Another

  • 3413人登録
  • 3.94評価
    • (448)
    • (669)
    • (398)
    • (67)
    • (6)
  • 687レビュー
著者 : 綾辻行人
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009年10月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (677ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048740036

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

Anotherの感想・レビュー・書評

  • 絢辻さんの作品は十角館の殺人以来、その記憶も曖昧で、本作を手に取りました。

    読みやすい文体で読み進むスピードも早く、分厚い本ながらあっという間に完読しました。

    アニメにもなった作品ですが私はアニメを観ていません。それでもなお、登場人物の表情や行動が手に取るようにわかり、頭の中で描くことが出来ました。


    もしこれから手に取られるのであれば、是非、第二部(本巻は二部構成)まで頑張って読み進めてみてください。

    終わった時は、頭の中にミントが咲いたかのような、スッキリ感を味わえます。

  • 綾辻先生の小説は「十角館」と「どんどん橋」くらいしか読んでいませんが...

    こんな読みやすい小説を書く作家さんでしたっけ?
    (良くも悪くもなんか自分のイメージと違う....)

    というわけで古本屋で何となく購入した(帯つき美品250円也)700P弱のハードカバーもあっという間に読み終わってしまいました。
    うん、綺麗にまとまっていて読了後の感じも悪くないです。

    ただ.....やっぱりちょっと軽いなぁ.....

    次は作中に何回も出てきたキングの小説でも久々に手を出しますかー

  • 一気読み!
    700ページ近くあるとは思えない速さで読んだ。
    中学3年と転校というキーワードに惹かれて、楽しく読んでいたが、途中から続きが気になって仕方がない状況に。
    会社の昼休みも読んだ。
    紛れ込んだもう一人は、こいつだろうなぁと思っていたが、まさかこういう結末とは。
    面白かった!

  • 図書館より。

    勢いよく一気読み!読み始めたら、久しぶりに止まらなかった!

    怖い!なんだこの夏の思い出は。疑心暗鬼になる。記憶から消去されてるのも怖いし。
    怖い話は作者さんの奥さんの専売特許だと思っていたけど、この話は同じくらいビビって読了。
    ふ~夜中に読むもんじゃないね(笑)

  • とっても面白かったです。
    学園モノなんですが、結構リアルな描写が
    あって思わず身震いしてしまいました。
    凝った展開、謎、答え、
    登場人物達の心の動き
    生き生きと描かれてとても面白い内容でした

  • これで感想文を書いた、読ませるとネタバレするので、読ませられないと言われて読んでみました。
    結局感想文は読ませてもらえていません。
    自分なりに先を考えながら読み、当たっているところと、え!そうだったのかというところ、両方あり楽しめました。
    ホラーは好きではないのですが、夏の明るいところで読んだので、前に家族が寝静まった夜に読んでしまった同じ作者の作品ほど気味の悪い思いをしなくてすみました。

  • 学校の怪談としては、設定が面白かった。少しずつ分かっていく、クラスの謎。それを暴いていくと何が分かるのか。ラストのどんでん返しは分からなかったなぁ。死者は誰かということで疑心暗鬼になるのが人間らしさの醜さを描いててよかったと思う。主人公がダメだと言われても突き進んでいく性格なので、ホラー感はぶっこわしているような雰囲気だったけども(笑)

  • ホラーだけどミステリー。てっきりこの子が……だと思ってたらちょっと違うみたいで、だったらこの人?んんん?おおお!ってなる意外性がたまらない。

  • 「Another」
    その「呪い」は26年前、ある「善意」から生まれた。


    本格ミステリー作家として著名な綾辻行人のミステリーではない1冊。どうやら映画化されていた模様で、それは読んでみたら何となく理解出来ました。映画化されそうなテーマとストーリー。映画は、良かったのかそうでなかったのか分かりませんが、如何だったんでしょうか。


