旅人の心得

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  • 角川書店 (2003年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048838382

旅人の心得の感想・レビュー・書評

  • 旅人は柔らかな心と体をもたねばならない。郷入れば郷に従い、主体性などみじんも感じられぬほど受け身でなければならない。土地と人に対して謙虚でなければいけない。およそ人間が住んでいるあらゆる場所には、その場所独自の文化と価値観がある。そのことをいつも肝に銘じていなければならない。出されたものは食べねばならない。その土地の風習、宗教、人間関係に干渉してはならない。旅人の瞳はいつも子供のように澄んでいなければいけない。
    まったく軟弱だなと思う。軽率だなと思う。それでも私はどうしようもなく旅人でありたい。
    罰当たりでも、死ぬまで旅を続けたい。遠くへ。近くへ。外へ。内へ。

  • 「聴くことの時代」が印象に残りました。
    「ワタシノハナシヲキイテ」とあちらこちらで己を主張し、解ってもらいたがっている人はとても多い。自分もそうだ。そういう話を聞くことじゃなく、そのような話をすることでなく聴きたい話がある。聴き手にまわって自分さえなくなってしまうような感覚で聴きたいと思った。ランディさんのスタンスを支持したい。

  • 田口ランディのエッセイ集。小気味良い文体でサラっと考えさせてサラっと先へ進んでいく田口ランディの好きなところは相変わらず。ただ特に印象に残る篇がなかった。
    青空の写真は内容と関係ないが、本に対するイメージを爽やかにしている。

  • 一人旅なんてものはないんですね

  • 田口ランディは人間という生き物が生きていくうえで本当に大切なものを知っている

    その大切なものがこれでもかといわんばかりに詰め込まれたかなりお得な一冊

    何がいいって 彼女の個人的体験を通して描かれた文章は 能書きじゃない 心に魂に素直であるということ

    だから 読み手の心にもダイレクトに伝わってくる 

    隠れた名品といってもよいほど これは美しい本だ

  • 初めて読んだ、田口ランディ。エッセイ集。

    イライラを生きる
    バハ・カリフォルニア便り
    石垣島の宝物
    口を閉じる習慣

    が、特に面白かった。

    帰ったら本屋さんで買う。
    さくらももこのエッセイみたいに、読みやすくて笑える。

  • 旅をするとき、どんな気持ちで人はその土地に踏み入るのか。「心得」という考えかたが気になって借りた本。
    なのに、仕事や人との接し方と関わられ方についてうーん…と予想外にうなってしまった。

    さまざまな職業を経て、友人と独立後小説家としてデビューした作者が
    その経験を通した人間関係や職業観、自分の好きなことへの向き合い方など記された本。
    今までもやもやと感じてきことに言葉をつけてくれたような気がした。

    そして、やりたいことがぼんやりとしていると思っている私は
    実際に「自分にフタ」をしているのかもしれない。
    気付いているのに、気付いていない振り・・・か、も?どきり。
    【図書館】

  • 0610エッセイ。旅=生き方を語る。

  • エッセイ集。「心は与えあうもの」が秀逸だな、と思います。言語化しづらいところを頑張ってやってくれるのが好き。できるだけ率直に語ろうとしてくれるのが好き。写真も綺麗です。

  • 良い意味でも悪い意味でも「我」の強い人だな、とこの本で確認した。図書館で返す日が迫り、全部読めずじまい。

  • ランディさんのは小説よりエッセイが好き。旅に求めることとかそういうものが自分と似ていて、生理的にしっくりくるのでした。
    卵だった君たちがちゃんと私の子宮に包まれますように・・・そう祈った病室で読んでいたのもランディさんの屋久島旅行記だったんだよ、ムスメたち。

  • 基本的にこの人の本は小説より
    エッセイが好き。

  • 心の旅 空の写真

  • エッセーである。あんまり好みじゃない。ランディさんは長編を書く方が似合うと思う。たぶん。

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