植物図鑑

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著者 : 有川浩
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009年7月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (359ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048739481

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植物図鑑の感想・レビュー・書評

  • 甘かった。。。春にぴったりの本ですね♪

    さやかの乙女の叫びに何度もにやにやしたり何度も照れたり、泣けたり…忙しかった。以前、途中まで読んで挫折したのですがなぜそうなったのか、当時の自分が理解できません。ちょうど季節がばっちり春っていうのも良かったのかもしれません。

    野山で育った私にはなじみのある山菜、野花ばかりで
    イタドリ食べたいなぁ~と思いました。

    ①「食べて旨い」と②「食べられる」の差、さらに
    ②「食べられる」と③「草食べています」の大きな違い

    ①と③の差はかなり大きくて
    普段普通に口にしている山菜や野菜(品種改良されているけど)の底知れぬパワーを強く感じました。山菜や山野草は自然の恵み、命そのものなのでますます感謝していただかないといけませんね♪

    勝手に樹はもしかして植物の化身だったりして…と思っていたのできちんと人間で、しかも戻って来てくれたのでホッとしました。なにはともあれ、さやかと樹♪末永くお幸せに。ハッピーエンドでホッとしました。よかった。

  • 現実にはありえないはじまりですが、『イツキ』と『さやか』の素直で一途な恋愛が微笑ましい、いや、うらやましいです!!

    時には下を向いて歩いてみるのもいいですね。
    実は美味しい『雑草』を発見できるかも知れません。

    私もちょびっとだけ、二人の真似をしてみましたよ。アップルミントティーとピーマンの胡麻和え^^;ソレダケカヨ…

  • オススメだけあって、植物図鑑かなり良かったです
    私も大好きな一冊になりました甘甘なところがにやけちゃう
    出だしからもういいし、「咬みません。躾のできたよい子です」
    樹のキャラが凄く好きです
    格好付けない素朴で優しい感じ、でも何か抱えていて謎なところ
    あとは色んな料理が出てきて美味しそうだなと
    長野も結構山菜食べるので、色々試してみたいと思った
    「雑草という名の草は無い・・・。」これから道端に咲いている花とか
    気になっちゃいますw お散歩が楽しくなりますね
    後半のさやかの心情も可愛くて、なんかウルウルきちゃいました
    そして終わったかに見せかけてのカーテンコール・・・もう完璧です
    これからも大切にしたい1冊です

  • 三匹のおっさんふたたびの巻末「好きだよと言えずに初恋は」はこの小説のスピンオフと聞いて、読んでみた。キュンじに。まさに。好きすぎて聞けないとか、すきすぎてはなれる・突き放すとか、好きだから楽しいとか、恋のわくわくをつめしこんでますね、ごちそうさまです。サバサバしてるけど、嫉妬が隠しきれてない、ちょっぴりツンデレなさやかとか、カッコよくて頭がよくて、人当たりよし、ちょっぴりミステリアスでときどき甘えん坊な樹とか、恋愛の理想形ですか?でもそれが嫌みじゃない。ハンカチ一つにココロがぐわんぐわんゆれるさやかが、可愛かった。あと、ユキノシタとイタドリが食べたい。

  • ヘクソカズラ
    大事なことだから2回出てくる。

    「「雑草という名の草はない。すべての草に名前がある」と昭和天皇は仰ったそうです」

    屁糞葛(Paederia scandens)

    さっそくネットで調べてみました。
    万葉集(巻十六)
    かわらふじに 延ひおほとれる屎葛(くそかづら) 絶ゆることなく宮仕えせむ(高宮王)

    物語は、ある女子がある男子を拾ったところから始まる。
    野草が好きで,近所で狩って来て,料る。

    行方不明になり戻ってくる。
    予定通り,良いとこの坊ちゃんで、ついた仕事は野草の研究。

    幸せ終わりでよかった。
    参考文献が少ないのが悲しい。
    http://www.amazon.co.jp/lm/R174W9P438KR5X/

    巻末特別付録 イツキの”野草料理”レシピがよい。
     フキの混ぜごはん
     ノビルのパスタ
     タンポポの茎の炒め物 & 葉っぱの炒め物
     ヨモギのチジミ
     ヨモギの油揚げサンド

