うわのそら

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048850407

感想・レビュー・書評

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  • SUICAのペンギンのイラストの人だっ!

    独特な世界観です。

    ラッコ工場は、こわい~(汗)

  • ゆるい感じ。

    ほんわか優しい気持ちと、人間の負の部分多めに描かれているような気がする。
    眠っている人の夢を覗いている感覚。

  • 可愛らしいイラストですぐに読めてしまうけれど、内容はさらっと読んで面白かった!というのとは真反対だと感じました。
    普通だったら表明せずに心の中に隠しておきたくなる感情を、そっと差し出してくれるような本でした。自分の中にも確かにある感情を本の中に見つけて「坂崎さん、私もわかるよぅ〜」と言いたくなりました。
    最後の「合い言葉」を読んで、角田光代さんの「なくしたものたちの国」を思い出しました。

  • カクカクシカジカ、Suicaのペンギンなど、彼女がデザインしたキャラクターはどれも心を擽られるかわいさがある。エッセイだからと軽い気持ちで読み始めたが、意外にも泣きそうになった。自分に正直で繊細、大事なものを失わずに持っている人だ。

  • いま一番すきなイラストレータ坂崎千春氏。
    ポップな表紙、氏のイラストたちの小さな生き生き感がほのぼの伝わる。
    しかし侮るなかれ。決して、ほのぼのライトなコミックエッセイではない。

    物語はうわのそらに浮かんでいるのだ。と、思った。

  • 切ないというか痛くなる本。

  • かくかくしかジカも坂崎さんなのですね。
    現実の話や、夢の話などいろいろなお話が入ってました。
    つつましく生きている感じがします。

  • SUICAペンギンと、カクカクシカジカの生みの親のエッセイ。綺麗で、でも結構強烈な印象を残す絵で、淡々と描かれると、何でもないようなことも不思議な印象を残す。うさぎ飼いとは知らなかった。 

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著者プロフィール

絵・坂崎千春/千葉県生まれ。絵本作家・イラストレーター。東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。ステーショナリーメーカー制作室のデザイナーを経て、1998年よりフリーのイラストレーター・絵本作家として活動を始める。2001年、JR東日本のICカード「Suicaのペンギン」のキャラクターデザインをきっかけに、さまざまな企業や団体のキャラクター制作を手がける。また、絵本作家として40冊を超える作品を出版。エッセイの執筆、単行本や雑誌の装画、挿絵なども数多く手がける。

「2022年 『深谷式 中学生 漢字学習ノート 2級』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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