- Amazon.co.jp ・本 (123ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048740586
感想・レビュー・書評
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【333】
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なんといっても装幀にびっくり!
うは~っ!
ってカンジ。
読んでも、
「 ~っ!」
ってカンジ。
なんか文字にできないカンジで
やられちまった。
なんか始まりだけだと
ありがちそうな設定のお話なんだけど
続いていく血の、DNAの凄さ!?
に圧倒されたのかもしれん…
バターのように黄色い眼をした子に会ってみたい! -
おとなのための、お伽話。
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本全体が素敵。絵がお話とぴったり。
桜庭さんの描く男の人は儚いような影を感じます。 -
薔薇の、かんばせ
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2014年12月9日読了。
美しく狂って、滅んでゆく物語。この美しさこそが正統、と思ってしまう気持ちが、ある。 -
腐った最も真に近い臭いがする
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これは所謂、物語のない物語、というものなのだろう、と思った。最初に出てきた人間の子供や孫や、そういった縦の繋がりが続いていく。そして往々にして痛みしか、ない。
耽美というけれど、個人的には耽美とまではいかないかなと思った。儚さはあったけれどうつくしいとは思わなかったから。
グロテスクさがあるわけでも、エロティックさがあるわけでも、ない。若干、セクシャルな部分はあるけれどもそれはそういった作品集に出すということで書かれたものらしくって、いつもの桜庭さんのエロティックさがあるようでそんなでもないという雰囲気。
装丁(そうてい)というか、表紙の写真? 絵? が、綺麗ですてき。 -
★2014年7月31日読了『道徳という名の少年』桜庭一樹著 評価C
何ともおどろおどろしい作品。桜庭氏らしい耽美的かつ退廃的な世界が展開されているが、正直言って、私には彼女が何を表現したいのか分からない。
長編作品であれば、ストーリー性も評価できるのだが これは、短編とも言える100ページ足らずの小品であることから、物語の広がり、展開も足らず 非常に評価が難しい。 -
大人の童話、不道徳で耽美な。って感じだった。すばらしい。