家族戦士

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
2.23
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本棚登録 : 32
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048741705

作品紹介・あらすじ

愛する家族のため、今夜、父さんは、アナコンダとヤる。-ごく普通のサラリーマン家庭、田中丸家。一見順風満帆に見える一家には、それぞれが内緒にしている"アブない秘密"があった。その秘密が暴走を始め、一家は崩壊の危機に。愛する家族のため、そして父権回復のため、お父さんは"邪悪な敵"と闘うことを決意するが…。果てしない"ばかばかしさ"の先に待ち受ける圧倒的感動。「このミス!」出身作家史上、最高の奇才がブラックに放つ、笑いと涙の"家族ゲーム"。

感想・レビュー・書評

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  • これは……家族小説?ではないか。コミカルながらもひたすらにブラックな読み口で、最初から最後まで毒がたっぷり。歪んでいく家族たちはかなり恐ろしくもあるけれど、ばかばかしい部分も多くて、突っ込みどころが満載。結局はコメディかな?

  • H26/05/19

  • お父さんがアナコンダと戦うとこがばかばかしくて好き。アナコンダとSEXなんて頭沸いてるとしか言い用がない。他の家族の話はどーでもいい。
    読んだ後ぽかーんって感じ。

  • 我慢して最後まで読みました。時間の無駄。
    何も残らない、何も伝わってこない。
    著者は何を書きたかったのでしょうか?
    正直、不快感しか残ってません。

  • これはひどい。これ書いた人はいいと思ってんだろうからともかく、仕上がってきて、担当者も読んでみて、版元でもよくOKが出たよね。角川さん「よしいいね、出版しよう!」と判断した理由はなんなんですか一体。うーん。。オンライン出会いから浮気する主婦とか、引きこもりヲタとか、今っぽい雰囲気は、ありつつも、いや、ひどいでしょ。出版物としてもう美しさが皆無すぎる。装丁ダマシですね。酷評ごめんなさい、でも、全く面白さが、わからなかった。エロいのもグロいのも場合によって嫌いじゃないけど、これは、低俗。

  • 一見どこにでもありそうな”ふつう”の家族。でもそれぞれ少し”違って”る。この家族の場合、全ての根源は父にある。とにかく頭がおかしい。必死に頑張っているけど、頑張り方が決定的におかしい。 バカバカしいこんな小説、キライじゃない。

  • 家族の崩壊と再生のお話、と言えなくもないんだろうけど…。「霊眼」の作者だからもう少しミステリ的要素を期待したんだけど叶いませんでした。

  • 確かこの方も「このミス」出身の作家さんですよね。
    未読だったんですがホラーのイメージだったんですが
    この作品は(恐らく)ガラリと作風の違うちょっとシュールな
    コメディタッチの家族物語。このぶっ飛んだ父「影夫」は
    別として、妻、長男、娘のちょっとした歪さや、抱える
    暗い部分はデフォルメして書かれていますが、実は
    ごく普通の家族の中に、普通にあることなのかもしれません。

    ...と強引に真面目風な感想にして見たのですが
    正直...なんだかやっぱりヘンな小説ですw。
    単純にシュールなギャグ小説として楽しんだ方が
    面白いかもしれません。長女の章で登場する、
    サブキャラの変態小学4年生の「麻生」くん。
    凄すぎですw。

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著者プロフィール

中村啓

一九七三年、東京都生まれ。第七回「このミステリーがすごい!」大賞・優秀賞を受賞し『霊眼』にてデビュー(文庫化に伴い『樹海に消えたルポライター~霊眼~』に改題)。他の著書に『奄美離島連続殺人事件』『美術鑑定士・安斎洋人「鳥獣戯画」空白の絵巻』(いずれも宝島社)などがある。

「2019年 『ZI-KILL 真夜中の殴殺魔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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