- Amazon.co.jp ・本 (379ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048741088
感想・レビュー・書評
-
完全にもっていかれました。
仏教周辺のお話ですが、とてもおもしろかった。主人公コンビの行く末はそこかい!と突っ込んでしまったけど、二人の突き詰めた先を考えるとそうなってしまうのかなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
思った展開ではないけど若者の葛藤が描けていて面白かった。もっと深く人物を掘って欲しかったかな。
-
図書館で借りた。
涅槃像のことをスリーピングブッダと呼ぶ
もう少しコメディな内容かと思ったけれど
意外と重かった。 -
ふーん、というかんじでした。
-
図書館で見かけて、何となく表紙にひかれて、読んでみることに。
内容は、“宗教”について。お寺の生活や、修行といった、普段全く知る機会のない話は新鮮で面白かった。
ただ、なかなか読み進めるのは、大変だった。 -
仏教の世界で生きるということ。人間らしく生々しく足搔き、真の信仰を求める精神の旅。
スリーピング・ブッダとF●ck you!の組み合わせに笑ってしまった。そんなパンクな仏様もたまにはいいかなと思う。 -
実家の寺を継ぐことを心に決めた青年と、メジャーデビューの夢を絶たれた結果「坊主って安定してる」と考えたギター青年の物語。
青臭くて悩みまくる二人に、つい応援しちゃう感じで物語は進みます。
老師の言葉で
「頭で考えることをしちゃいかんよ。心の奥深くから聞こえる声に耳を傾けるんだ。泉のように湧き出してくる景色に触れることだけが、真の禅の意と私は思うんだよ」
と、あります。
ネタバレになるので結末は書きませんが、二人は最初は頭でっかちなぐらい考えるけど、後半部分は老師の言葉に忠実だなと感じました。それが結果的に他人の反感を買ったり、悪い目に出てしまったとしても。
ただ、この物語は後半失速ぎみで、後味も微妙。
良かったことは参考文献に興味が湧いたことぐらいか。
次はノンフィクションを読みたい。