    ◆あらすじ◆
    <blockquote>1998年、春。榊原恒一(15歳)は、夜見山北中学に転校してきた。初登校の前に、恒一は体調を崩してしまうが、夜見山北中学のクラスメイトがお見舞いにやってくる。不思議な質問と唐突な握手を求められる恒一は、一抹の違和感を感じながらも、お見舞いにわざわざ来てくれたクラスメイトの気持ちを素直に喜んでいた。


    しかし、初登校したその日、恒一は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。そんな中、不思議な存在感を放つミサキに惹かれ、接触を試みるが、謎は深まるばかり。そんな中クラスの1人が謎の死を遂げた。このクラスに何が起きているのか、それを調べるために恒一は動き出すが、次々と新たな事件と謎がクラスを襲う。</blockquote>


    この恒一が在籍するクラスに襲い掛かる謎の発端は、26年前のある善意から始まっています。ある善意がきっかけで、26年間、夜見山北中学の3年3組だけに謎の事件が多発し、それが、学校の七不思議となって語り継がれている。単純に不思議という言葉では済ますことが出来ない悲惨な事件ばかり起こるこの恐怖に歴代の3年3組は恐怖し、対策を立てて、なんとか負の連鎖を止めようとしてきた。そして、対策の中で効果が最も期待されるのが、誰か1人をいないものとすること。これを3年3組の中だけで徹底する。教師も生徒もこの対策に縋るしかない。


    このいないものとされる側といないものとして接するしかない側の間に入っていくのが、主人公恒一です。厳密にいうと、恒一もクラスメイトにこの対策について話をされる予定だったが、色々事情が重なり、何も聞かぬまま、いないものとされる”ミサキ”に接触する。これが、きっかけなのか、今年は”ある年”となり、クラスメイトやその周りで人が死んでいく。


    理解しがたい現象に巻き込まれ、どうすることもできない。謎を追う中でも人はどんどん死んでいく。本書は、間違いなくホラーに分類されます。しかしながら、恒一がミサキと出会うところ、もっと言うと、恒一が入院するところから、ミサキとの会話やクラスメイトの挙動、発言に伏線が置かれていて、次々と発生する悲劇の謎を直接的に解決するものではないにしろ、恒一が抱く3年3組への違和感の解消に繋がっている点は、ミステリー要素が埋め込まれています。


    この悲劇の連鎖を止める肝は「死者は誰か」ということと「死者をどうするのか」ということ。悲劇そのものが止められない中、死者を探す恒一達の様は、探偵のようであり、後半に連れて徐々に死者に近づいていきます。


    なぜ現象が起きるのかを追及するのは困難でありながらも、起きた上での対処法を見つけ、それを実行する。どんなことでも死者を見つけ、悲劇を止めないといけない。しかし、止めたとしても、次の年にまた同じ悲劇が起きない保証はない。そんながんじがらめの中、いつかその死者のことすら忘れていく。それはとてつもないホラーだ。

  • 綾辻作品はこれと十角館を読んだ。順番としては先にanotherを読んでから十角館です。
    二冊に共通して言えることは、先に犯人を臭わせる描写をそこら中にマーキングしてて、読んでる側も「おっ?もしかして?」とその人物にピントを合わせるんだけど、読み進めていくうちに別の人物の可能性を臭わせたり、新たな事件でそれまでの思考を白紙化させたりして、ピンぼけさせるのがうまいってこと。
    だから、犯人が確定した時に「あー!わたし分かってたよ⁉︎」と心の中で悔しい思いを叫ぶ。
    anotherで犯人にあたるのは、呪いの実体である「いないもの」なわけだけど、犯人がわかった上で読み返してみれば、随所に散りばめられた場面に確かな"引っかかり"があったことに気がついて、また楽しめる。
    それと、カバー裏の表紙の装丁が気に入った。こういう不気味さを漂わせるかつ、綺麗な装丁は好み。スピンが赤なのもイイね!

