- Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048741149
感想・レビュー・書評
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なかなか複雑な、展開で面白かった。特殊な競馬の世界がなかなか詳細に記述されており、知識としても面白かった。
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タイトルが全く内容を表していない。女らしくなく性格の特徴もないボーイッシュな女騎手が身の回りで起きたある事件を淡々と調べていく。全体的に暗い雰囲気で後味も良くない作品。
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競馬を題材にした異色のミステリー。
あるレースにおけるスタート直後の事故、さらに調教師への傷害事件。
馬主、調教師、調教助手らの様々な欲望が入り混じった挙句、浮かび上がってきた新事実とは・・・ -
最初は面白いと思ったのに、途中から面白くなくなってしまいました。「横溝正史ミステリ大賞」の優秀賞ということで読んでみたのですが、題材はとても面白く興味がわいたのに、言葉運びが読みづらく、背景が浅すぎるため、想い入れができることができませんでした。「馬」についてだけ言えば、とても感銘しました。馬・競馬は嫌いではないので、面白かったです。
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H24/6/4
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横溝正史ミステリ大賞優秀賞(2010/30回)
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7
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スラスラ読めました。競馬の部分はとても詳しくて、馬や騎手の内部が知ることができました。 けど、謎解きと終わり方の部分がう〜んでした。
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ちゃんと伏線もあったし、よく調べられていた。面白かった。馬をレース中にどうやって誰が斜行させたのかと言うハウダニットにフーダニット、なぜ暴れた馬の調教師がと言うホワイダニットの要素がうまくブレンドされている感じがする。人間が書けていないと言えばそうなのかもしれないが、日本の競馬サークルの排他性、特に女性に対する蔑視の習慣はよく伝わってきた。個人的にはそれで十分だと思うのだが。ディックフランシスは読んだことがないのでなんとも言えません。続編は出ないのかな。期待を込めてこの評価。