青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048850377

作品紹介・あらすじ

欧州貴族と日本人の間に生まれ、三大女優の一人を娶り、欧州統合を唱え一世を風靡するも、ヒトラーに追われた快男児、その名もリヒャルト・クーデンホーフ=カレルギーこと青山栄次郎。

感想・レビュー・書評

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  • 余りに脱線しすぎ。当時の欧州情勢とヒットラーの話に相当な誌面を割いて肝心のリヒャルトークーデンホーフーカレルギーについての情報がなかった。全く残念。220頁に鹿島守之助の記載あり。

  • この本、第一次世界大戦〜第二次世界大戦
    の時代の背景とかヨーロッパ諸国の動きを中心に
    書いた歴史書と言った方がいいんじゃないかってくらいw

    自分が思っている人物伝らしい、人物伝じゃなかった感はしました。
    「が」
    なかなか、知らない事も多かったし、読み易い内容だったので
    結構面白かったのが本音。

    青山栄次郎?
    はじめて、聞いた名前だけど

    そんな有名なの?とか思っちゃったけど
    明治時代とかに日本人でどこの国か忘れたけど
    ヨーロッパの伯爵の婦人になった人でこの人のおかんも
    結構有名な人みたい。

    明治時代にヨーロッパの伯爵の婦人ってw
    すんごく珍しかったらしいし気合入ったおかんだったみたい

    この人事態、何したかというと
    哲学者になるのかな?!
    ほんとにEUの礎を築いた人言って過言ではないんじゃないかと

    めっちゃざっくりな説明だが…
    この人は、第一次世界大戦のおかげでヨーロッパで国境線
    が張られバラバラのままではうまく機能しないし平和も維持できない
    ※ここらへんは本にすべて書いてアルよ

    最初、本を書いてヨーロッパを統合しようという
    パン・ヨーロッパなる本を書いてヨーロッパからたちまち
    米国、日本やロシア、中国にも広まるくらいの本を書いたらしい

    栄次郎さんは、日本名で全然日本語しゃべれないらしかったが
    すごい!と思わされたのは文で文章で世界を変えた事。思想を
    変えた事!めっちゃ感動したおっ

    実際にこの人がEUを建設したわけじゃないけど
    アーキテクトは、この人が作ったみたいなモンらしいからな〜

    何か感銘を受けました。

    本も面白かったですよ

    ムッソリーニやヒトラーの紹介とかもあったしな

    だってヒトラーって浮浪者が国家元首になったんやからな
    悪い事ばっかしたんやけどなっ

    国を動かす事に関してはすんごい高効率だったらしいけど
    やべっ

    余計な事まで書いてしまったww
    ついったー^^w

  • 2010.02.21 日本経済新聞で紹介されました。

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著者プロフィール

1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年、英国ロンドンに渡り、現地発行日本語新聞『英国ニュースダイジェスト』の記者となる。日本のメディアにも寄稿を続け、1989年には『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆で中心的な役割を果たす。1993年に帰国して以降は、フリーで執筆活動に専念している。英国史・ヨーロッパ史から軍事問題、日本国憲法、サッカーに至るまで、幅広いテーマで執筆している。また、ノンフィクションとフィクション、どちらもこなせる。2013年10月には、作家・ジャーナリスト「林信吾の地球に優しいブログ」http://ameblo.jp/gojibuji/を開設した。

「2015年 『関白・前田慶次郎 ジパング大乱』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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