歴史を変えた毒

著者 : 山崎幹夫

• KADOKAWA (2000年5月1日発売)

作品紹介・あらすじ

中国の歴代皇帝を虜にした水銀、長い毒殺の歴史をもつ砒素、青酸カリ、トリカブト、サリン…。時に闇の歴史の主役となった、毒と人の織りなす物語の数々。

感想・レビュー・書評

[／まことさんの感想 · 2013年11月3日]

毒と人間との付き合いの歴史を分かりやすい文章で語ります。
クレオパトラと言った歴史上の人物からロミオとジュリエットと言った文学と出所は色々ですがどれも面白く読めました。
取り上げられる毒も火山ガスやコレラと言った自然界のものからＬＳＤや青酸カリと言った人工物と幅広く、『毒』と言うモノの幅広さを改めて知らされます。

[玲那さんの感想 · 2009年2月10日]

もっと固い文章かと思ったら、これが意外に
砕けていて、読みやすい。
紀元前から近年の世間をにぎわした毒殺事件まで
いろいろ。興味深いです。

著者プロフィール

千葉大学名誉教授／元新潟薬科大学学長

「2021年 『医薬品情報学　第５版』 で使われていた紹介文から引用しています。」