煉獄姫 四幕 (電撃文庫 ふ 7-26)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.98
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本棚登録 : 180
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048860871

作品紹介・あらすじ

正統丁字教の総本山である法王庁の特務組織"奇跡認定局"が、ついに瑩国転覆のため動きだした。実行部隊"使徒"と人造人間キリエによって、議員や貴族たちを標的とした無差別暗殺計画が進められていく。瑩国は抗う術なく、徐々に国力を削られ始めた。更にはこの混乱に乗じ、ユヴィオールたちもまた違った思惑のもとに水面下で暗躍する。イオ=テリーヌの前に姿を現したアイリス=キャリエルの笑みは、同郷の輩に再会した喜びか、或いは"魔剣の母"としての狂気なのか。そして混乱していく状況の中、フォグとアルトは-。薄闇の幻想物語、緊迫の第四幕。

感想・レビュー・書評

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  • おおおお…最後どうなるの…?
    トリエラさん…。

    出てくる人達みんななかなか好きです。敵も味方も。
    キリエさん…目玉潰すなよ…恐ろしいな…。

    フォグとアルトの連携もなかなか見事でした。この二人の関係も大好きです。

    いろいろあってなに書いたらいいかわからない…。
    次巻も楽しみにしてます。

  • アルトの成長が読んでいて微笑ましいです。
    グロテスクな部分もありますが、読みやすいです。
    登場人物の秘密が少しずつわかってきて、さらに面白くなってきてますね。バトルシーンも多く、次巻も楽しみです。

  • 法王庁とユヴィオール達の手によって、国力を大きくそがれる榮国。
    こんなに気になる所で話が途切れるのって、
    藤原先生の本じゃ初めてじゃないかと思うのですが。
    色々な秘密が、うっすらと分かり始めるこの頃が、
    一番色々気になりますよね。
    レイドが云うように、ニーナみたいなお嬢さんが心のタガを外すと
    とんでもない凶ヒロインになるので、其れが個人的に楽しみでした。
    キリエによって彼女の最大の武器である利き目が奪われ、
    それでも命は奪わない所は流石だなと思いました。
    トリエラも割と冷静に心を狂わせていましたが、
    ドラゴンのイパーシが敗れたらどうなるのか楽しみでしたね。
    今回もハラハラしながら、最後まで楽しめました。

  •  うわあああ トリエラさんがやんでるよ。 ちょっとグロい部分はわかっていたけれど。 なかなかよい動きをしてくれそうで期待です。

  • 要所要所が藤原祐テイスト.相手が主役級だろうが死亡フラグ立てたら容赦ないので,イオさん大ピンチの時は読みながら息を呑んでしまった.分かり易い壊れ方より分かりにくい壊れ方をしているキャラがおぞましい.1巻では最も足下が覚束なかったフォグが,今巻で清々しく成長していて,そこは読んでて微笑ましかった.人をくったようなユヴィオールが結構いい味出していると思う.

  • いよいよ大きく動き出す物語。ちゃんとキャラクターがそれを引っ張っているのがよい。どちらにでも転びそうな展開だなあ

  • 第4巻を読破。

    表紙がイオさん&アイリスさんで。

    口絵イラストには殺戮博士さんと一緒のやつがあって。

    本文読んでいたら、なんだか「イオさん離脱か!?」と不安になってしまいました。

    なので、肝心なシーンでは本気で「イオさん逃げて! ちょー逃げて!!」と思ったり。

    ツイッターでも叫んでいました(^-^;)

    フォグたちの味方だった人が敵になったりしていくものだから、すっごく不安で心配でした。

    助かったときはほんと安心した。

    それにしても今回は怒涛の展開。

    時間経過は一ヶ月とかだけど、その分事件が濃密というか……。

    トリエラさんが再登場したのですが、清々しく狂っていて怖かったです。

    ユヴィオールなんかより、新しい煉獄の生物を造れちゃうトリエラさんが強敵か?

    などと思ったり。

    あ、でもユヴィオールってもしかしてアレなんだろうか。

    なんかそんな感じがしたんですが……どうなんだろう。

    今回で一番成長したのはやっぱりアルトかな?

    1巻から比べるとほんとすっごく成長してる。

    あ、精神的にという意味で。

    フォグとの連携とか、フォグへの思いやりとか。

    それにしても、やっぱりフォグたちは圧倒的に協力者が少なすぎるよ……。

    アイリスさん、仲間になってくれないかなあ。

    無理かなあ。

    あの人、中にアノ人いるしなあ(^-^;)

    とんでもない場面で次巻へと続いちゃってるので、どきどきしながら待ってます。

  • 予想はできたものの、実際に出されると苦笑するというか。

    途中ではさすがこの作者、はんぱねぇ。とか思ったりもしたけどな。
    いいキャラだし、見送ったのかねぇ。

  • 世界観の紡ぎ方から、話の展開はあらためて見事だと思う。
    敵も味方もご都合主義的な展開や、
    明らかに不自然な流れでないのが、
    個人的には読んでいてとても嬉しく思う。

    しかしまぁ今回はとんでもないところで終わったな……次巻が出るのが半年以上先とか待ち遠しすぎる。

  • 段々ととがった表現は鳴りを潜めている。

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著者プロフィール

電撃文庫『ルナティック・ムーン』にてデビュー。他著書に『レジンキャストミルク』『鮮血のエルフ』など。独特の文体とハードでシリアスな作風でコアなファンを持つ。

「2017年 『ファイナルファンタジーXIV きみの傷とぼくらの絆 ~ON(THE NOVEL)LINE~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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