妖奇庵夜話 空蝉の少年

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著者 : 榎田ユウリ
制作 : やまね あやの 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年7月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048741668

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妖奇庵夜話 空蝉の少年の感想・レビュー・書評

  • シリーズ第二弾。
    やはり薬屋を連想してしまうのだが、それは置いといて
    一見関係のなさそうな個々の出来事が最後に繋がるという
    パターンだと思います。
    伊織に執着する青目。これもまた違った意味の美形で女好き。
    奴は黒い。とにかく黒い。が今回はミスを犯します。
    そして妖琦庵の家令である夷やマメの妖人としての属性は
    前作で語られているが、本作では伊織と青目の属性も
    明かされます。
    ちょっと予想外な事もあったけど、サクっと結末に向かう。
    それなりに楽しめました。

  • きれいに憎まれ役をやってくれるキャラがいる。
    それぞれのキャラがちゃんと自分の立場を分かっているみたいな・・・
    面白いし読みやすいので一気に読んでしまう、、、、のに
    あっけない最後なのでもったいないなぁ。

  • 事件の推理も楽しめましたが、事件によって青目の属性が明らかになり彼の持つ闇が見えてきてワクワクでした。伊織の属性もわかりますが詳細はまだなので、左目の封印がそれにどう繋がるのか、そして青目との関係性も気になります。個人的には青目の伊織に対する執着がツボ!妖琦庵メンバーも楽しませてくれます。なんといっても新キャラ(?)にゃあさん!にゃあさんに対する夷が笑えます。

  • 「件」だった占い師が殺害された。
    犯人と思われる男もまた、遺体となって発見された。
    同じ家の中にいて生き残った占い師の娘・咲耶は、母が死んだことよりも、その死を利用して咲耶姫として注目されることばかり考えていた。
    結局、行く当てののない咲耶は一時的に伊織の家で預かることになる。
    自分だけが大切で、自分だけを愛している咲耶は強烈だ。
    特別な存在の自分は、誰からも大切にされ崇拝され、愛されるべき存在だと信じて疑わない。
    ブログで彼女を擁護してくれるファンでさえ、彼女にとっては自分を飾り立てるための装飾品でしかない。
    上手くいかないことはすべて他人のせい。
    私は何も悪くない、私は間違っていない。
    咲耶は、他人を見下すことでしか自分の存在を確かめられない。
    本当は可哀相なのかもしれない。けれど、同情心は一切わかない。
    本当に「件」としての能力を引き継いでいるのか。
    伊織にはすぐにわかってしまうというのに・・・咲耶自身も「件」だという確信はないのだけれど・・・「件」という特別な存在は咲耶にとっては魅力的なのだ。
    マメとテルのやり取りが心あたたまる。
    特別に構えるわけでもなく、ただ純粋にテルに友人として接するマメ。
    そんな二人をあたたかく見守る伊織たち。
    青目の存在は不気味だけれど、マメにもテルにも幸せになってほしい。
    いまさら咲耶の性格が直るとも思えないし、きっとこの先テルは苦労するだろうけれど、それでも思うように生きてほしいと思う。
    単なる妖怪物語ではない。
    中には、人が忘れてしまいがちな大切なことが詰まっている。
    読みやすく、それでいて深い・・・そんな物語だった。

  • 序盤はいまいち読みにくかったかけど、中盤ぐらいからどんどん読み進んだ。
    読み終わってふと思ったのは・・設定がめっちゃ薬屋さん
    マメくん好きな私はサル好き(笑)

  • 惜しいなー。登場人物はみんな魅力的なのに、ストーリーのオリジナリティが弱い。ミステリーでもホラーでも、ジャンルはどちらに寄ってもいいから、もっと徹底的に書き込めばいいのに。出来ると思うんだけどなー。

  • 前作がたしょう手探りしながら読んだところもあったけど、今回は面白かった!
    脇坂くんがファミリーに半入りしているのもよかった。こういうノリのいい子が話を回してくれるのが面白いです~!

