- Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048739696
作品紹介・あらすじ
住宅ローンにパワハラに、転職婚活株価に過労-大人はもれなく大変だ。でも、中3男子にゃかなわない。痛くてバッカみたいで、愛おしい-思春期4人の必死な日々。
感想・レビュー・書評
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青春物語ではあるけど、ハッピーエンドばかりじゃなくて、最後に気味悪さが残るような感じ。最後の章がいじめの話だということもあって読後感はあまりよくなくて、ズーンと重い気持ちになった。
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「ぼくたちいま、青春の入り口にいるんだ」
ー〔願いまして〕陵太郎
中学生っぽいっていったらぽい。 -
【収録作品】純粋恋愛機械/逃げ出した夜/願いましては/ハードボイルドなあいつ
「願いましては」の算盤の話が興味深かったので☆二つ。 -
2012/11/28
復路 -
中3男子、今どきの青春ものか。今一つ共感できなかったが。
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著者、久保寺 健彦
この本は、好きという気持ちをえがいてあったりして面白いです。
人生で一番スケベで、かっこ悪くて、馬鹿みたいな中学3年生を
描いた本です。中学校で経験したことが、あふれてきて、[あぁーわかるわかる]って思ってしまうような作品で皆さん読んでみてください。 -
タイトル通り、中学生のおバカな男子視点の短編集
「純粋恋愛機械」は刹那的でうすっぺらでヤル気だけはまんまんな遊びみたいな恋愛で、なんだかなーって感じでした
「逃げ出した夜」は本気で家出に踏み切ること、そこまでできない男の子の話で、うーん・・
何かから逃げ出したい衝動とか、このままじゃいけないって焦る気持ちはわかるけど、覚悟を決めて家出をするのはなんかちがう気がする
「願いましては」これはけっこうおもしろかった。そろばんの話は読んだことなかったから、勉強になった!
そろばんが好きなのかとか、高校で離ればなれになっちゃうさみしさとか、才能がどうとか、そういう普遍的なテーマがすきみたい
「ハードボイルドなあいつ」これはなーうーん
いじめられてる変なやつと、自分もいじめられるようになって自然といっしょにいるようになって、好きな女の子もいじめられちゃって、
結局いじめられてたこは自殺をはかり、いじめてた方も反省せず、先生や学校側の対応もぐだぐだで、
後味わるかったなー
きれい事じゃないけど、小説ではなんらかの形でハッピーエンドっぽくしてほしいですこういうテーマの話では
世の中変な人もいるけどそれをからかったりいじめたりするんじゃなくて仲良くやれたらいいのにな・・
個性とか変わってるってことを受け入れられないのがこどもなんだろうな・・変わってることは悪いことじゃないのになー
わたしは女だったし、わりと普通の中学生だったから
こういう男子視点の中学生の小説って貴重というか勉強?になるなあと思ったけど、
でも中学生男子ってほんとにこんなにえろえろなの?ばかなの?
って思いました。
「中2病」って言葉もあるけどさー
思春期男子ってここまでひどいのかなあと中学時代の同級生やあこがれてた先輩の顔を思い出して・・
いや、それはないな(笑)
えろいことばっかり考えてるこばっかりじゃないって!うんうん