無名騎手

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 42
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048742283

作品紹介・あらすじ

激しい競争、故障との闘いのなか、戦線から脱落してゆく無名騎手たち。女騎手・夏海は、上がらぬ戦績に焦っていた。そんな折、自殺した先輩騎手の遺品整理に訪れた夏海は、かすかな異変に気づく。この騎手は本当に自殺をしたのだろうか?同じ頃、あるスポーツ新聞社で起こるはずのない誤植事件が。自殺した騎手の名が、勝利騎手として掲載されたのだ。そして、競馬界の闇に迫る夏海を阻む者が。勝つのは、俺だ-。勝利への意地と、痛切な叫び。新鋭による競馬サスペンスミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ2作目。びっくりするほどレビュー数が少ない。やっぱりいまいちだった。今回は夏海と編集部の女性と刑事さんとで代わりばんこに続いていく。やっぱ夏海のキャラクターがあんまり好きになれないんだよな。一ヶ所、言葉遣い変だったし。そして加賀の気持ちも。そこまでして騎手をしていたいのか。競馬の世界はよく分からん。やっぱディックフランシスの方を読もう。でもこのシリーズはこれで終わりみたい。この作者、もう1冊借りてるからな。

  • H26/3/22

  •  掘り出し物という感じ。
     読み飛ばしていくと、ちょっとつまづくかも。
     トリックは、現実的ではない。ただ、タイトルの意味は、読み終えて味わえる。 
      
     競馬小説として楽しみたい。


     

  • 事故の後処理に結構最初の方に出てきた人が絡んでるかと思ったけどその辺りに触れられず終わったのが何か物足りなかった。
    何にせよ実際外部の人間にとっては中が分かりにくい世界でもあるし、こういった事が起きそうと感じさせる部分は興味深かった。

  • う〜ん。全体的な印象が地味で、物足りなかった。
    なかなか事件に発展しないし…。

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著者プロフィール

大阪府堺市生まれ。大阪芸術大学美術学科卒業。2010年『女騎手』で第30回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞しデビュー。主な著書に「国際犯罪捜査官・蛭川タニア」シリーズ、『ガールズ空手 セブンティーン』『襷を、君に。』『シマイチ古道具商―春夏冬人情ものがたり―』などがある。最新作は『襷を我が手に』。

「2018年 『始まりの家』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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