- Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048742436
作品紹介・あらすじ
政治家を目指す日比野は、大学卒業後、政界のキングメーカー、望月の秘書になり、頭角を現す。だが、有力後援者の息子が引き起こした強盗傷害事件の控訴審に関わったことから運命が暗転し始める。そんな最中、望月の病状が悪化し、補欠選挙の話が現実味を帯びてきた…。望月の後継に就くのは日比野か、それとも闇の勢力をバックにしたライバル秘書か。スリリングな展開で読者を圧倒するビザール・サスペンス。
感想・レビュー・書評
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テレビドラマにしたらどうなんだろう。
寝しなに夢中になって読んだ。
代議士とその秘書、家族、後援者、関係者のドラマ。
モデルは誰だろう。
私欲と憎悪がもたらす著者の「悪魔を憐れむ歌」を思い出すような惨殺シーン。
実際に殺人こそ無かれ、この小説で書かれていることに似たようなことが起こっているのだろうと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
代議士を目指す日比野浩一のサスペンス物語。
題名に惹かれて図書館で借りて読んだが、普通にサスペンスドラマだった。
印象に残った文章
⒈ 浩一くん、あなたはいま井戸を掘っているのです。
⒉ 四月の補選には高村くんに出てほしいということだった。
⒊ 市村は「バロンドール」の写真を見せた。 -
政治家を目指す若い秘書が後ろ暗い事件に巻き込まれる話。読みはじめと終わりで全く雰囲気が違う内容でしたが、一部グロい表現を除けば、分かりやすい文章で一気に読めました。私としては少し物足りない結末でしたかま、望月の言葉や人物像には惹かれるところがありました。
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う~ん…あまり好きではない。何だか淡々と話が進んで、しかもその進み方がとんでもない方向で。あまりにも現実的でなかった気がする。
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暇潰し…かな?
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怖すぎる。けど、どうなるの?どうなるの? ってつい読み進んでしまう。
日比野が辛い目に遭うんじゃないかと心配してしまい、鈴木先生 って誰なの? と少し苛々した。