妖奇庵夜話 その探偵、人にあらず

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048740104

感想・レビュー・書評

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  • いやー主要な登場人物が見事に男ばっかりだったな〜w

    しかも見事にタイプの違う
    謎めいた和装の皮肉屋に筋肉隆々の遊び人、真面目で几帳面な執事タイプ、お馬鹿キャラに渋いおじさんに美少年
    より多くのお客様に楽しんで頂けるお店を目指しました!って感じのホストクラブのよう
    と言ったら少し穿ってますかね〜
    いやいやたぶん合ってるな
    ホストクラブのような一冊と表現しちゃいます

    そして描かれるのは女の友情の怖さ

    うーんなんかいろいろありがちだな〜
    でもね、好きなんよね「ありがち」

    みんみん先生によるとこれからどんどん面白くなるそうなので、のんびり進めていきますか

    つかシリーズ物手を出し過ぎだぞ、わい

    • みんみんさん
      やだ〜感染さないでね(゚-゚*;)
      予防接種は⁇
      やだ〜感染さないでね(゚-゚*;)
      予防接種は⁇
      2023/12/18
    • ひまわりめろんさん
      ♪~(´ε` )
      ♪~(´ε` )
      2023/12/18
    • 1Q84O1さん
      そのうち勝手に治るでしょw
      心配ないさー⤴




      って、ほんとにインフルですか?(゜o゜;
      そのうち勝手に治るでしょw
      心配ないさー⤴




      って、ほんとにインフルですか?(゜o゜;
      2023/12/18
  • 面白かったけど、なんと分類していいものやら。

    人間とことなる遺伝子を持った妖人。その差別やなんやらを描いた作品。

    発想とかラストの展開も面白いし、ぞっとする感じ。

    探偵と冠ついてますが探偵ではなく推理って程のものは全くありません。

    キャラ小説家かな。

    ただ、このかたの作品他のレーベルで出てるやつの方が面白かったなあとか思ってしまいました。

  • 自分と大きく違いがある人が怖いと思うのは分かる。
    でも妖人は人間より特段優れている所があるだけで見た目同じで害がある訳では無いのに犯罪が起こると直ぐに妖人のせいか?ってなるのは分からん。
    今回人間殺したのは人間で、人間助けたのは妖人で。

    新人の脇坂さん、お姉さん五人か。
    想像するだけで凄い。

    今回一番怖い人は取材にお高い靴履いて出た女性ですね。

  • 「トゥルーブラッド」のように、古来からの魔物がカミングアウト(というより、DNA判定の発達で人間とは違う「妖人」という亜種がいたのが発覚した、という設定だけど)した世界の話。妖怪好きとしては、結構楽しく読めました、マメくんとか座敷童子とかに和みました。ま、結局はコワイのは人間(&女の友情)であって妖怪ではない、という話ではありましたが。

  • 二の足を踏んでいたところ、魚住くんシリーズにやられた勢いで読む。
    わりとありふれた設定、構成だが面白い。

  • ファンタジー要素がすんなり混ざってる現代和風ファンタジー。
    とても面白く読んで読んだ直後に続刊を購入。
    好きになれるはずがないと思っていた脇坂さんも最後は可愛く思えてきました。続きも楽しみ。

  • 表紙買い。そしてキャラ読み。あぁ、座敷わらし。。

  • ペンネーム:久遠蓮さんからのオススメコメント
    「人になりたいと思いことの、何がいけないんでしょうかねぇ」
    「人間」と妖怪のDNAを持つ、人間亜種のような存在の「妖人」。現代を舞台にこの2つの種が絡み合った事件を茶道家 洗足伊織が解決していく小説です。
    美しいけど毒舌家、探偵じゃなくて茶道家な主人公が織り成す和ファンタジーテイストも入ったミステリーはいかがです?



    OPACへ ⇒ https://opac.musashino-u.ac.jp/detail?bbid=1000012849

  • “茶道家探偵登場”という謳い文句に惹かれて手に取ってみた。
    サブタイトル通り、探偵役は人間ではなく妖人(妖怪に近い特性をもつ人間の亜種と定義されている)。頭脳明晰な隻眼の美青年で、かつ毒舌家とかなりキャラが立っている。
    テンポのいい会話が中心で、とにかく読みやすい。管狐に小豆洗い、座敷童と馴染みのある妖怪特性をもつ妖人たちが出てくるのも面白い。ミステリーというよりキャラものとして楽しめる感じ。
    その一方で、女性の痩せることへの固執や、女性同士の友情の危うさみたいなものも描かれていて、ちょっとドキっとする。
    今のところ茶道家である意味があるのかは不明。続編があるみたいなので、そこで分かるかな。

  • 突如発見された人とは違うDNAを持つ「妖人」。
    警視庁妖人対策本部、通称<Y対>に協力するお茶室「妖琦庵」の主、洗足伊織は明晰な頭脳を持つ隻眼の美青年で妖人を見抜く力がある。だが毒舌の捻くれ者・・・


    座敷童いい子だね・・・

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著者プロフィール

東京都出身。おもにライトノベルにて活躍する気鋭。代表作は「カブキブ!」シリーズ、「魚住くん」シリーズ(角川文庫)、「妖き庵夜話」シリーズ(角川ホラー文庫)、「宮廷神官物語」シリーズ(角川書店ビーンズ文庫)など。榎田尤利名義でも著書多数。

「2023年 『妖奇庵夜話 千の波 万の波』 で使われていた紹介文から引用しています。」

榎田ユウリの作品

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