    章は植物名からなっている。
    1. ヘクソカズラ Paederia scandens var. mairei
    2. フキノトウ,フキ,ツクシ Petasites japonicus & Equisetum arvense
    3.ノビル、セイヨウカラシナ, Allium grayi & Brassica juncea (L.) Czern
    4. タンポポ,イヌガラシ,スカシタゴボウ Taraxacum officinale, Rorippa indica & Rorippa islandica
    5. ワラビ,イタドリ Preridium aquilinum & Polygonum cuspidatum
    6. ユキノシタ,クレソン Saxifraga stolonifera & Nasturtium officinale
    7.ノイチゴ Rubus hirsutus
    8. イヌビユ,スベリヒユ,アップルミント Amaranthus deflexus, Portulaca cleracea & Mentha suaveolens
    9. アガサシロザ、ヨモギ,ハナミズキ chenopodiu album var. centrorubrum(Chenopudium album), Arremisia princeps & Benthamidia florida
    ゴゴサンジ

    著者は、図書館,本屋で本物の植物図鑑と並ぶ心配をされている。
    表紙裏には、本物の植物図鑑と同じように、写真がある。
    図書館で他の本物の植物図鑑と一緒に並んでもおかしくはない。

  • ベタ甘過ぎて、少し驚いたが面白い。少女マンガのような感じ。


    ある日、道ばたに落ちていた彼。「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか?咬みません。躾のできたよい子です」「―あらやだ。けっこういい男」楽しくて美味しい道草が、やがて二人の恋になる―。書き下ろし番外編に加え、イツキ特製“道草料理レシピ”も掲載。

  • この本を読む前に言っておくッ!私は今この本を全て読んだ
    い…いや…読んだというよりはまったく先入観を超えていたのだが……
    あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!
    「私は植物と恋愛の小説を読んでいたと思ったらいつのまにかお腹が減っていた」
    な…何を言っているのかわからないと思うが、私も何を読んでいたのかわからなかった…
    頭がどうにかなりそうだった…料理本だとか山菜摘みのテクニックだとか
    そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
    もっと恐ろしいもののときめきを味わったぜ…

    恋愛と植物の本だと思っていたら、主役の二人は植物といえども身近な植物、道端に生えていたりする雑草(雑草という名前の植物はありません、が)を調理して恋愛して、という内容でした。お腹が減っている時に読んではいけない(笑)
    恋愛の方も穏やかで、女の人はさやかに感情移入して嬉しさだとか悲しみをリアルに感じるのではないでしょうか。

  • 超個人的な感想で申し訳ないのだけど
    イツキが私の大好きな人にどうしようもなく似ていて、読み進めるのが苦しかったです。

    途中、自分と同じようになってしまったらどうしようって心配になったけど、ハッピーエンドだったからほっとしました。
    単なるお話なんだから、これからどうなるってわけでもないけど、さやかとイツキの幸せがずーっと続いてほしいな。いつまでも笑っていてほしい。

    それと、巻末の付録すごくすてきですね。このお話読んだら絶対に食べたくなる(挑戦したくなる)であろうイツキのレシピが紹介されてます。フキの混ぜごはんとノビルのパスタ、食べてみたいな。

  • 「惜しみながら読む」

    読み終えるのが惜しいと思える本に
    出会うことがありますが、今回もそんな一冊でした。

    レトロな表紙も中身に沿ってピッタリ。
    現代なのに何となく昭和な感じがします。
    『 雑草 』に幸せを見出すカップルの
    素朴さがそう感じさせたのかもしれません。

    『 雑草 』にはそこそこ詳しい方かな・・・と思っていた
    私ですが、この本の詳しい名前や食材としての幅広さには
    遠く及ばず。関心を持って読めました。

