- Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048850407
感想・レビュー・書評
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ゆるい感じ。
ほんわか優しい気持ちと、人間の負の部分多めに描かれているような気がする。
眠っている人の夢を覗いている感覚。 -
可愛らしいイラストですぐに読めてしまうけれど、内容はさらっと読んで面白かった!というのとは真反対だと感じました。
普通だったら表明せずに心の中に隠しておきたくなる感情を、そっと差し出してくれるような本でした。自分の中にも確かにある感情を本の中に見つけて「坂崎さん、私もわかるよぅ〜」と言いたくなりました。
最後の「合い言葉」を読んで、角田光代さんの「なくしたものたちの国」を思い出しました。 -
カクカクシカジカ、Suicaのペンギンなど、彼女がデザインしたキャラクターはどれも心を擽られるかわいさがある。エッセイだからと軽い気持ちで読み始めたが、意外にも泣きそうになった。自分に正直で繊細、大事なものを失わずに持っている人だ。
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いま一番すきなイラストレータ坂崎千春氏。
ポップな表紙、氏のイラストたちの小さな生き生き感がほのぼの伝わる。
しかし侮るなかれ。決して、ほのぼのライトなコミックエッセイではない。
物語はうわのそらに浮かんでいるのだ。と、思った。 -
切ないというか痛くなる本。
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かくかくしかジカも坂崎さんなのですね。
現実の話や、夢の話などいろいろなお話が入ってました。
つつましく生きている感じがします。 -
SUICAペンギンと、カクカクシカジカの生みの親のエッセイ。綺麗で、でも結構強烈な印象を残す絵で、淡々と描かれると、何でもないようなことも不思議な印象を残す。うさぎ飼いとは知らなかった。