千年ジュリエット

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著者 : 初野晴
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年3月31日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048742276

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千年ジュリエットの感想・レビュー・書評

  • ハルチカシリーズ 第4弾
    今回は文化祭が舞台
    新たな強烈キャラ登場! スナフキンにライオン少年
    アメリカ民謡クラブ!?(実体はハードロックとヘビメタクラブ)
    いえいえ 笑いばかりじゃありません
    表題作の「千年ジュリエット」には涙・涙
    すっかり 騙されました

    そして後夜祭 生徒会長・日野原さまの粋な計らいに拍手
    このシリーズ まだまだ続きそう 楽しみ

  • いつになったら普門館への扉は開くんだ?と心配になるくらい部活動から離れてしまってるw。が、今回は以前より、特殊な知識を必要とする謎解き率がグッと下がり親しみやすく、文化祭で盛り上がったので許そう。甲田さんとトモちゃん(笑)実はこっそり上手く行きますようにと願うww。

  • ロミオとジュリエットの舞台となったイタリアの都市ヴェローナには、ジュリエットのモデルになった女性の生家がある。
    そしてこの家には、毎年何千通とジュリエット宛の「恋愛相談」が届き、それを「ジュリエットの秘書」と呼ばれるボランティアが返信をしている。

    イタリアらしいこんなエピソードを冒頭に挟んで、表題作「千年ジュリエット」は始まる。
    ある病棟に集まった5人の女性たちは、「ジュリエットの秘書・はごろも支部」というホームページを開き、恋愛相談を受け付けることに。五色の虹をかたどったバッジを持った「五色の虹のジュリエット」たち。

    そして、時間は流れて。
    清水南高校の文化祭を訪れる一人の訪問者。五色の虹のバッジを持ったその人の目的は……

    「退出ゲーム」から続く清水南高校の吹奏楽部を舞台にした「ハルチカ」シリーズの4作目。連作短編ミステリですが、今作はどちらかというとハルタとチカよりも、周囲の人に焦点を当てたもの担っています。
    舞台は高校の文化祭。前作までに集まった吹奏楽部の面々と、関わった他の部の活動があったりお祭りらしい作品になっています。

    表題作「千年ジュリエット」は、やっぱりそう来たかぁと思うようなトリックですが、個人的には題材が大好き。
    ジュリエットの秘書たちの五色のバッジを持った訪問者が背負った思いが感じられて素直に感激しました。
    「決闘戯曲」は過去作の「退出ゲーム」同様、演劇部の戯曲を用いた作品。右目が見えず、左腕を怪我した男が銃での決闘に勝つ方法は? という謎を抱えた芝居を演じます。
    「エデンの谷」「失踪ヘビーロッカー」の2作も、小気味よい短編。

    4作とも、今までハルチカシリーズを読んでいる読者向けの作品なので、これだけ取り出してお薦めするわけにはいかないですが、ウチはかなり好きですね。

  • ハルチカ高校2年の文化祭。吹奏楽部の熱血編は
    少し休憩の刊ですかね。全体的にここまでに
    登場した濃いキャラ(アホの子たち)が文化祭で
    再登場したりします。全編通して、もうニヤニヤの
    面白さ。多分、高校2年の文化祭って...一番楽しいん
    だろうね。自分は未経験ですがw。

    新たなキャラ「スナフキン(女性)」も颯爽と登場し
    ピアニカ片手に颯爽と吹く姿は...かなりカッコいい。
    今後の吹奏楽部にとっても関係して来そうな
    重要キャラで楽しみ。文化祭本番では、君臨する
    高スペック生徒会長。演劇部のアイツ、初恋ソムリエのアイツ。
    3年生にして新キャラのアリス・クーパーな人...。続々と
    アホの子たちのキラキラが堪らない。

    そしていつもながらの表題作の素晴らしさ。
    キラキラだけではない十代の痛みも、でも
    それ以上に広がるその先の希望も引っ括めての青春。
    このシリーズの全てのテーマが詰まってます。
    しかも4編の短編を総括する落としドコロ!
    冴え渡ってますね。

    全くの蛇足ですが作中にバカボンのお巡りさん
    (目が繋がった本官さんね)の引用がありますが、
    実はアノお巡りさんって...個人で勝手にお巡りさんの
    商売をしてるんですよねw。交番を個人経営してる
    事業主なんですw。

  • 東京X!!!