    相変わらず「借りにくい表紙<」ではあるけど、内容もよかったな。
    続きは蔵書にないので、図書館でリクエストはしてみた・・・。買ってもらえたらいいな・・・。

    絶対城先輩で出てくる「二口女」が登場した!
    絶対城先輩は「妖怪」で、こちらはまた違うカテゴリになるんやけど、知ってる妖怪が出るとそれなりにテンションがあがる・・・(大丈夫か)。

    そういう意味でいえば、洗足さんは「覚」のようなので、礼音ちゃんとおんなじなんやな・・・。

    あれ、だんだん妖怪ネタに強くなってきた・・・(笑)? いやいやまだまだそこまでは。

    照子の境遇があまり語られなかったのが却ってよかったかな。
    みんな幸せになれればいいな~。

    新しいハードカバー(表紙は柔らかいタイプです)、最高・・・!
    電子書籍も否定しないけれど、電子書籍があるからこそ、紙って贅沢なんやな~、と、最近よく思う・・・。
    いいわあ、この手触りの香り・・・。(アカンやろ)


    あと、「OK」じゃなくて、「おk」にしてほしかったよね、咲耶ちゃんのブログへのコメント欄。

    (2016.04.16)

  • 境界線上にいる者がどちら側に転ぶのかは、その時周りにいる人次第。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/13305329.html

  • 一巻より怖くなかった…子供が主役だったのでそこまで掘り下げる必要がなかったってことですかね。
    今回は一巻の構成を利用したミスリードがうまかったです。
    犯人の独白(この部分が一番怖い)→本編の展開で犯人が分かるという構成だったのが今回憑りつかれているような独白が実はモブのものだったという…。
    最初、「ダイエットの次は過食か!」とゾッとしそうになりましたが全然関係なかったですね。
    でも、あのスミレの憑りつかれたような食欲の描写は怖かった…まあ、自分が二口女の妖人と分かった瞬間に落ち着いて良かったです。
    隠して追いつめられて食べるよりは堂々と食べてるほうがいいよな。

    咲耶はねー、ネット界ではいるんですよね。
    ああいう子が。
    「ああ、こんな子いたわー」と思う一方、今後の課題がありますね。
    SNSやインターネットで顔写真をさらす危険性っていうのも教えないとな。
    ああいう子は耳を傾けないでしょうが。

    それにしても照子が遊びに来る下りやインチキ占い師に会う時なんかギャグ調で軽い感じでしたね。

  • 妖奇庵夜話続編。二作目ということで、キャラも少し定まってきたように思う。伊織さんは前作よりかなりソフトになった気はするけれど。
    さらっと読めるし、ファンタジーっぽいもの(レーベルとしてはホラーらしいが)が好きな人にはお勧め。青目の正体や伊織さんとの因縁も明らかになってきたけど、この終わり方はまだまだ続くのかな。続きが楽しみ。
    それにしても、神永学さんの心霊探偵八雲シリーズにかなり似てる気が。それの妖怪?妖人?版って感じ。

  • 伊織毒舌が若干控えめ、優しくなったのか!?
    それにしても伊織も夷もマメが好きすぎるw
    マメの手作り水羊羹、ご相伴にあずかりたいものです。

  • 妖人 件。

    今回の洗足さんはやさしい??
    いろいろと面倒見がいい人だった。

    マメくんのやさしさも一段と磨きがかかってる。

  • 1巻目で気にいったので、すぐに2巻目を。
    いやなかなかの面白さ。やさしく聡明なキャラクターたち。
    いい大人ですが、魅せられましたよ。
    おすすめだなあ。

  • 女の子の欲望に対する
    消費や処方の表現が上手だなぁ、なんて
    全然関係ない事考えてました。

    ううーん、
    やっぱり可もなく不可もなく。

  • 『妖奇庵夜話』シリーズ第2巻。

  • 夜話2冊目。1冊目よりもキャラの性格がわかってる分物語がすっきりしてて読みやすかったです。結末がきれいに終わりすぎてちょっと物足りない気もしたけども・・・
    とりあえずマメちゃんかあいい~

  • 鬱陶しかった刑事さんもそれなりの位置を確保して、洗足家の常連さんとなった2巻目。純真なマメがノラ猫のにゃあさんを助けたところから話が広がっていく。

  • 面白かった!

