ビッグデータ革命 無数のつぶやきと位置情報から生まれる日本型イノベーションの新潮流
- アスキー・メディアワークス (2012年3月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048862196
作品紹介・あらすじ
クラウド時代に必須のITビジネス戦略とは何か?「全力案内!」「TRUE TELLER」が解き明かした生活者の本当のニーズ。
感想・レビュー・書評
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とにかく(弊社の本としては)読みやすい。1章ではビックデータの流れをギャング・オブ・フォー(Google"
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消費者接点のデータ、位置データやつぶやきデータがより重要になる
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2013年11月14日読了。2012年刊行の、野村総研によるビッグデータに関するビジネスの潮流を、自身が手がける「全力案内!」「TRUE TELLER」などのビッグデータサービスの実例とともに説明する本。ビッグデータとは、テキストやGPS位置情報のログ、購買履歴からサイト閲覧ログ、つぶやきといった膨大な「非構造化データ」のこと。構造化だろうが非構造化だろうが、データを分析して有意な仮説を見出すのはまさに砂から砂金の粒を探し出すようなもの、データからノイズを除き、構造化データに落とし込み、その上で仮説に基づいてデータを分析してあれやこれや・・・というスキルが必要になるもののようだ。従来のデータが文字通り「ビッグ」になっただけで、企業がやるべきことは別に変わらん、とも言えるが、量の爆発的な増大・変化はすなわち質の変化をもたらす、ということか。終章における、日本企業のビッグデータへの取り組みの意識の低さには暗澹たる気持ちにさせられるが、2013年の現在ではどうなっているのだろうか?
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野村総研の事例紹介が中心
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ビッグデータを既に活用している事例が紹介されている。今後の流れを読む上で役に立つような内容。
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途中から野村総研が開発したソフトの宣伝本になっていた…
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ビッグデータというのは何か、分からない人向けの入門書だと思う。
類書を何冊か読んでいたためか、実例で挙げられていたことは知っていたこともあった。類書に比べて、分析方法などの技術面の記述は少なく、こんなこともできるんです。という書き方になっているのは、読む人によってはよいのか、悪いのかが分かれるところだと思う。
2章と3章は、位置データを使ったナビシステムやその解析、テキスト理マイニングを使った分析など野村総研の実例なので、そのあたりも個人的には多くの実例を挙げてほしかったと思う。 -
野村総研の研究成果を元にビッグデータを解説するという内容なので、同じく野村総研の人が書いた「ビッグデータビジネスの時代」という本を以前読んでいたこともあって、あまり目新しい内容はありませんでした。ビッグデータの本質に切り込んでいくという意味では物足りないですが、入門書という位置づけで読む分には良いと思います。
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技術本の類ではない。
本書は「ビッグデータって言葉は耳にするけど、何? どういう使い道があるの?」という人向けの内容となっており、それを野村総合研究所の事例と共に紹介している。 -
ビッグデータのビジネス面の内容は1章と4章。事例で多少目新しいものはあったものの、日々、ビジネス系サイトでのビッグデータ関連記事と「ビッグデータビジネスの時代」を読んでいたためか、あまり目新しい事例や視点は無い印象。
2章、3章は「全力案内!」と「TRUE TELLER」の取組み紹介で、具体的で分かり易くはあるが、書籍タイトルから期待する内容からは、偏り•ギャップを感じる。