財布のつぶやき

著者 :
  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048839877

感想・レビュー・書評

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  • 前回読んだのが群さんの初期のエッセイで、幼少の頃の話が多かったので、いきなり著者が50代になっててしてびっくり(自分が読む順番が適当なだけ)。
    お父さんがいないことになっていたり、母や弟と金銭的な確執を抱えていたり…やはり年を経るごとに色々と出てくるんだなぁ。

    食は生活の基本との意見には同意しつつも、下半身太りの話が出ていて、健康的な食生活をしていてもやはり太るのか…とか色々と考えてしまった
    。笑

  • 群ようこさんのエッセイ。
    お金、食事、お部屋などの話。
    個人的に興味深かったのは、本を読む気力がなくなった、というはなし。
    老眼や集中力の低下なんかの理由で、群さんですら本を読めなくなるのか…読めるうちにたくさん読んでおこう…と思った次第です。

    私は40〜50代単身生活女性の暮らしに興味があって(自分の近い未来だと思って、食生活や体の不調メンテの話とか知りたい)、よく素人の方のブログを読むのだけど、
    ブログなんて読まなくても群さんのエッセイを読んだら良いのよね。

  • 今後の人生の参考書に。

  • 日々の生活。
    群さんの文章を読むと、肩の力が抜けてほっと一息つける感じがして好き。
    老後に互助会として共に暮らそうって計画しあってる人がいるの素敵だなぁ..

  • 50代のころと思しき、群ようこさんのエッセイ。
    最新のものと比べると、トゲがあるような文章に感じられた。
    攻撃的というか、あたりが強く感じられて、読んでいて疲れてしまった。

    特に母親と弟との仲の悪さ、彼らの非常識さ、彼らへの嫌悪感がすごい。
    ご自身で「自分のせいではあるけど」と前置きしてるものの、彼女の地代の人はなんだかんだ言って家族と離れられないのだなと思うとかわいそうに見えた。
    (確か、後々、縁を切ってたはず)

    お金とお財布に焦点をあてたお話で、お財布にまつわるエピソードは「自分のお財布はどうだったかな」と思い出をめぐるきっかけになった。

  • 久しぶりの群さん。
    お金の話はなかなか難しいだろうけど、面白かった。
    ご実家のローンを抱えてること、かなり、根に持ってるんだな(笑)

  • 普通の事を書いてても群さんだと面白くなる。

  • 何も思わず、楽〜に読める。面白かった。

  • ゆるゆると肩の力が抜けていく。
    群ようこのエッセイは初めて。
    こんな方なんだなーと作品のほっこり感に合わせて納得。

    平成19年 角川書店
    装画:あおきひろえ
    装幀:高柳雅人

  • 群さんのエッセイを読んでいると、肩の力が抜ける時があってホッとする。あー自分だけじゃないんだなって。楽を選んじゃうあたりがとくに。

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著者プロフィール

1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に。「無印物語」で人気を博す。『かもめ食堂』『れんげ荘』『三人暮らし』など著書多数。

「2023年 『老いとお金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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