    前巻の説明的な部分も面白かったけど、今回はすべて知ってる上で話が進むから尚更面白い。

    相変わらず脇坂君は弄られて、マメは可愛くて藪蛇庵の主人はとぼけている。

    今回も少しずつ、色んな角度から物語は進むが最後に繋がるのが面白い。

    マメの前に居るテルくんと照子があまりに違い過ぎだけど、青目の暗示の所為だと言うことで。
    実際そうなんだろうけど、あまりにかけ離れてて受け入れるのに苦労する。

    続編があってもおかしくない終わり方。
    寧ろ続編を出した方がよいと思う!

    面白かった。

  • シリーズ2作目。いろいろかなりネタバレです。
    今回は予知能力を持つという妖人『件』を名乗る占い師を巡る話。
    前回よりはそこまで妖人の属性と絡めた展開ではなかったかな。

    それにしてもちょっと全体のまとまりが弱いかなと。
    青目の特性があまりはっきり示されていないので「暗示」にやたらあっさりかかっちゃったんだなという印象があったり、暗示状態と照子の日常とテルの日常の間での動きがよく見えないので、照子とテルが同一人物だというのはわかるけど、本来の性質が朧げで、マメとテルの関係性のエピソードがオチにすんなり直結できなかったり。
    照子と咲耶の日常の関係性も繋がりを把握しづらいなとか、サブエピソードとしての「二口女」があんまり本編と絡みきれてない気もするとか、殺された「件」の影薄すぎやしないかとか。

    「ネット社会」の負の特性や「占い」の掘り下げはいろいろと納得できるし、1つ1つの文章が言いたい事はよくわかるんだけど、主要キャラクター以外の人物がふわっとしすぎて、全体としてぼやけたのかなと。

    主要キャラクターはかなり書き込まれてきて、生き生きしております。
    ふと建築探偵シリーズのコミカライズ、やまねさんでもありだったんじゃないかと思った(笑)。だってどうしてもマメが蒼…もご。

  • マメが活躍するシリーズ2作目。【妖怪のDNAを持つ存在を「妖人」と呼ぶ。茶室の主・洗足伊織は、ずば抜けた美貌と洞察力を持つ「妖人」。人間と妖人を見抜くことができるその力を頼られ、警視庁妖人対策本部、略してY対から、捜査協力を要請された伊織。それは、予言ができる妖人“件”を名乗る占い師の真贋を見分けること。その矢先、本物の“件”である、美しい女性占い師が殺されて。】

  • 第二弾。

    超人の遺伝子をもつ妖人をめぐっての物語。

    一巻は「おおっ?」といった視点だったのですが二巻は面白いライトノベルという感じでした。

    メインの妖人は件 。

    でも、超キャラが薄かったです。

    三巻に期待。

  • 普通に面白かった。意外にミステリーしてるところが本当に意外だった。普通に事件ものな話も読んでみたいかも。

  • <件>の妖人だと名乗る占い師たちの調査をすることになり、
    出会った本物の<件>の占い師が殺されて、その子どもに秘密があって、というか。マメの初恋のようなものとか、青目の属性が明かされたりとかします。

    どうやってもマメがリベザルを思い出させる。
    芳彦さんは座木みたいだし。
    薬屋よりコミカルですが。

    あとは嫌な女の子書くのうまい。

    やまねさんに非はないけれど、
    表紙はイラストなしか、
    イラストにするなら文庫にしたがよかったんじゃないかと。

    榎田さんファン向け(とくに若い子)にしては価格が不親切だし、一般読者に向けるにはイラストが邪魔だとしか思えません。すみません。

  • なんだろうなー。このシリーズは読者をひきつける力あるよなーと思いました。キャラ設定かな?
    人間に妖人も紛れて暮らす世界。妖人関係の事件を扱うY対。それに協力する妖人・伊織。一緒に暮らす夷・マメ。
    今回の事件は《件》という占いに優れた妖人が関わる事件。
    その娘とマメの新しい友達との接点。
    そして裏で糸を引く青目の狙いとは・・・。
    新キャラは「にゃあさん」個人的には「ぶーにゃん」って呼び名の方が好きですが。
    とにかく伊織と夷のマメに対する親バカっぷりがたまらない!

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