危険な世界史

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048839983

作品紹介・あらすじ

「強健王」と謳われたポーランド国王アウグスト彼が愛人に産ませた、呆れるほどの子どもの数は?ロシア皇帝・ピョートル大帝壮絶な姉弟ケンカの末、監禁した姉にした残忍な仕打ちとは?「白鳥の湖」などで知られる天才作曲家チャイコフスキー彼を自殺に追い込んだ"ある秘密"とは?毒が強すぎてクセになる、激烈エピソード100。話題の『怖い絵』著者が暴く、歴史的スターたちのスキャンダル。

感想・レビュー・書評

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  • 表紙はカルロス2世

    今六本木の『THEハプスブルク』でお会いすることのできる
    白衣の王女マルガリータ・テレサと
    皇太子フェリペ・プロスペロの弟さんです。

    彼は来日したことあるのかな?

    今後来日するとしても
    見に行きたくないかも…たらーっ(汗) ごめんなさい。


    世界史の100のエピソードが載っています。
    空いた時間に気軽に読めて、とても面白い。


    なんだかんだ言っても、今の時代は平和だと思いました。
    この本の世界にはタイムマシンに乗っても
    絶対行きたくないと思いました。

    http://nagisa20080402.blog27.fc2.com/blog-entry-265.html

  • マリー・アントワネットあたりの歴史エピソードが生き生きと語られていて面白かった。
    この間、コッポラ監督の「マリー・アントワネット」を観たばかり。
    彼女がオーストリアからフランスに移動する途中、引き渡し場のシーンがあったけど、実はゲーテが観に行っていて、縁起の悪いタピスリーがかかっていたのを目撃していたなんて、本当びっくり。
    そこそこ西洋史になじみのある人の方が面白く読めるかも。
    あっという間に読んでしまったので、著者の他の本も読みたい。

  • フランス革命前後のヨーロッパ史のトリビア集。

    ひとつひとつのネタは面白いのだが、いかんせん文が下手。

    軽い文体で平易な内容なのに読みづらい。

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  • マリー・アントワネットの没年を起点に、西洋史の様々な裏話や文化風俗が紹介されており、楽しんで読めた。

  • テーマ史

  • 読書録「危険な世界史」3

    著者 中野京子
    出版 角川書店

    P127より引用
    “ルソーは『告白』で大いに自己弁明し、そ
    れこそ驚き呆れるしかないのだが、彼の思想
    家としての名声はほとんど傷つかなかった。
    捨て子が珍しくもない時代だったからとはい
    え、彼は『エミール』で、「父親としての義
    務を果たせない者は、父親になってはいけな
    い」だの「貧困も仕事も、子どもを養育しな
    い理由にはならない」などと書いているの
    だ。”

    目次から抜粋引用
    “魑魅魍魎の宮廷世界
     芸術家という名の怪物
     宮廷の外もまた……”

     西洋文化史を研究する大学講師である著者
    による、18世紀から19世紀にかけてのヨー
    ロッパの歴史上に人物たちのエピソードを紹
    介する一冊。
     マリーアントワネットとモーツァルトとの
    接点についてからナイチンゲールについてま
    で、「怖い絵」シリーズで解説された絵を添
    えて書かれています。

     上記の引用は、ジャン・ジャック・ルソー
    について書かれた項での一文。引用のような
    立派な事を言っておきながら、自分の愛人に
    産ませた子供は全て孤児院に捨てていたそう
    です。自分を省みることが出来ないのに、よ
    くもまあ歴史に名前を残すことが出来たもの
    です。
     紳士の国というイメージがあったり、文化
    溢れる歴史があるヨーロッパの国々ですが、
    こういう生臭い人間同士のやりとりもあると
    いうことがわかると、遠くはなれていても人
    間というのは同じような事をしているのだな
    と、少し安心できます。安心していてはいけ
    ないのでしょうけれど。

    ーーーーー

  • 初読。

    「怖い絵」の中野京子によるフランス革命前後100年程の
    ヨーロッパ史一口コラム集。
    やっぱりこのくらいの年代が一番華やかで面白いなぁ
    ゴシッピィな面白さで、軽く読めて楽しめます。

    とはいえ、フランス以外、特にドイツスペインはあやふやなので、
    一通り頭に入れたらまた読み返してみようかな。
    プロイセンのフリードリヒ大王には興味あり!

  • 怖い絵が面白かったのでこちらも読んでみた。
    中野さんの世界史の本はやはり面白い。
    こういう本が高校時代にあったら世界史が好きになっていただろうな。

  • 楽しげに喋るラジオを聞いてるみたい

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著者プロフィール

早稲田大学、明治大学、洗足学園大学で非常勤講師。専攻は19世紀ドイツ文学、オペラ、バロック美術。日本ペンクラブ会員。著書に『情熱の女流「昆虫画家」——メーリアン』(講談社)、『恋に死す』(清流出版社)、『かくも罪深きオペラ』『紙幣は語る』(洋泉社)、『オペラで楽しむ名作文学』(さえら書房)など。訳書に『巨匠のデッサンシリーズ——ゴヤ』(岩崎美術社)、『訴えてやる!——ドイツ隣人間訴訟戦争』(未来社)など。

「2003年 『オペラの18世紀』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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