    有川浩著の阪急電車で蕨などが取り上げられていたのを
    思い出しましたが、きっとこうした道端の草花が大好きな
    人なんだろうな~と思います。

    冒頭に書中に登場する植物がカラー写真で挿し
    込まれているのも親切で新しい。
    そればかりではなく雑草レシピも入ってる!
    雑草を美味しく料理されていくのが想像だけでなく、
    もしかして自分にも作れる?!って思わせるお楽しみが
    ありました。

    ヘソカズラで始まり、ヘソカズラで終わるさやかと樹の恋。
    昔読んだ小さな恋の物語みたいに、飾り気のない純粋な
    素敵なお話しでした。

    あぁ読み終わってしまった。。。

  • 私もあんな彼を拾いたいなぁんてちょっと思っちゃいました(;^_^A
    有川LOVE万歳!!
    ちなみに、私も山菜好きです

  • 久々の小説。有川浩作品で好評価なので読んでみた。胸キュンでとてもおもしろかった。あっというまに読めた。イツキのごはん食べてみたい。サヤカがうらやましい。子どもの時につくしを食べたことを思い出した。

  • 雑草という名の草はない――
    たくさんの草の種類が登場し、植物ごとに話がまとまっているので読みやすいです。 またイツキとさやかの関係が少しずつ、ルームシェアから恋仲へと発展していきます。ドキドキかつ、ナチュラルな植物図鑑、、オススメです(*^.^*)

  • 出だしが不穏で読み進めるのが怖かったけど最終的に泣かされた。
    イツキさんがものすごく好きなタイプだなぁ…さやかさんの気持ちが分かる(苦笑)

    タイトル通りにいろんな雑草の豆知識とか料理が書いてあるから図鑑だなと見せかけた正統派の恋愛小説。
    むしろ純愛だね。不器用すぎて思わず笑ったり泣いたりできる。暖かい気持ちになります

  • いいとは聞いてた。
    ここでの評価が高いことも知ってた。
    しかも有川さん大好き。
    結構ハードル高めで読みはじめました。

    結果・・・号泣!!(;_;)
    本読んで久しぶりにこんなに泣いた。涙垂れ流し、鼻水ズルズル。。。
    自分のことかのように胸まで苦しかった。

    初っ端で、イツキが消えるのはわかっちゃうんです。
    最初それ読んで、「言わないでよ〜」って思った。
    それ知らない方がよかったのにって思ってた。
    でも最終的に、そんなの関係なかった。

    出会いこそ拾いものというイレギュラーだけど(笑)
    本当に静かに緩やかに季節が巡っていって、
    有川作品になくてはならない?!【嫉妬】をきっかけに関係は変わるけど、
    それでも尚、リアル植物図鑑か!ってくらい穏やかに植物の話。
    でも。。。
    イツキの言葉を借りれば、「かりそめ」だって知ってるから、
    ちょっとしたことにズキりとしたり儚く感じるようになってった。
    そして本当にいなくなったときはわかってるのに衝撃で、
    そのあとは、ただただ帰ってくるように祈ってしまった。。。

    ・・・あー本当に良かった!
    人ごとながら、本の中の話ながら(笑)
    幸せになって本当に良かった!!!!!
    心からそう思わせてもらえた、素敵なお話でした(^^)


    阪急電車読めば阪急電車乗りたくなって、
    図書館戦争読めば図書館行きたくなって、
    自衛隊シリーズ読めば自衛隊に興味を持ってしまう。
    そしてやっぱり植物図鑑読んだらきっと野草に目がいってしまうのです。
    おそるべし!笑

  • とっても読みやすい。
    甘く切なく、少女マンガを読んでいるよう。
    誰かを夢中で愛し、心から必要とする−。
    なんだか自分が無くしてしまった感情が沢山詰まっていて羨ましく思った。
    ほっこり胸キュン。心の栄養剤になるお話だ。

    山菜(野草)を摘み歩いては料理して楽しむ2人に、影響され私もこんな生活してみたいと思った。
    天ぷらにして美味しい山菜の三本指に入るとイツキが言ったユキノシタの天ぷらが無性に食べてみたい。
    家の目の前の山にたらの芽が自生する。
    もしかしたら他の山菜も身近に自生してるのかもしれない。
    私も探してみよう。

