“うつ”と戦わない生き方

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著者 : 高田明和
  • 角川書店 (2010年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048850650

“うつ”と戦わない生き方の感想・レビュー・書評

  • さらっと読める。

    軽・中度のうつ病の治療はカウンセリングが主であるべきなのに、日本の治療は薬偏重になっている、薬は効果がないことも多く、むしろ害になることもある。ずっと、なんとなく感じていたことが、研究結果や症例などをふまえて、きちんと文章化されており、大変腑に落ちた。

  • 「うつ病は心の病」という立場をとる著者の本。
    ざっとしか読んでいませんが、勇気づけられる文章がいくつかありました。

  • うつは薬では治らない,というお話。

  • 本書の半分は、日本の抗鬱剤処方(ときに、大量の)に対する批判です。
    論調は穏やかなのですが、繰り返し、あらゆるデータを駆使して語られる薬批判に、
    あぁ、よっぽっど薬、嫌いなんだね・・・と。


    では、「戦わず」して、どう対処するか。
    ベースとなるのは、認知行動療法なのかな?
    「行動を変える」
    「考え方を変える」ということです。
    欧米では、そのためのカウンセリングが有効活用されている、といった内容でした。
    (本書は、認知行動療法を解説するものではありませんが)


    印象に残ったのは、下記の文。


    『あなたが何かを感ずるときに、感情は一瞬にして生まれるわけですから、その感情を変えることは不可能と思われるかもしれません。しかし、よく考えてみてください。今、外界で起きていること自体には、何も意味はないのです。その出来事に意味をつけているのはあなた自身です。その結果、あなたは明るくもなり、暗くもなるのです。解釈の結果が感情になるのです。あなたの心の思いが感情を生んだのです』


    そう、まさに
    『感情は一瞬にして生まれるわけですから、その感情を変えることは不可能と思われる』のです。


    だって、気温35度の屋外に出た。
    「暑い!」
    この感情を変えられますか?
    むー。
    しかし、この論調で行くと、
    「35度の気温」がただの出来事。
    「暑い」というのが、解釈の結果の感情、でしょうか。


    少し例えを変えてみましょうか。
    事実「土砂降りの雨だ」
    →「外に出るのが億劫」
    ・・・ですが、別の解釈から見ると、
    「水不足解消! ヤッター!」
    とも、たしかに思えますね。


    著者の考え方を完璧にマスター出来たとは思えませんが、
    本作を通して、認知行動療法に興味を持ちました。
    本作は認知行動療法の本ではないので、
    さっそく今、「はじめての認知行動療法」という本を読み始めています。


    いつか、この本が、
    「うつのぐるぐる思想から脱出する第一歩になった」
    と、思える日が来るといいな。

  • 9784048850650 191p 2010・7・10 初版
    △うーん?もしかしたら読むのを断念する人も多いのでは?タイトル通りに戦えるだろうかという思いがします。
    うつの治療の一つの方法として読む姿勢が必要かも。理論的にはこうすれば治ると納得はするが、同時にうつの治療法は一人ひとり違うから理論どうりにはいかないのだなあと感じる内容。

  • うつ病に対する明確なアプローチ

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“うつ”と戦わない生き方の作品紹介

なぜ日本は「うつ病」大国か?どうすれば、うつ病を防ぎ、発症してしまったらいかに症状を悪化させないで回復に向かわせるかということを、日本のうつ病治療の現状、イギリスやアメリカでのうつ病治療の考え方と医療現場レポート、私の提唱するうつ病からの脱出法などを通じて明らかにしていきます。

“うつ”と戦わない生き方はこんな本です

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