    ラストで、努力しても何者にもなれない事もあると言うハルタに対して「打ち上げられなかったらただの玉だよ。」と答えるチカちゃん。黒玉でもいい、打ち上がることが大切なんだよね。いいこと言うなあ。
    これは青春小説ですね。

  • 米澤穂信の「氷菓シリーズ」と同じく日常青春ミステリーではあるが、登場人物が多彩であるのと吹奏楽部の成長ストーリーとしても面白い。今回はほろ苦い物語が多かったように思うが、肝心の普門館への道は次作になるのかしら。

  • 清水南高校の文化祭での4編。「ありがとう日野原さま。文化祭開催はあなたさまのおかげです。 清水南高生徒一同」の校舎の垂れ幕にのっけからずっこけました。徒会長の日野原さまの手腕がビシビシ発揮されてます。今回は吹奏楽部は脇役で他の文化部にスポットが当たってますがおもしろかったです。草壁先生の過去が明らかになるのかと思いきや残念でした。千年ジュリエットのさようならの回数には本当に泣けました。スナフキンの「青春という名の旅にゴールはないの。成長を諦めたひとが勝手につくってしまうものなの。」 耳が痛いです。

  • ハルチカシリーズ第4弾!シリーズ物は、冊数が増えていく度にマンネリ化することが多い気がするけれど、ハルチカシリーズは、一人一人のキャラクターが濃く、お話も面白さや切なさなど、様々な要素があって飽きません。4弾は、個人的に、失踪ヘビーロッカーと千年ジュリエットの接点がポイントだと思いました。早く第5弾が出てほしいです。

  • こんどの舞台は文化祭。アメリカ民謡クラブ、演劇部、そして吹奏楽部…おかしなキャラクターたちがひき起こす難問題とは?青春ミステリ“ハルチカ”シリーズ第4弾。

  • (収録作品)イントロダクション/エデンの谷/失踪ヘビーロッカー/決闘戯曲/千年ジュリエット

  • 吹奏楽部から離れた、文化祭中心の構成だったけど、心に響く内容だった。特に千年ジュリエット。
    この本に思春期に出会いたかった。もちろんこれからの人生で可能性がゼロなわけじゃないけど…。

    そしてこのハルチカシリーズ、続編はどうなっているのでしょうか?

  • ハルチカシリーズ4作目。
    今作でも吹奏楽部のことはそっちのけで、日常の謎を解くお話。表題作千年ジュリエットは終始重い話だったが、最後のどんでん返しや切ないラストがよかった。
    次回作が今年出るそうなので、そちらも楽しみ。

  • 2014年10月15日

    装幀/坂野公一(welle design)
    写真:orion/amanaimages

  • ハルチカシリーズ第四弾。本編と言うより、スピンオフって感じ。
    二年生になったチカとハルタ、二人の通う清水南高校の文化祭を中心に話が進んでいる。とっても変わり者の集まる高校だと思った。ラストの一年、普門館に向けて吹奏楽部の奮闘が楽しみです。

  • 「ハルチカシリーズ」第4弾
    県大会を終えたチカ、高校2年の秋に訪れた休息の時間、文化祭の話。

    私としては、「失踪ヘビーロッカー」がおもしろかった。現実で考えると、とんでもなく怖いことだけど・・。でも、ほんと、変な人ばっかりいるね・・・。
    最終話「千年ジュリエット」は重かった。そして最後のどんでん返しには驚いたけど。また新しい仲間が加わるのかな?

  • いやーマジ好きだわ~。ほんっとすきだわーハルチカシリーズ!!
    今回もおもしろかった~~!
    どの話もいいんだが、ライオン少年のタクシーの運ちゃんの
    かたりがおもしろすぎだった。
    読みつつ、ケタケタ笑ってしまった。
    いやーとんだ客だったよね。
    にしてもまさか毒ヘビが緊急事態の正体だったとは・・・。なにやってんの?甲田さん!!とずーっと
    思ってたんだが、まさか、ねえ。
    まあ、とりあえず間に合ってよかったよかった。
    そして、彼の人望っぷりがすごかった。

    大塚家の歴史もおもしろかった。
    食べ物のお店もいっぱいだし、こんな文化際なら私も行ってみたい~。
    そして、その集大成が、花火、ですかー。
    いやー画になる、画になるよ!
    よっ生徒会長さまっ!うーん、日野原さん、ますますおもしろいなあ。
    ソファへの座りっぷりが、タダものじゃない。(笑)
    最後の、トモちゃんは、全く、全く分かってなかった。
    なーるほど、だからしつこく、首まわりに巻いたってゆー記述があったんだなあ。なるほどなるほど。
    しかも、かの運ちゃんの息子さん!?
    そこかー、そこ、つなげてくるかー、っと、思わずにやり。いやあ、初野さん、楽しすぎだなあ。

    今回は吹奏楽の方は、小休止っぽく、高校の文化祭を満喫!な一冊でしたが、新しいスナフキン指導者も加わって、次巻も楽しみ楽しみ。

  • 今回は文化祭でのいろいろなエピソードでした。『失踪ヘビーロッカー』が好きです。甲田くんのキャラクターが良いです。そして『千年ジュリエット』への繋がり。今回もなかなか読ませてくれました^^

