きだし壁井ユカコを知るきっかけになった。
    本当にめちゃくちゃ好き。

  • 中高生向けの話かな。
    でも大人が読んでも1話目なんかは良かった。
    この前に読んだ本がいろんな意味で衝撃的でなんだか進まなかったのでまたの機会に。

  • 2015.4.17 読了

    中学2年生の 仲良し6人組。
    それぞれの子たちの 短編集。

    ありえない設定だけど、
    楽しかった!!

    あえて あらすじ 触るの やめときます!

  • 面白かったけどあまり読み返そうとは思わない、、、 猫と入れ替わる女の子の話は良かった

  • あり得ない話だけど、面白かった。
    朝起きたら男になってた、友だちの顔になってた、犬になってた、成長しちゃった、左手に目と口が…
    同じ中学の仲間6人がそれぞれ奇妙な体験をする9日間。

  • 15歳の頃に読んで、ああなんでもう少し早く出会えなかったんだと悔やんだ1冊。14歳しか魔法にかけてくれないなんてそんなのひどすぎる。
    話自体もぶっ飛んでて憎たらしいほど輝いてて好みだったけれど今読んでも同じように思えるのかな。疾走感が激しすぎてついて行けなくなってたらどうしよう。
    ライトノベルみたいにさらっと読めます。

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著者プロフィール

第9回電撃小説大賞〈大賞〉を受賞し、2003年『キーリ 死者たちは荒野に眠る』でデビュー。その他の著書に、『鳥籠荘の今日も眠たい住人たち』(電撃文庫)、『エンドロールまであと、』(小学館)など多数。

「2009年 『NO CALL NO LIFE』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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