  • 綾辻行人さんのホラーミステリー作品『Another』を読了。2010年度にこのミステリーがすごい、週刊文春ミステリーベスト10、本格ミステリーベスト10などでトップではないが上位3位くらいにはいっていたので買ってあった作品だが、なにせ600ページをこえる分厚さなので、その厚さを畏れなかなか手にしなかったのだが、春も本格的になってきたのでホラーサスペンスもいいかなと思い読んでみた。感想としては600ページを感じさせない物語の展開のうまさと、文章の軽さには感銘を受けたがこれがベストミステリーかといわれるとちょっと??というのが正直なところだ。大人の世界のサスペンスは重すぎて、青春物サスペンスが好みというかたにはおすすめです。そんな中学生の一クラス全体が巻き込まれるホラーサスペンス物語を読むBGMに選んだのがKeith Jarettの"Paris Concert". 2曲目WIndがいい。

  • 里帰り中、ずっと気になっていた本。厚いので迷ってましたが、帰りの空港で買ってしまった初ハードカバー。ヤングアダルト?会話が多いというのもありますが、厚さの割にさっと読めて、終わりに近づく度残念だった。

  • 描写が生々しく、ミステリーホラーの世界を作品を通して満喫できました!

  • ホラーと言うには怖くもなくミステリーと言うには驚きもなく本は分厚いけど内容はラノベ

  • ホラー小説。中学生とかがはじめて読むにはもってこいな読みやすさ。(本の厚み、恐るるに足りずな読みやすさ)

    家庭の事情と自身の病気療養もあり、都会の有名私立一貫校から田舎の公立中学校に転入してきた榊原恒一。転入先の夜見北中学校・通称ヨミキタには学校の七不思議があったが、それよりも恐ろしい噂もある。
    そもそものはじまりは、1972年。作中の現在でも26年前の話だ。3年3組のミサキだかマサキだかいう生徒が亡くなった。当時人気者だったミサキは亡くなったにも関わらず、クラスメイトはミサキが生きている、と言い出した。机は撤去せず、行事もミサキがいるかのようにみんなふるまった。卒業式でも学校は卒業証書を用意し、ミサキは卒業した。・・・そこまでなら、よくある人情話だ。けれどヨミキタの話には続きがある。3年3組に、時にいるはずのない死者の生徒がまじることがあるのだ。4月、用意された机が足りない時・・・いるはずののない誰かが混じっている。それは過去に亡くなった死者なのだが、学校の書類上も、家族も、そして本人でさえも自分が死者だとは気がつかない。3年3組にいる1年間だけ存在する。そして、その1年間は、そのクラスの生徒、教師、家族のだれかが毎月亡くなってゆくのだ。
    そして3年3組になったものたちの間で、死人が出ないように、幾つかの決まりごとが引き継がれる。

    3年3組になった恒一。もちろん、はじめは何も知らない。肺がパンクする病気、原発性自然気肺のため、4月のはじめから3年3組におらず、かつ、病院で不思議な少女と出会った。
    その少女は3年3組のクラスメイトだったのだが、クラスのみんなは、彼女を全く無視していた。彼女はいないものだったのだ。・・・

  • 1998年の春。
    父が仕事でインドに滞在することとなり、また気胸の病気療養のため、榊原恒一は、母の実家に移り住み、夜見山北中学校に転入してきた。
    転入すると引っ越してきた時に、気胸の発作が起こり入院。病院でたまたま夜見山北中学校の制服を着た女の子を見かけ、気になる。
    無事退院し転入するが、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。彼は、病院で見かけた女の子、見崎鳴と再会。クラスメイトで、不思議な存在感を放つ彼女に惹かれる。でも、クラスメイトは、まるで彼女がいないかのように、見えてないかのような素振りを見せ、彼女は恒一には見えて、他のクラスメイトには見えていないのではないかと感じる。
    そんなある日、あるクラスメイトが悲惨な死を遂げ、3年3組が直面している信じられない現実と向き合うこととなる…
    見崎鳴は、存在しているのか?
    3年3組に次々降りかかる災難…

    続く悲劇を止めることができるのか?