  • ハルチカシリーズ第四弾。
    文化祭を舞台に、吹奏楽部、アメリカ民謡部、
    演劇部と次々に問題が持ち上がり…

    初野作品は胸をえぐってくるのも多いけど
    このシリーズはほのぼのコミカルなところも
    多くて楽しいです。

    「エデンの谷」
    ハルチカの恋い焦がれる草壁先生の幼馴染
    山辺真琴。スナフキンのような風貌の彼女は
    有名な音楽家、山野辺冨士彦の孫娘。
    音楽一家でありながらさすらいのピカニカ奏者である
    真琴にやっかいな遺言が遺されていて…

    「失踪ヘビーロッカー」
    アメ民ことアメリカ民謡クラブ部長の甲田。
    常に学年主席でありながらハードロックを愛する
    彼は最後の文化祭で演奏するため学校に
    向かっていたが、ある事情でタクシーから
    降りられなく…一方、学校では演奏時間が
    近づくのに現れない甲田を心配するアメ民の後輩が
    ハルチカに助けを求めていた。

    「決闘戯曲」
    理由があって右目が見えず、左手が使えない
    状態で決闘に応じる形となる大塚一族。
    そのような不利な状況で彼らが勝利した理由は…
    演劇部で演じる予定の「決闘戯曲」。
    その肝心な謎解きシーンを書き上げる前に
    脚本担当の一年生が失踪した。
    途方に暮れた部長の名越に巻き込まれ
    ハルチカは通し稽古のアドリブで脚本を
    完成させようとするが…

    「千年ジュリエット」
    イタリア、ヴェローナには「ジュリエットの秘書」と
    呼ばれるボランティアスタッフが恋愛相談に
    乗ってくれるという。
    私たちもやってみよう、と病院に長期入院する
    色々な世代の女性患者五人が
    「ジュリエットの秘書・はごろも支部」を
    立ち上げるが…

    個人的に一番笑ったのは「失踪ヘビーロッカー」。
    甲田さんの愛すべき人柄に本当にほのぼのしたし
    奇行としか思えない甲田さんに翻弄される
    タクシー運転手のおじさんもおかしかった。

  • ハルチカシリーズの4巻目。

    文化祭の話、ひっぱるなぁ~、
    去年、チカちゃんが文化祭の実行委員だったことが触れられていなかったけれど、物語の始まりから1年経ったんだはやいなぁと、感慨深かったです。

    後半はマレン、カイユ、成島さんがあまり出てこなくて少し残念。
    エデンの谷と決闘戯曲が好き!

  • 謎解き話はあいかわらず、「え?」とドキッとさせられるだましえ的な面白さも安定があって、いいですね~。
    いつも楽しくよんでいます。
    今後の草壁先生の謎を中心とするミステリの部分もそうだし、吹奏楽の普門館の行方もきになります。

  • ハルチカシリーズ第4弾。
    今回は、清水南高校の文化祭を舞台にした物語。

    イントロダクションから始まり、4つのストーリーが続く。

    ①エデンの谷
    スナフキンこと山辺真琴が登場。
    彼女の祖父が愛蔵していたベーゼンドルファーというピアノ。その鍵盤の蓋を開ける鍵をさがす話。

    ②失踪ヘビーロッカー
    ライオン少年とタクシードライバーの話。
    一年のときから首席を獲りつづける甲田裕己。彼はアメ民部長であり、高校最後の文化祭で演奏するために会場に向かっていた。しかし、ある事情のために乗っていたタクシーから降りられない......。

    ③決闘戯曲
    公演開始まで数時間。
    脚本を書いた大塚修司が、脚本を最後まで完成させぬまま、姿を消してしまう。

    困惑する演劇部員たち。気になる脚本の結末。

    果たして、逆境の中で大塚一族は、どうやって勝ち抜いてきたのか。

    ④千年ジュリエット
    大学病院の一室に集まる、様々な世代の女性患者・五人。彼女たちは「ジュリエットの秘書・はごろも支部」というホームページを立ち上げ、恋愛相談を始めた。

  • ハルチカシリーズ第4弾。今回は文化祭が舞台。表題作が1番良かったかな。ぽーっと読んでると全く気がつかなかったわ。語り手が一話ごとにかなり変わったりするから、誰が誰やらわからなくなることしばしば。普門館を目指すメンバーは増えたような増えてないような。いずれにせよまだ続くんだろうな〜。2012/335

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千年ジュリエットの作品紹介

新感覚青春ミステリ“ハルチカ”シリーズ最新作。
惜しくも普門館出場を逃したハルタとチカは、息つく暇もなく文化祭に突入した。だが、吹奏楽部、アメリカ民謡部、演劇部と次々に問題が持ち上がり……。

千年ジュリエットの文庫

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