  • 山菜などの野花をテーマにした恋愛小説。
    有川さんの書く恋愛小説はとっても甘酸っぱいけれど、今回も然り。でもそこが良い。
    偶々マンションの前で行き倒れていた男性(イケメン)を一晩一人暮らしの自宅に泊らせることにしたOL、さやか。イツキという名前以外の身元を話したがらない彼が翌朝お礼にと作った朝食に魅かれ、家事全般と引き換えに同居することを提案する。
    このイツキがやたらと植物に詳しい。彼の指導のもと、近場で山菜を採り調理して食べることで、さやかに未知の世界が開ける。そして、やがて、2人の関係も変わっていく。
    私自身花やハーブ、料理は好きだけれど、身近に山菜を探してみたことは無いし、自分で摘んだ山菜を調理して食べたこともない。でも本の中に書かれている料理は全て美味しそうで、とても興味深かった。

  • 野草がモチーフになっているだけに、二人の恋が、ほんとに芽吹いて間もない新芽のようにみずみずしくてほほえましい。

    物語を楽しみ、タイトルそのままの、美しい野草の写真を眺めてうっとりし、巻末の野草料理のレシピでお料理までできる、おトクすぎる一冊です。

    有川浩さんの野草好きは、そういえば「阪急電車」でもうかがわれたなぁ、と思い出したりしました。

  • ベタ甘だけど、どこかさわやか。私はふきのとうの天ぷら、大好きだなあ。いろいろな植物が出てきて、植物には詳しくない私もとても楽しかった。
    後半は、何回読んでも涙が出てくる。でも、読み終わった後はすっきり。何度でも読み直したくなる。そして、また涙する。

  • とある男女がふとしたことから同居を始め、草花を通じて心も惹かれあっていく。だけどある日…。

    有川さんらしい恋愛小説。設定は現実にはありえないかも知れないけど、それも許せてしまうくらい喜び、苦しさ、せつなさがぎゅーっと凝縮されたお話。後半は涙なしには読めなかった…。
    期待して読んで良い作品です!
    近所をゆっくり散歩したり、料理してみたり、なにより素敵な恋がしたくなります。

  • やっぱり有川浩好き!!と思わせる1冊でした!
    有川浩の真骨頂ですが、やはりこれも甘い!甘~い!そこがたまらなく好き!
    酔って帰ってきた家の前でイケメンを拾うなんてシチュエーション絶対にないけど、そんなことにこだわる人は読まなければいいと思う(笑)
    ただ甘いだけじゃなくって、今回は雑草と、雑草料理の知識もつきます(レシピまで載っている)。
    私も小さいころ植物図鑑を買ってもらって読んでたのを思い出して懐かしい気持ちになりました。でもあの雑草たちがこんな美味しい料理になるとは知らなかった!さすがイツキくん。
    毎日コンクリートに囲まれて忙しく働いていると、季節の移り変わりになかなか気づけなかったりするけど、たまにはこんな風にお散歩しながら五感で季節を感じるのも最高だろうなぁと思います。もちろん恋の甘みはかかせません!

  • 有川さんは、私のイメージだと勢いのある小説というイメージがあるのですが、植物図鑑はゆっくり進むイメージです。

    ゆっくりまったり萌える。

    でも最後はすごい勢いでキュンキュンです。

    読んでいると、道端の植物をチラチラ見て、食べられるものはあるのかなぁとか考えます。
    アップルミントがその辺にあったらいいなぁとか思っちゃいます!

  • 恋愛中の女性でも甘いと思うほど甘いお話です。しかしながら、甘いお話だけではなく、植物のお話が専門的で、おもしろかったです。特に、植物の料り方(この本では、「料理する」ではなく「料る」と表現されています)を知り、植物に対して興味が湧きました。
    また、純粋に、一途に、相手を想う気持ちを改めて思い出しました。

  • 有川さんワールドに引き込まれたきっかけ。いつもは素通りしてしまう雑草もいろんな名前や特性があってそういうのに魅力を感じてたくさん知ってるイツキが魅力的。何回も読みたくなる作品です

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