    何となく題名と綾辻さんの名前は聞いたことがあったけど、実際に読んだのは初めてでした。
    結構分厚くて、読むの大変そうだと思ったけど、読み進めやすくてあっという間に読み終わってしまいました。
    それぞれの登場人物のキャラも、良かったです。
    描写が結構グロい所があったりするので、グロいの苦手な人はちょっと注意かもしれないですね。

    展開も、全然想像できなくて、最後になって最初から考えてみて、なるほど〜って感じでした。

    それにしても、最後の終わり方…
    今年は解決したけれど、これって次の年からどうなるんでしょう…?
    全てを解決させないこの終わり方も、絶妙な感じがします。

  • 鳴可愛い怖い、好き。

  • 非常におもしろかったです。
    ラストにびっくり!
    でも結構グロいシーンが多数あったかな。
    (3ページくらい?グロシーンあった)
    なのでグロいのがだめな方はおすすめできないかな。

  • 分厚いけど案外一気に読めました。
    ホラーということを知らずに読み始めたので何かトリックがあるのかと思って読み進めていたら、息子からホラーだと聞き…。怖いのは苦手な私でしたが、ぎりぎり大丈夫でした。何より文体が読みやすいですね。面白かったです。

  • 高校生ぐらいの人がライトに読めるホラー小説だと思います。
    重すぎず、話の内容をイメージでき時間があるときに読むのにおすすめ!

  • 図書館の夏の怪談・ホラー企画のところに出ていた本。
    夏=暑い=涼しくなるものでも読もうかとザーッと眺めたときに目についただけで借りる。
    分厚くて読み応えがありそうだったのも選んだ理由だなぁ。
    なぜにこんなことが起こるのか? 防ぎようがないというのは恐ろしい。
    身近な人が…と考えながら読んでいたけど、この人だったなんてという終わりかただった。

  • アニメが先行しているので、謎的な要素は知っているのでミステリー的な要素は「知っている、知っている」って感じで読んでいました。ホラー要素はアニメで脳内変換されていたので全然怖くなく。。
    でも、呼んでいる間は引き込まれて時間を忘れて何度も頭の中を整理しながら読んでいたので飽きず最後まで楽しめました。
    その後の3組はきっとまだこの悪夢が続くのだろうというところで問題は解決されずってところが続編あればまた読みたい感じです。

  • 転校した主人公が登校すると、「いない者」として教室にいる女子生徒がいた。
    何故「いない者」が存在するのか?
    26年前の事件から続く、死の連鎖を引き起こすクラスの存在。
    ラノベの軽い読み口で、一気読みをした。
    ホラー要素はあまり強くなく(というより全く怖くはなかった)、ミステリー。
    見崎鳴の片眼が義眼で、「いない者」とされても飄々としている、そんな人物設定がラノベっぽいといえばそうなんだけど、ちょっと作り込み過ぎている気がする。
    最後、その「現象」の解決は起こらず、終わってしまった物語。
    なんか、消化不良感が残る。
    悲劇が終わったわけではないからね。

  • 分厚い本が読みたい~、ハラハラドキドキする本がいい~と内容など分からず借りてきたので、途中Amazonで内容を調べることに。ホラーでした。大好きな分野なので嬉しかったし、一気にハラハラ読めたけど、全く怖くはなかった。何でだろう。その現象の元となった事が薄すぎることと女の子のキャラクターが余りにありがちなことかなぁ。サスペンス部分は成立してるけど、ホラーとして怖くないって感じ。

全687件中 1 - 25件を表示

Anotherに関連するまとめ

Anotherを本棚に「読み終わった」で登録しているひと

Anotherの作品紹介

その「呪い」は26年前、ある「善意」から生まれた-。1998年、春。夜見山北中学に転校してきた榊原恒一(15歳)は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。不思議な存在感を放つ美少女ミサキ・メイに惹かれ、接触を試みる恒一だが、いっそう謎は深まるばかり。そんな中、クラス委員長の桜木ゆかりが凄惨な死を遂げた!この"世界"ではいったい、何が起こっているのか?秘密を探るべく動きはじめた恒一を、さらなる謎と恐怖が待ち受ける…。

ツイートする